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アンバサダーの伍代夏子氏が静岡県富士市を訪問ペット同室避難ができる避難所設置をお願い

PR TIMES / 2024年6月10日 13時15分



 「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」は2023年7月より歌手の伍代夏子氏が、 突如訪れる災害時に備えて、人とペットが安心して同じ室内に避難できる社会の実現を目指し、災害時の備えだけでなく、同室避難に対する飼い主の意識を高めるお手伝いと、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していくことを目的として活動しております。
 この度、6月2日(日)に、アンバサダーの伍代夏子氏が静岡県富士市を訪問し、小長井市長らと意見交換会を行いました。
また、富士市交流プラザで開催された「能登半島地震に学ぶ同室避難の必要性」の講演会に出演し、プロジェクト立ち上げのきっかけや、ペット同室避難の重要性を来場者に向け話しました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/126342/15/resize/d126342-15-62ffd77e5ea856a916ac-0.jpg ]


■伍代氏「わが子同然のペットと一緒に避難できる場所の確保をしていただきたい。 」
 富士市では、ペットとの避難については原則同行避難として避難所マニュアルを制定していること、また、現在1万5千頭ほどの犬が登録されている状況を知った伍代氏は、「全国どこにでもペットを飼っている方はたくさんいる。(飼い主は)家族が一緒に避難するのと同じで、わが子同然の家族であるペットも一緒に避難したいと思う。避難所になりうる施設又は、ほかの施設でペットと同室避難ができる場所の確保をしてほしい。」と市長にお願いしました。

 また、意見交換には、災害時にペットの捜索や救助を行う「チームうーにゃん」の代表であり、ペット同室避難の重要性を訴えているうさ氏も参加しました。うさ氏は「(現状の避難所マニュアルの)ペットの“同行避難”は、人とペットを分けないと問題が起きることが前提とされていると思う」と話した上で、「災害が起きて、環境が変わり、ペットも怖い思いをしている。そんな中、飼い主と切り離された方が問題は起きます。」と伝えた。また、「ペットを連れて避難所に逃げたが、避難先でペットは中に入れず、自宅に戻った方や、ペットは入れないから、最初から避難せずに亡くなる方がいた。避難所が家族としてペットを受け入れてくれれば、助かる命もたくさんある。」と実際に被災地で見た経験を話し、「いろんな家族のカタチがある。人も動物も同じ家族。その家族ごと大切にしてもらえる、同室避難できる場所を実現してほしい。」と訴えました。

「能登半島地震に学ぶ同室避難の必要性」の講演会の主催である「人にも動物にも優しい富士市の会」の代表を務める関氏も富士市へ意見を述べた。関氏は、自身が能登半島の同室避難所を実際に訪れた時のことついて「避難所は本当にペットがいるのかと思うくらい、とても静かだった。飼い主と一緒に居ることができて、ペットも安心して避難所生活が送れる。」と伝えた。
ペット同室避難所の実現に向けた避難場所の選定については「公民館や民間施設の会議室などを同室避難所にすることはできないか?同室避難は、人の命を救うための手段の一つだと思います」と提案しました。

■小長井市長「同室避難ができる可能性を探っていきたい」
 それぞれの話を聞いた小長井市長は、「現状は、同行避難の実施であり、体育館は避難所として使用するが、あくまでも教育施設のため、子供たちへ教育を与える場として教室などの使用は想定していない。」としたうえで、「空き教室や、公共施設、民間企業の施設利用など、同室避難ができる可能性があれば、探っていきたい。」とし、伍代氏から「ペットと同室で避難できる施設が、とりあえず一か所あるだけで飼っている人は安心できる。そこからだんだんと、同室避難ができる避難所が増えていけば嬉しい」と伝えられ、「一か所だけだと、殺到してしまい混乱が起きてしまう可能性もある。その辺も含めて考えていかなければと思う。」と話しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/126342/15/resize/d126342-15-960bc5d5c51173a63bd3-1.png ]



■「能登半島地震に学ぶ同室避難の必要性」に出席
 伍代氏は、「能登半島地震に学ぶ同室避難の必要性」の講演会にスペシャルゲストとして参加し、プロジェクト立ち上げのきっかけや、想い、これまでの炊き出しの経験などについて語りました。伍代氏が東日本大震災の炊き出し時に出会った、ペットと外で暖を取っていた少女の話や、ペットがいるからと避難所に入れずに、自宅に戻ったことで、津波にさらわれてしまった方がいることを伝えたうえで、「ペットは大切な家族です。そんな家族と一緒に避難できないのはとても辛いこと。一緒の部屋に避難できることが当たり前の社会になっていくようこれからも活動していきたい」と決意を述べました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/126342/15/resize/d126342-15-caf8114f09856956b489-1.jpg ]


「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」とは?
突如訪れる災害に備えて、人とペットが安心して、同じ室内へ避難できる社会へ。
日本では多くの家族でペットを飼っており、ペットを家族の一員として大切にしています。
しかし「同室避難」についての意識はまだまだ浸透していません。
このプロジェクトでは、災害時に備えだけでなく、同室避難に対する飼い主の意識を高める
お手伝いと、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していきます。



■開催概要
■催事名1.:富士市訪問 
■日時  :2024年6月2日(日)
■開催場所:富士市交流プラザ
■出席者 :富士市市長 小長井 義正 氏
      りく・なつ同室避難推進プロジェクトアンバサダー 伍代 夏子 氏
      富士市市議会議員 関 明美 氏
      動物レスキュー「チームうーにゃん」代表 うさ 氏
      富士市防災危機管理課課長 市川 禎久 氏
      富士市環境総務課課長 寺田 孝徳 氏


■催事名2.:「能登半島地震に学ぶ同室避難の必要性」の出演
■日時  :2024年6月2日(日)
■開催場所:富士市交流プラザ(多目的ホール)
■出席者 :りく・なつ同室避難推進プロジェクトアンバサダー 伍代 夏子 氏
      富士市市議会議員 関 明美 氏
      動物レスキュー「チームうーにゃん」代表 うさ 氏

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