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【小学生の荷物の重さとランドセルに関する調査結果】脱ゆとり教育の小学生、平均6kgのランドセルで通学※1

PR TIMES / 2018年6月6日 16時1分

ランドセルの専門家がからだに負担をかけないランドセル選び、背負い方を推奨

ランドセルメーカーの株式会社セイバン(本社:兵庫県たつの市 代表取締役社長:泉 貴章 以下 「セイバン」)は、以前より独自の技術とノウハウを用いて、重い荷物を入れて背負った時に、からだへの負担が少ないランドセルづくりを目指してまいりました。
近年、小学生が背負う荷物が重く、肩こりや腰痛になる子どもがいることを受け、今後もこの問題への関心は高まってくると推察し、全国の小学1~6年生のランドセルを使用する子どもとその母親を対象に、小学生が実際にどれくらいの重量の荷物を背負って通学しているのか、またどれくらいの小学生が「痛み」を感じているかについて調査しました。
【調査方法:インターネット調査、調査期間:2018年3月28日(水)~29日(木)、サンプル数:2,000】
※1:6kgは、1週間のうち、最も重い日のランドセルの平均重量となります。



【調査総括】
■1週間のうち、ランドセルが最も重い日の荷物の重量は、平均で約4.7kg。
ランドセルの重さも含めると平均約6kgのランドセルを背負って登校している。
■平均通学時間(片道)は徒歩15分程度だが、通学に20分以上かかる小学生も約3割占める。
■小学生の約3割が、ランドセルを背負って「痛み」を感じる。
■母親がランドセル購入時に重視したポイントは、1位「丈夫そう」、2位「子どもが安心して使えそう」、3位「使いやすそう」であった一方、重い教材を入れてランドセルを背負う際に欠かせないポイントである「からだにフィットしそう」は7位と優先度は低かった。
■「子どものからだに沿わせて肩ベルトの長さを調節している」を回答した割合は66.2%。

子どもの身長は、小学校6年間で平均約30cm伸びると言われています。ランドセルは、そのような著しく成長する児童期にほぼ毎日使用することから、お子さまへのからだへの負担を少しでも減らすために、「からだに負担をかけないランドセル選び」と「からだに負担をかけない背負い方」をすることが大切です。
セイバンは、今回の調査結果を踏まえ、今後もお子さまの成長を支えるランドセルを開発・製造し続け、さらに正しいランドセル選び、背負い方の啓発を行ってまいります。

■1週間のうち、ランドセルが最も重い日の荷物の重量は平均で約4.7kg。
ランドセルの重さも含めると平均約6kgにまで達することが明らかに。
1週間のうち、ランドセルが最も重い日の荷物の重量は、平均で約4.7kgとなりました。さらにここからランドセル本体の重量もプラスされるため、重い日では平均で約6kgのランドセルを背負って通学していることになります。学齢があがるほど荷物の重量も増える傾向が見られ、小学1年生では平均約3.7kg、小学6年生では平均約5.4kgにまで達しています。近年問題視されている通り、小学生が重たい荷物を背負っていることが分かりました。
※調査は学期末に行ったため、通常よりも重たい状態でお答えいただいた可能性もあります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-763814-0.jpg ]

■小学生の約95%は徒歩で通学。
平均通学時間(片道)は15分程度だが、通学に20分以上かかる小学生も約3割占める。
通学手段はほぼ全員が徒歩で通学されており、バス、電車などの公共交通機関利用者はわずかとなりました。通学時間は、「10~15分未満」が25%で最多。平均通学時間は15分程度ですが、20分以上かかるお子さまも27.1%いることが分かりました。往復にすると毎日40分以上、重い荷物を背負って歩くことになり、成長期である小学生のからだへの影響が気掛かりです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-360965-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-341208-2.jpg ]

■小学生の約3割がランドセルを背負って「痛み」を感じる。
ランドセルを背負った時に痛みを感じる部分を調べたところ、約7割(68.8%)の方が「とくにない」と回答しました。一方で、約3割(31.2%)の方がどこかに痛みを感じていることがわかりました。痛みとして最も多く上がる部分は、「首の付け根」が11.6%、次いで「首の後ろ」が10.7%と、”首まわり”に痛みを感じる割合が高いことが見て取れます。
最近話題となっている小学生の「腰痛」や「肩こり」問題を受けて、腰と肩に痛みを感じている割合に注目してみると、「腰」と回答した方が3.4%、「肩」と回答した方は1%未満と少なく、「その他」の中に含まれています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-738166-3.jpg ]
■母親がランドセル購入時に最も重視しているのは、1位「丈夫そう」、2位「子どもが安心して使えそう」、3位「使いやすそう」
ランドセルの購入時に最も重視している点を聞くと、1位「丈夫そう」、2位「子どもが安心して使えそう」、3位「使いやすそう」の順となっており、6年間毎日使用することと、実際に使用されるお子さまのことを考えて判断している傾向が見えます。一方で、「からだにフィットしそう」は大きく下回り、7位となりました。全体的な傾向として、重い教材を入れて背負う際に欠かせないポイントである“からだにフィットするかどうか”を重視して選んだ割合が少ないことが明らかになりました。[画像5: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-936316-5.jpg ]

※セイバン調べ
2017年11月実施
2018年4月に小学校入学するお子さまをお持ちの保護者の方へのインターネット調査(n=1,500)

※「からだにフィットする」ランドセルを選ぶことの重要性
背中とランドセルに隙間があると、ランドセルの重さで後ろに引っ張られるので前傾姿勢になり、肩や腰への負担が大きくなります。ランドセルと背中に隙間がなく密着していると、下に引っ張られるため自然な姿勢が保てる他、肩・腰・背中全体で重さを分散させながら背負うことができるので、からだに負担がかかりにくくなります。
また、肩ベルトや背中の部分の接触面積が広くからだにフィットしていることで荷重を分散し、実際の重さより軽く感じることができます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-983853-7.jpg ]

■肩ベルトの調節穴の位置は学齢での差があまり見られず、成長に応じた調節を行っていない可能性が見て取れた。
■「子どものからだに沿わせて肩ベルトの長さを調節している」割合は66.2%
次に使用中のランドセルの調節状況を尋ねると、小学校入学から卒業までに身長は約30cm伸びると言われますが、使用しているランドセルの肩ベルトの穴の位置は学齢ごとの差があまりみられず、成長するからだに合わせてこまめな調節を行っていないことがわかりました。
また、肩ベルトの長さを調節する際に、正しい調節方法である「子どものからだに沿わせて調節している」を回答した割合は66.2%で、今後も成長に応じた正しい背負い方を啓蒙していく必要性があると確認できました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-537828-4.jpg ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-385245-6.jpg ]

子どもの身長は、小学校6年間で平均約30cm伸びると言われています。ランドセルは、そのような著しく成長する児童期にほぼ毎日使用することから、お子さまへのからだへの負担を少しでも減らすために、「からだに負担をかけないランドセル選び」と「からだに負担をかけない背負い方」を行うことが大切です。
なお、からだにフィットするランドセルを選ぶことや、正しい背負い方をすることでからだへの負担は軽減されます。

【ランドセルの専門家 『ランドセルコンシェルジュ』 推奨~からだに負担をかけないランドセルの選び方と背負い方~】
からだにフィットするランドセルを選ぶことや、成長に応じた正しい背負い方をすることで、からだへの負担は軽減されます。セイバンでは各直営店に常駐するランドセル選びの専門家『ランドセルコンシェルジュ』がランドセルの正しい背負い方やお子さまのからだに合ったランドセルの選び方をアドバイスしています。
[画像9: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-137867-8.jpg ]


≪からだに負担をかけないランドセル選びのポイント≫
1.背中とランドセルの間に隙間はない?
背中とランドセルに隙間があると、ランドセルの重さで後ろに引っ張られるので前傾姿勢になり、肩や腰への負担が大きくなります。ランドセルと背中に隙間がなく密着していると、下に引っ張られるため自然な姿勢が保てる他、肩・腰・背中全体で重さを分散させながら背負うことができるので、からだに負担がかかりにくくなります。
[画像10: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-983853-7.jpg ]


2.肩ベルトと背中のフィット性、クッション性を確かめよう!
最も荷重がかかる肩ベルトや背中の部分は、できるだけ接触面積が広くなり荷重を分散する構造のものや、クッション性に富んでいるものを選ぶと良いでしょう。
[画像11: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-561464-9.jpg ]


3.歩いたり跳ねたりした時のランドセルの安定感は?
安定感のないランドセルを背負って歩いたり走ったりすると、姿勢が崩れたり、自然と安定感を求めて肩ベルトを持ちたがります。お子さまが動いた時に肩ベルトに手を添わせなくても、横揺れが少なく、グラつかないものを選びましょう。

4.からだに金具があたらない?
下ベルトが脇腹、横腹に当たるなど、金具がからだにあたって痛みを感じると、その痛みから逃れるため背負う際に姿勢がくずれてしまいます。

5.重りを入れてチェック!
上記の項目をチェックする時には、実際に使用する教材の重さを想定した重りを入れることが重要です。小学校1年生の5時間授業では約2kgの教材を使用します。売場に重りがない時は、500mlのペットボトルを2、3本で代用しましょう。

≪からだに負担をかけない背負い方のポイント≫
1.お子さまの服装や成長に応じてこまめにベルトの長さを調節しましょう。
お子さまの体型によっても異なりますが、目安として、小学校1年生の薄着の季節は上から2番目、厚着の季節は上から4番目、小学校6年生は上から6番目となります。背負った時にランドセルが地面に対して垂直になっているか、 背中にピッタリしているかをチェックしながら、調節してください。
[画像12: https://prtimes.jp/i/10024/16/resize/d10024-16-463353-10.jpg ]

2.重い荷物は背中側、軽い荷物は表側を意識して
重い荷物はできるだけからだにくっつけると歩行時にふらつくことがなく、また余計な体力を使わないのでからだの負担が軽減されます。

3.荷物は隙間なく、つめるとGOOD!
ランドセルの中で教材を遊ばせないようにすると、背負う時に無駄な力が必要にならず、より少ない力で背負うことができます。教材が少なくスペースが空いてしまう場合は、教材がグラつかないようにタオルなどかさばって軽いものを入れると良いでしょう。

【株式会社セイバン 概要】
名称  :株式会社セイバン
本社  :兵庫県たつの市揖保川町山津屋140-14
代表  :代表取締役社長 泉 貴章
URL   :https://www.seiban.co.jp/

セイバンは2019年に創業100周年を迎えます。
1919年(大正8年)、兵庫県たつの市御津町出身の泉亀吉が大阪で泉亀吉商店を開業。当時は、播磨産の皮革を材料に、御津町室津の漁師らが冬場につくった財布やカバン、キセル入れなどを販売していたのが始まりでした。
1946年からランドセルをつくり始めて約70年間、お子さまのことを第一に考えたランドセルを製造・開発・販売しております。2000年から3年間かけて、実際の重さより軽く感じる機能「天使のはね」を開発し、2003年に発売開始。この「天使のはね」の開発をきっかけに、重い荷物を入れてランドセルを背負った時に負担が少ないランドセルづくりに注力し、さまざまな機能を開発・搭載してまいりました。今後も「子ども想い品質」の製品をお客さまにお届けいたします。


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