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コットン素材を再利用したバイオマスプラスチックペレット「CottResin(R)」(コットレジン)を開発

PR TIMES / 2024年5月20日 14時45分



2024年5月20日
シキボウ株式会社

シキボウ株式会社(代表取締役社長執行役員 尻家正博)は、循環経済への移行およびカーボンニュートラルに向けた取組みとして、従来廃棄されているコットン素材を再利用したバイオマスプラスチックペレット「CottResin(R)」(コットレジン)を開発しました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/12869/16/resize/d12869-16-1168e847ac26305721b6-0.jpg ]



1.開発の背景
 循環経済への移行およびカーボンニュートラルの達成が求められるなか、繊維業界は大量生産・消費・廃棄のリニアエコノミーの典型となっています。国内の繊維製品の廃棄量は年間約73万トンとも言われ、その廃棄物の一部はリサイクルや再利用されていますが、まだ大半が焼却や埋め立てられ処分されています。
 また、プラスチック業界においても、バイオマス化は海外メーカーへの依存が高いことや原料となる食物生産への影響が懸念され、ケミカルリサイクルは環境に対する負荷などの課題があります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/12869/16/resize/d12869-16-0602bf8c24d70af2e396-1.jpg ]

 今回、従来廃棄されていたコットン素材をミクロサイズまで細かくし、ポリプロピレン樹脂と混ぜる開発を進める中で、ポリプロピレン100%の商品に比べて、物性が向上するデータを得ました。
本開発は、繊維業界およびプラスチック業界の課題解決に
寄与するものと考えます。

2.「CottResin(R)」の特長
 「CottResin(R)」は、物性のアップにより従来のプラスチック製品はもちろん、より強度や耐久性に優れた成形品が得られると期待されます。
また、物性のアップは薄肉化にも貢献し、樹脂の使用量削減や軽量化が見込めます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12869/16/resize/d12869-16-1a02ec726217ae00bee3-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/12869/16/resize/d12869-16-144378e0c6ff1fa175c4-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/12869/16/resize/d12869-16-ad8da10b7552eb612023-4.jpg ]







[画像6: https://prtimes.jp/i/12869/16/resize/d12869-16-95ddd5be9223c5282422-6.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/12869/16/resize/d12869-16-15a9510c2e0612823ebb-5.jpg ]




この「CottResin(R)」の製造技術は、特許出願済みです。
また、一般社団法人 日本有機資源協会の「バイオマスマーク」を取得しております。




3.今後の展開
 「CottResin(R)」は、プラスチックが使用される自動車部品、電化製品、建材などの幅広い用途が想定されます。当社はこの技術を事業化レベルに確立するための取組みを進め、販売目標は3年後3億円を目指しております。
また5月22日~24日に東京ビッグサイトで開催される「2024NEW環境展」に出展します。

当社は「CottResin(R)」が持続可能性や環境への配慮に関心を持つ市場で受け入れられると期待しています。

以上
シキボウ株式会社 https://www.shikibo.co.jp/

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