総額14.4億円の資金調達を実施
PR TIMES / 2021年9月29日 18時45分
酪農デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)のリーディングカンパニー、株式会社ファームノートホールディングス(本社:北海道帯広市、代表取締役 小林晋也 以下、ファームノートHD)は、未来創生2号ファンド、マイナビ、丸紅、前田工繊キャピタル、千葉道場2号投資事業有限責任組合、中部飼料、SMBCベンチャーキャピタル6号投資事業有限責任組合、KOBASHI HOLDINGS、萩原建設工業、イノベーション・エンジンPOC第2号投資事業有限責任組合などを引受先とした第三者割当増資により、総額14.4億円の資金調達が完了したことをご報告します。なお、今回を含む累計での資金調達額は総額で約44億円となります。
[画像: https://prtimes.jp/i/39111/16/resize/d39111-16-74eff0be3a1f1481bf36-0.png ]
■主な引受先の概要(順不同)
・未来創生2号ファンド
運営者:スパークス・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿部 修平)
・株式会社マイナビ
本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:中川 信行
・丸紅株式会社
本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柿木 真澄
・前田工繊キャピタル合同会社
本社:福井県坂井市、代表社員:前田工繊株式会社
・千葉道場2号投資事業有限責任組合
無限責任組合員:千葉道場株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:千葉 功太郎)
・中部飼料株式会社
本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:平野 晴信
・SMBCベンチャーキャピタル6号投資事業有限責任組合
無限責任組合員:SMBCベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:落合 昭)
・KOBASHI HOLDINGS株式会社
本社:岡山県岡山市、代表取締役社長 小橋 正次郎
・萩原建設工業株式会社
本社:北海道帯広市、代表取締役社長:萩原 一利
・イノベーション・エンジンPOC第2号投資事業有限責任組合
無限責任組合員:イノベーション・エンジン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐野 睦典)
・その他、個人・事業会社など
■資金調達の目的
ファームノートHDは、完全子会社の株式会社ファームノート(以下、ファームノート)を通じて、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」、「Internet of Animals (※2)」を実現する牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を提供しています。Farmnote製品の有償ユーザー数は約1,600生産者、契約頭数約32万頭(2021年8月時点、参考:日本の飼養頭数380万頭)まで成長いたしました。また、子会社の株式会社ファームノートデーリィプラットフォーム(以下、ファームノートDP)は、2020年8月に自社牧場による生乳生産を開始しました。牛舎設計やロボット搾乳といったリアル技術とFarmnote製品等のデジタル技術を統合し、労働生産性は国内平均の2倍以上を実現。設立8ヶ月でEBITDA黒字を達成しました。
今回の資金調達は、1.酪農DXを実現するための製品群強化と拡大に向けたシステム開発投資、2.顧客基盤拡大ならびに既存顧客の継続課金収入(ARR)の増加に向けた営業体制強化とマーケティング投資、3.酪農生産事業の拡大と酪農DXプラットフォーム構築(設備・開発投資)に充当する予定です。
■ファームノートホールディングスについて
ファームノートHDは『「生きる」を、つなぐ。』をビジョンに、事業の創出を通じて社会課題の解決を目指しています。傘下に農業IoTソリューション事業を展開する株式会社ファームノート、自社牧場による酪農事業を展開する株式会社ファームノートデーリィプラットフォームを有する純粋持株会社です。2019年には第5回「日本ベンチャー大賞・農林水産大臣賞」(主催:経済産業省、農林水産省、オープンイノベーションベンチャー創造協議会)のほか、第17回「日本イノベーター大賞・日経ビジネスRaise賞」(主催:日経BP)を受賞。2020年に第8回「ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞」をそれぞれ受賞いたしました。
■ファームノートについて
「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに、農業とインターネットを融合させることで競争力が高い農業を実現することで産業構造を変え、世界の食糧問題解決を目指しています。クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」と牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を展開しています。
■ファームノートデーリィプラットフォームについて
酪農DXの実践牧場として2020年8月に北海道標津郡中標津町に酪農生産を開始。牛舎設計やロボット搾乳といったリアル技術とFarmnote製品等のデジタル技術を統合し、牛と人が快適に働ける牧場づくりに取り組んでいます。
※1)従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、車、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組み。Internet of Thingsの略。
※2)経済動物をセンサーでインターネットにつなぎ、人の目を介さずに人工知能により動物の状態を検知し、最適な飼養管理を実現する技術です。ファームノートが提唱。
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