VRアニメーション『Beat』がバンクーバー国際映画祭「VIFF Immersed 2021」部門のアニメーションカテゴリーで受賞
PR TIMES / 2021年10月7日 19時15分
株式会社CinemaLeapと株式会社WOWOWが共同製作を行った、伊東ケイスケ監督によるVRアニメーション『Beat』は、第40回バンクーバー国際映画祭「VIFF Immersed 2021」部門のアニメーションカテゴリーで受賞しました。バンクーバー国際映画祭(VIFF)は、本年で40 回を迎える歴史ある映画祭で、2021年10月1日(金)~11日(月)まで開催されます。
株式会社CinemaLeap(本社:東京都品川区、代表取締役:大橋哲也、以下「CinemaLeap」)と株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:田中 晃)が共同製作を行った、伊東ケイスケ監督によるVRアニメーション『Beat』は、第40回バンクーバー国際映画祭「VIFF Immersed 2021」部門のアニメーションカテゴリーで受賞しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45020/16/resize/d45020-16-2372e63a96d187fbf3e8-0.jpg ]
バンクーバー国際映画祭(VIFF)は、本年で40 回を迎える歴史ある映画祭で、2021年10月1日(金)~11日(月)まで開催されます。インディペンデント監督の発掘に力を入れている映画祭として、70 カ国以上の国と地域から作品応募が集まり、毎年約300作品が上映されています。XRテクノロジーを利用したダイナミックなストーリーテリングの作品を紹介する「VIFF Immersed 2021」部門では、最終選考に残ったVR とAR の15 作品の中から、「Cinematic Live Action」「Animation」「Documentary」「Augmented Storytelling」の各カテゴリーで受賞作品が選ばれます。『Beat』はアニメーションカテゴリーでの受賞となります。
『Beat』は、ユーザーが自分自身の心臓の鼓動を主人公のロボットと共有することで、物語に命を吹き込む作品です。ユーザーは自分の鼓動を分け与えたロボットを自分自身に重ね合わせながら、ロボットの心の葛藤や成長を体感し、物語を楽しむことができます。
今回のバンクーバー国際映画祭では、映画祭参加者が自宅からオンラインで体験できるように、VRヘッドセットとコントローラーを用いて体験するバージョンが上映されます。またそれとは別に、コントローラーの代わりに特別なデバイス「心臓ボックス」を手に持つことで、ユーザー自身の心臓の鼓動を感じながら作品を楽しめる、Haptics(触覚)技術(※)を用いたバージョンも制作しております。Haptics技術を用いたバージョンでは、聴診器を使ってユーザー自身の心臓の鼓動を取得し、作品内に登場するハートのアニメーション、音声、またユーザーが手に持つ「心臓ボックス」の振動とリアルタイムに同期させることが可能です。それによって、普段はあまり意識することのない自分の心臓の鼓動を、目で見て・耳で聴き・手で感じながら作品を楽しむことができます。
『Beat』では新しい技術を作品に組み合わせることにより、今までにない映像体験を提供し、これまでに第77 回ヴェネチア国際映画祭バーチャルリアリティ(VR)部門のコンペティション作品としてノミネート、また「Cannes XR」 VeeR Future Award 2021にもノミネートされています。
CinemaLeapは今後も、VR映画をはじめとする、従来の映画の枠組みを超えた新たな体験の提供に挑戦し、世界中の方々に感動を提供できるよう尽力して参ります。
※Hapticsとは、ユーザーに対して力・振動・動きなどの"触覚"を通じて情報を伝達するユーザーインターフェース技術の総称です。
【VIFF Immersed 2021 アニメーションカテゴリー受賞発表動画】
https://youtu.be/F2WYASTyeh4
【VRアニメーション『Beat』 作品概要】
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Z8PRVSNQbJg ]
・作品名:Beat
・製作年:2020年
・製作:株式会社 WOWOW・株式会社CinemaLeap
・作品尺:12分
・ジャンル:アニメーション
・あらすじ:Beatは、ユーザーの心臓の鼓動によってロボットに命が吹き込まれ、心を通わせて成長していく物語です。ユーザーのハートによって命を吹き込まれたマルボロは、もうひとりのロボット・カクボロと友達になりたいのに、不器用で関わり方が分からず怒らせてしまいます。しかしどうしても友達になりたかったマルボロは、相手を思いやる気持ちを持つことで、一度閉ざされてしまったカクボロの心を開いていきます。
・予告編動画URL:https://youtu.be/Z8PRVSNQbJg
・作品HP:http://keisukeitoh.com/beat
【制作チーム】
・監督:伊東ケイスケ(VR & 3DCGアーティスト)
・プロデューサー:待場勝利(Supership株式会社VR戦略企画室 / VR映画プロデューサー)
・プロデューサー:藤岡寛子(株式会社 WOWOW 技術ICT局技術ICT企画部)
・アシスタントプロデューサー:大橋哲也(株式会社CinemaLeap 代表取締役)
・音楽:森下唯(ピアニスト)
・テクニカルサポート:橋本 裕(TECH Planning合同会社 技術顧問(XR担当)、VR Creators Labo事業 Director)
・鼓動体感技術提供:安藤英由樹(大阪芸術大学)
【監督プロフィール】
[画像2: https://prtimes.jp/i/45020/16/resize/d45020-16-c6e3ddfe35c6d51186bd-6.jpg ]
伊東ケイスケ
VRアニメーション監督。 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。 メーカーのグラフィックデザイナーを経て、 2012年よりフリーランスのCGアーティストに転身。 現在はVRを用いたインタラクティブなストーリーテリングに挑戦している。 2020年に『Beat』が第77回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門、 および「Cannes XR」 VeeR Future Award 2021にノミネート。 2019年に『Feather』が第76回ヴェネチア国際映画祭にて、 VR部門では日本人初のビエンナーレカレッジセレクションとしてプレミア上映。 ほか、 ベルリン国際映画祭、 釜山国際映画祭、 SIGGRAPHなど数々の映画祭で監督作品が上映されている。
【伊東ケイスケ監督 受賞コメント】
ちょうど40周年の節目の、歴史ある国際映画祭で受賞させていただき、大変光栄に思います。Beatは心と心をつなげる物語です。それは自分の心臓の⿎動を意識することから始まります。世の中は目まぐるしく変わっています。しかし、あなたの心臓の⿎動はいつでも変わらないのです。上映の機会をくださった映画祭と、一緒にBeatを作り上げてくれた仲間たちに心から感謝します。
【会社概要】
■株式会社CinemaLeap
代表:大橋哲也
事業概要:VR映画の製作・配給、VR映画に特化した国際映画祭の開催
設立:2019年4月3日
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田1-13-7 マルキビル503
HP:https://cinemaleap.com/
Mail:info@cinemaleap.com
■株式会社WOWOW
代表取締役 社長執行役員 田中晃
事業概要:映画、ドラマ、スポーツ、音楽ライブ等のエンターテイメントの放送・配信
1991年4月1日営業放送スタート
所在地:〒107-6121 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
HP:WOWOWオンライン https://www.wowow.co.jp
コーポレートサイト https://corporate.wowow.co.jp
Mail: corp.support@wowow.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
XR特化型国際映画祭「Beyond the Frame Festival」第5回の開催が決定!本年はクラウドファンディングを実施!世界中から選りすぐった最先端の表現や技術が結集!約20作品ノミネート!
PR TIMES / 2024年9月13日 15時45分
-
吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』海外映画祭への出品続々決定 新場面写真も公開
ORICON NEWS / 2024年8月31日 10時9分
-
吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』変化する“母”への思いを表現した場面写真
cinemacafe.net / 2024年8月31日 10時0分
-
吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』、ロンドン映画祭コンペ出品決定 新場面写真も到着
クランクイン! / 2024年8月31日 10時0分
-
ベネチア国際映画祭が開幕 21作品がコンペに選出
共同通信 / 2024年8月29日 7時13分
ランキング
-
1「タワマン節税」「空き家問題」2つの不動産相続ルール変更で何が変わる?マンションや古い物件の活用方法は?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月22日 8時0分
-
2「今買わないと後悔しますよ」 客を萎えさせる「店員の声かけ」はこれだ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 8時5分
-
3スーツの青山、らしくない「モード服」に本気の理由 外部人材を起用、新ブランドでイメージ大刷新
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 8時0分
-
4「チープカシオ」なぜ人気? 安価だけではない、若者に支持される理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 7時10分
-
5福井のブランド米「いちほまれ」の新米、昨年より価格6割高で店頭に…生産量は2000トン増の見通し
読売新聞 / 2024年9月22日 8時43分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください