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手術トレーニング用模擬臓器のKOTOBUKI Medical、シリーズAラウンドで約8000万円の第三者割当増資を実施

PR TIMES / 2021年5月28日 18時15分

植物由来の手術トレーニング用模擬臓器、VTT(読み:ブイティーティー、正式名称:Versatile Training Tissue)の開発・製造を行うKOTOBUKI Medical株式会社(本社:埼玉県八潮市、代表取締役:高山成一郎)は、ぐんま医工連携活性化ファンドとしんきんの翼ファンドを引受先とした第三者割当増資による約8000万円の資金調達を実施しました。



※2021年5月28日(金)15:00に公開した本プレスリリースにつき、投資ラウンドの記載に誤りがございました。「シリーズBラウンド」ではなく、正しくは「シリーズAラウンド」です。リリースをご覧いただいた方、並びに関係各位にご迷惑おかけしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。(2021年5月28日(金)20:00訂正)


KOTOBUKI Medicalは2018年11月に設立され、手術トレーニング環境の充実を通じた医療技術の向上・発展をミッションに、手術トレーニング用品の開発・製造を行う企業です。主要製品である植物由来の模擬臓器・VTT(Versatile Training Tissue)は、1.臓器の再現性が高く、2.電気メス等のエネルギーデバイスの利用ができ、3.豚などの生体臓器との比較において衛生的且つ利便性が高い、4.コンニャク粉を主成分としており環境負荷が低い、といった特徴を有しています。

この度、KOTOBUKI MedicalはシリーズAラウンドとして、ぐんま医工連携活性化ファンド及びしんきんの翼ファンドから、総額約8000万円の資金調達を行いました。製品認知、ニーズの高まりによる昨今の注文増加に対応する安定した製品量産体制の構築に加え、新製品の開発を更に加速させるべく、設備投資や人材採用を積極的に行います。

現在VTTは、国内外において医療機器メーカーの新規デバイス開発やデモンストレーションに用いられる他、手術支援ロボットのトレーニング用材として、また医大などの教育機関で学生指導用に採用されています。

腹腔鏡、内視鏡、手術支援ロボットによる手術の増加、またSDGs的な観点などから、国内外においてVTTへの注目は高まっており、VTTを扱った学術論文も公開され始めました。今般の資金調達を追い風として、日本、欧州、米国での特許取得を達成したVTTの開発・生産体制の充実を更に図って参ります。



代表・高山のコメント

「新たなご支援を頂き、これをバネにさらなる事業の発展を目指してまいります。これからも手術トレーニング製品を通して医療に貢献し、世界中の人々にKOTOBUKI(寿)をもたらせるよう頑張ります。」


投資家からのコメント ※社名50音順

ぐんま地域共創パートナーズ株式会社 代表取締役 鏡山英男氏
「当社の製品は、医師のトレーニング環境の向上及びSDGsの達成に貢献する画期的な製品です。また本製品は、群馬県産のこんにゃく粉を利用しており、製品の量産化を通じて群馬県産こんにゃくの知名度向上や地域の発展に寄与するものと考えております。世界展開による更なる成長を成し遂げてほしいと思います。」

信金キャピタル株式会社 代表取締役社長 山口和男氏
「この度、城北信用金庫の推薦により資本参加できたことを大変喜ばしく思います。世界を代表する手術トレーニング機器製造企業となる将来に向け、更に発展されることを期待しています。今後も、KOTOBUKI Medical様と深いお付き合いのある城北信用金庫とともに、信用金庫業界のネットワークを生かし成長のお手伝いをしてまいります。」

REVICキャピタル株式会社 代表取締役 中井一郎氏
「KOTOBUKI Medicalへ、弊社はシード期から出資、支援をしてまいりました。今回新たな株主からの支援も加わり、多くの方々の支援を得て、当社の「すべての人が安心して手術に臨める社会をつくる」という目標に向けて、成長を加速されることを期待しております。弊社はKOTOBUKI Medicalのさらなる飛躍に向けて引き続き積極的に支援してまいります。」


KOTOBUKI Medicalの製品例

VTT RBT TYPE
ラパロや医療ロボットでの基本手技習得に最適なモデルです。6,000円(税抜)
https://www.tech-kg-shop.com/SHOP/VTT-RBT.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/50581/16/resize/d50581-16-988230-0.jpg ]


VTT RBC TYPE
タンパク質の変性温度である60℃前後で白く変色し、電気メスや超音波凝固切開装置による熱拡散を可視化するVTTモデルです。8,000円(税抜)
https://www.tech-kg-shop.com/SHOP/VTT-RBC.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/50581/16/resize/d50581-16-901190-1.jpg ]




ぐんま医工連携活性化ファンドの概要

名称:ぐんま医工連携活性化投資事業有限責任組合
ファンド総額:8.6億円
組合員:株式会社群馬銀行、株式会社東和銀行、桐生信用金庫、あかぎ信用組合、群馬県信用組合、株式会社地域経済活性化支援機構、REVICキャピタル株式会社、ぐんま地域共創パートナーズ株式会社
業務運営者:REVICキャピタル株式会社、ぐんま地域共創パートナーズ株式会社
設立日:2014年11月17日


しんきんの翼ファンドの概要

名称:投資事業有限責任組合しんきんの翼
出資規模:80 億円
出資者:無限責任組合員/信金キャピタル株式会社、有限責任組合員/信金中央金庫
業務運営者:信金キャピタル株式会社
設立日:2014年6月25日


VTTとは

KOTOBUKI Medical株式会社の開発した手術トレーニング用模擬臓器、VTT(読み:ブイティーティー、正式名称:Versatile Training Tissue)は、4年に渡る開発年月、1000回以上の試作、そして外科医療分野の複数のプロフェッショナルによる度重なる品質評価プロセスを経て、「人体組織に非常に近いリアルな感触と特徴を備えている」と高い評価を得ています。
VTTは、「いつでもどこでもウェットラボトレーニング体験」をコンセプトにした、植物由来の全く新しい模擬臓器です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/50581/16/resize/d50581-16-103282-2.jpg ]

縫合や結紮、切開といった手技を行った際の反応(強度や柔軟性、力の加減によって裂けていく感覚)がリアルであるのに加え、従来のシリコンやプラスチック製の模擬臓器では難しかった(発生する熱で溶けてしまうため)、電気メスや超音波凝固切開装置といったエネルギーデバイスを使用できるのも強みです。
VTTは未開封で長期間の常温保存が可能。植物由来のため、トレーニング後は一般の生ごみとして処理でき、使用する場所を選びません。従来使われていた豚などの生体の代替品として、倫理面・衛生面・コスト面において優れています。
商品のお問い合わせ・お見積もり等は、sales@kotobukimedical.comまでご連絡をお願いいたします。


KOTOBUKI Medical株式会社について

KOTOBUKI Medical株式会社(https://kotobukimedical.com/)は、「すべての人が安心して手術に臨める社会をつくる」という理念のもと、エネルギーデバイスでの手技練習も可能にした植物由来の模擬臓器・VTTや、持運びに便利な腹腔鏡トレーニングボックスなど、市場のニーズを汲み、そして市場のニーズ自体を創造する、手術トレーニング用品等の医療関連機器を製造するメーカーです。

[画像4: https://prtimes.jp/i/50581/16/resize/d50581-16-526268-3.jpg ]


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