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自治体で初、練馬区役所がエスカレーター手すりにユニバーサルデザインの導入と有料広告の掲出を開始

PR TIMES / 2024年8月28日 12時45分

練馬区役所内(東京都練馬区)のエスカレーターにてゆうどうマーク(※)の施されたエスカレーターの運用を開始いたしました。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59654/16/59654-16-a5898cd455243cadc30552770184fac4-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


エスカレーターの転倒事故を未然に防止する技術を提供する株式会社UDエスカレーター(本社:東京都港区、代表取締役:江本 真聰、以下「当社」)は練馬区役所内(東京都練馬区)のエスカレーターにてゆうどうマーク(※)の施されたエスカレーターの運用を開始いたしました。
※ゆうどうマークとは
エスカレーターの手すりに約1m間隔で目立つマークを配置することで、利用者に「スピード感の把握」「進行方向の把握」「バランスの向上」を容易にさせ、エスカレーターの転倒事故を未然に防止するユニバーサルデザイン(技術)のこと。


概要
当社は「エスカレーター事故をゼロにする」ことを理念としており、エスカレーター手すりにゆうどうマークを施すことで、エスカレーター転倒事故の大幅な削減を約束するとともに協賛企業の販促メディアとして利用する取り組みを行ってきました。

練馬区役所では3年前から東京都理学療法士協会と連携しエスカレーター手すりに同協会の啓発文言を掲載しています。

今回はこの取り組みと同時に、同エスカレーターを媒体とした有料広告の募集も行いました。

結果として、株式会社ジェイコム東京及び一般社団法人練馬区医師会より応募をいただき、同社の認知を促すデザインを手すりに掲出いたしました。

当社はこの取り組みが、ゆうどうマーク導入のコストを削減するだけでなく、将来的に新しい自治体の財源確保の手段として貢献する可能性も視野に入れています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59654/16/59654-16-9e541cc7ac16ebc30c8ed976425b43b9-720x1040.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東京都理学療法士協会 啓発メッセージ
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59654/16/59654-16-3ffb3326681a4baa396cf9d67cfe2fde-720x1040.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社ジェイコム東京
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59654/16/59654-16-e981ba9cbc6aa4ba9c564b41fe8b146f-720x1040.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
一般社団法人練馬区医師会


目次
■エスカレーター事故の現状
■練馬区役所内エスカレーター利用者を守る技術
■有料広告とゆうどうマークの共生



エスカレーター事故の現状
エスカレーターは日常的に利用される便利な移動手段ですが、多くの事故が発生しています。

救急搬送事故は東京都内だけでも1428名(平均3-4名/日)*にのぼっており、今年3月に水戸駅、6月にはオーケー東伏見店にて、転倒事故を発端とした死亡事故が連続して発生しています。
*東京消防庁, 2019, 「救急搬送データから見る 日常生活事故の実態」より

また、救急搬送事故の70%は高齢者であり、救急搬送事故発生場所は、交通・商業施設が90%以上となっています。

今後、日本では高齢化そして海外観光客の急増に伴い、エスカレーター事故が増加する可能性が高いとされています。

このように、エスカレーター事故は高齢者など視覚やバランス感覚が低下している方々にとって転倒のリスクを伴う移動手段であることを意識しなければなりません。


練馬区役所内エスカレーター利用者を守る技術
ゆうどうマークは当社が、エスカレーター事故の原因となる「バランス力の回復」を主眼として開発したものです。

エスカレーターの手すりにゆうどうマークを付与することで、エスカレーターの進行方向や速度の認識を容易にするとともに、利用者のバランス力向上の助けにもなり、特に視覚障害者や高齢者にとって転倒防止のための効果的なガイド役となります。

練馬区は、東京都理学療法士協会の協力を得て3年前より実施しています。

今回の実施を踏まえて、関係者よりコメントをいただきましたので記載いたします。
練馬区 福祉部管理課

平成6年に設置された区役所内のエスカレーターは、高齢者や子ども連れの方の利用も多く、過去には高齢者が転倒し、救急車で搬送される事故もありました。

令和3年3月に「ゆうどうマーク」と、エスカレーターを立ち止まって利用する旨の文言を手すりシートに付けてからは、事故もなく、区民の方へのエスカレーターの正しい利用方法の啓発手段として有効に活用しています。

この度、手すりシートの貼り換えに伴い、有料広告枠を設けて広告主を募集いたしました。東京都内でもエスカレーター事故が多発しています。

練馬区としては、今回の取組みのようにユニバーサルデザインの導入コストを抑えつつ、エスカレーターの正しい利用方法の周知啓発に引き続き取り組んでいきます。


公益社団法人東京都理学療法士協会 エスカレーターマナーアップ推進委員会
齋藤 弘 様

本会ではエスカレーター利用における片側空けと片側歩行レーン状態を社会課題として認識し、障がいがある方もそうでない方も安全に乗れる環境化と慣習の再考を目的に2016年より活動しております。

練馬区様とは、当会の活動初期より区内啓発活動や子ども向けイベントなどの開催にあたって協力関係を深めており、練馬区役所内のこのバリアフリーモデルは、大変シンポリックな場でございます。

関東周辺の鉄道駅などでは、右側が歩く人のために空けていることが常態化され、右側の手すりに捕まっていたい方(例えば左手足が不自由な方)にとっては、とても乗りづらい公共物になっております。

今回、バリアフリー機能を有するエスカレーター手すりに、「エスカレーター 止まって乗りたい人がいる」とのメッセージを掲出しております。

止まって乗ることをルールや規制にするのではなく、心のバリアフリーやインクルーシブ教育との高い互換性のなかで、「周りに気づいてもらう」ことの重要性を意図しているものでございます。

高度経済成長下に慣習となっていったエスカレータの上を歩く行為が、多様性を受け入れる寛容な社会への変化の中で、この練馬区からなくなっていくことを願って止みません。



有料広告とゆうどうマークの共生
練馬区は今回、自治体初の取り組みとして、ゆうどうマークの導入と同時にエスカレーター手すりを媒体とした有料広告の募集を行いました。

広告主は練馬区役所内のエスカレーター手すりにて、ゆうどうマークに付随して自社の名前やサービスの認知を高めることができます。

広告主を集めることで、練馬区は、利用者の安全を守りつつ、ゆうどうマーク導入のコストを抑え、広告主は練馬区役所内の利用者に対して自社の認知を高めることができます。

さらに、広告主が増加していくことにより、自治体の財源確保にも貢献すると当社は考えています。

役所庁舎内だけでなく、駅ロータリーから道路の動線として設置されているエスカレーターなど、公共の移動経路として設置し、保有している自治体もあります。

多くの地域利用者に愛される移動補助手段として、この取り組みを推進することで更なる普及を弊社は目指しています。

今後はこの価値観や取り組みに共感いただける自治体や民間企業とともに、この革新的な取り組みを全国の自治体に広げ、多くの人々の生活をより安全で快適なものにすることを期待しています。


■株式会社UDエスカレーター 会社概要
商号:株式会社UDエスカレーター
HP:https://www.udescalator.co.jp/
代表取締役:江本 真聰
資本金:10,600万円
所在地:東京都港区⻁ノ門1丁目17番1号 ⻁ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
事業内容:
・エスカレーター手すり広告のバリアフリー機能並びにユニバーサルデザインに関する研究、開発、
販売
・エスカレーター手すり広告の企画、立案と広告スペース販売
・エスカレーター手すり広告の制作、施工管理

■問い合わせ先
株式会社UDエスカレーター
03-6807-5937

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