【がん患者の意識調査】7割以上が「食の不安」を抱えていることが判明。治療中に特に食べたかったもの第1位は「お寿司」
PR TIMES / 2024年12月6日 22時40分
特に「食の不安」が多いのは、血液がん、胃がん、舌がんの患者。具体的には、食欲減退、自分で食事が作れないこと、味覚障害、食事制限などが挙げられた
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妊娠中や病気の治療中など、生ものを控えている方でも安心して食べられる加熱したお寿司を販売する「加熱寿司」(かねつずし)は、30代~60代のがん患者53名を対象に、意識調査を実施しました。
◆調査結果サマリー
・がん患者の悩みの中で、「食の不安」を挙げた人は73.6%にのぼり、他の生活上の悩みを抑えて最も多い結果となった
・特に「食の不安」が多いのは、血液がん、胃がん、舌がんの患者で、具体的には、食欲減退、自分で食事が作れないこと、味覚障害、食事制限などが挙げられた
・64.5%が「食の不安」に対する代替手段がないか、あっても実行できないと回答し、6割以上が医療者への相談もしていない状況
・「特に食べたかったものランキング」の一位は「寿司」で、上位3つは全て生ものであることが判明
◆がん患者の73.6%が「食の不安」を抱え、悩んだことのうち最も多い
「がんがわかってから今に至るまで、どのようなことに悩みましたか(複数選択可)」という設問に対し、73.6%が「食の不安」を挙げました。この回答は、家族や友人との関係性、お金やメンタルの悩みなどを抑え、最も多い結果となりました。
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がんがわかってから今に至るまで、どのようなことに悩みましたか
回答者のがん種別に見ると、特に「食の不安」の回答割合が多いのは、血液がん、胃がん、舌がんでした。治療による食事制限や、手術後の嚥下障害・ダンピング症状が大きく影響していると考えられます。他方、乳がんや肺がんなど、治療や後遺症による食への影響が比較的少ないがんでも、食の不安を抱える方は半数を超えており、がん種に関わらず多くの患者にとって大きなテーマであることがわかりました。
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「食の悩み」を挙げた方の割合(がん種別)
具体的な悩みは、食欲減退、自分で食事が作れないこと、味覚障害、食事制限など多岐にわたります。自分自身で食事の準備を行うのが難しいこと(43.4%)や、食事制限はないが、特定の食べ物を食べると、身体に悪い・がんに悪いような不安があること(39.6%)など、直接的に「食べられないこと」以外にも、間接的な食の課題が複数存在しています。
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「食」について、感じたことがある不便・不安
◆半数以上のがん患者が代替手段を持っておらず、6割以上が医療者への相談もしていない
7割以上のがん患者が「食」についての不安を抱えているにも関わらず、「その不便や不安を解消する代替手段はありましたか」という設問に対し、55.6%が代替手段がなかったと回答。代替手段があり、実行した方は35.6%に留まりました。また、不安や悩みがあると答えた方のうち、64.6%が医療者に相談していませんでした。
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その不便や不安を解決する代替手段はありましたか
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医療者(医師、看護師、栄養士等)に相談しましたか
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医療者に相談しない理由
◆治療中特に食べたかったものは、寿司、フルーツ、刺身・生牡蠣
「治療中、特に食べたかったものはありますか」という設問では、寿司、フルーツ、刺身・生牡蠣という回答が続き、上位3つは全て生ものでした。
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治療中、特に食べたかったもの
◆医療者の立場から(血液内科医のコメント)
食思不振や味覚障害など、がん治療による副作用や後遺症が「食」に与える影響はさまざまです。特に血液がんなどで造血幹細胞移植を受けられた患者さんたちにとっては治療後の一定期間、「生ものが食べれない」ことが大きなストレスとなります。患者さん・ご家族とお話する中で「いつからお寿司が食べられますか」と質問を受けることもしばしばあり、改めて日本人の「食」へのこだわりの強さに気づかされます。
さまざまな生きにくさと付き合いながら治療を頑張っておられる患者さん、寄り添って一緒に闘っておられる家族さんにとって、根本的な解決にはならなくとも、誕生日や結婚記念日などのハレの日などに加熱寿司が”特別な一食”になることを期待しています。ご興味をもっていただけたら、ぜひ主治医や看護師など医療者に安全に楽しんでいただけるかどうか、ご相談いただければと思います。(多田雄真 血液内科医)
◆がん患者の食の不安を減らすために、加熱寿司が考えていること(創業者 渡邊愛のコメント)
がんの告知を受けたその日から、不安は始まり、治療や副作用、手術の後遺症、そして再発への心配は、患者さまにとって長い道のりとなることが少なくありません。今回の調査でも、さまざまながん種にわたり“食の不安”が患者さまの生活の質(QOL)に大きな影響を与えていることが明らかになりました。
食事の楽しみは、日々の生活において小さくともかけがえのない安らぎです。治療の負担と向き合うなかで、少しでも“食べること”への心配が軽減され、無理や我慢の少ない食事の選択肢があることで、患者さまやそのご家族が笑顔で食卓を囲む時間を持っていただきたいと願っています。
今後も、医療者や患者さまからの助言を受けつつ、生活の一助となるよう「加熱寿司」の品質を一層向上させ、患者さまの選択肢の一つとして寄り添える存在を目指してまいります。
◆ユーザーの声をnoteで公開しました
加熱寿司ががん患者の方々にも価値を届けることができることを実感するきっかけとなったエピソードを、noteで公開しました。加熱寿司は、今後も「生のお寿司を食べたいけれど、食べられない方々」に美味しい体験をお届けできるよう、尽力してまいります。
「お寿司を諦める人を1人でも減らしたい。/がん治療中の母に送ったお寿司」
https://note.com/kanetsusushi/n/n36f600cac679
◆商品詳細
・商品名:加熱寿司
・ネタ:サーモン、カンパチ、のどぐろ&ウニ、真鯛、穴子、イカ、海老、玉子焼き、ホタテの全9貫
・値段:
- 1人前 ¥6,900(税込)
- 2人前 ¥13,300(税込)(¥500 OFF)
・賞味期限:90日
・配送料:無料
・配送対象地域:日本全国 ※一部離島を除く
・購入方法:https://kanetsu-sushi.com にて購入
・決済方法:クレジットカード決済
・ギフトの贈り方:購入時に「住所を知らない相手にeギフトで贈る」を選択してください
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109541/16/109541-16-240c8e5d7b76eee430fe947c4d849ea8-1950x886.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査概要
調査期間:2024年10月24日(木)~10月31日(木)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国のがん患者男女30代~60代
回答者数:有効回答数53名
【加熱寿司について】
- 形態:個人事業
- 所在地:福岡県福岡市
- 代表者:渡邊愛
- 創業:2022年6月
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