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NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル、モザンビークプロジェクトを開始しました

PR TIMES / 2024年6月24日 10時45分

海洋ごみ問題解決に向けて活動するNPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(香川県小豆郡小豆島町、代表理事:江川裕基)は、アフリカ大陸南部に位置するモザンビーク共和国(以下、モザンビーク)において、海洋ごみ回収装置の実証実験プロジェクトを開始しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/110850/16/resize/d110850-16-c33ca2e14a4bf19a8d30-0.jpg ]


モザンビーク共和国とは


モザンビーク共和国は、国土面積79.9平方キロメートル(日本の約2倍)に人口約3,296万人(2022年;世銀)が住んでいるアフリカ大陸の南東の海岸線に位置する国です。南は南アフリカ共和国、南西はエスワティニ、西はジンバブエ、北西はザンビアとマラウィ、北はタンザニアと国境を接しています。公用語はポルトガル語であり、宗教は約60%がキリスト教徒であると言われています。同国の南端に首都・マプトが位置しており、約112万人(2017年;モザンビーク統計局)が生活しています。
(出典:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mozambique/data.html#section1

[画像2: https://prtimes.jp/i/110850/16/resize/d110850-16-18d25f49efcf9edf8ab9-3.jpg ]


モザンビークプロジェクトの概要


弊団体では、「海洋ごみ事業」「環境教育事業」を主な事業として活動しておりますが、その中でも「潮流を利用した海洋ごみ回収装置の開発」に設立当初より注力しており、香川県・小豆島ではこれまで7回の実証実験を実施してきました。4回目の実証実験で初めての海洋ごみの回収に成功し、実証実験を重ねるごとに徐々に回収量が増加し、7回目の実証実験では、合計約1.24kgの海洋ごみと観測史上初となる71個のマイクロプラスチックを回収することができました。
このように順調に回収装置の改良を続けている一方で、世界中のどのような環境でも適用できる汎用性の高い装置であるためには、小豆島以外の海洋の自然条件下でも有効であるというデータが必要です。そのため、小豆島以外であり、弊団体の理事が在住するモザンビーク・マプトでの海洋ごみ回収装置の実証実験を実施することにしました。

これまでの弊団体の回収装置の実績
●実証実験(4回目)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000110850.html

●実証実験(7回目)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000110850.html

コスタドゥソル地区共同漁業協議会との協働について


モザンビークに在住している安井理事は、弊団体の日本での経験を活かし、まずは地元漁師との協働関係の構築に取り組みました。漁村近くで聞き込みを開始し、食堂の店員や地元の警察を経由した結果、コスタドゥソル地区共同漁業協議会の副会長のカルロス氏と面会することができました。その後は会長のアルフレッド氏も交え、当団体の取組みについて説明し、お互いの海洋ごみ問題に対する意識を共有し、海洋ごみ回収装置の設置に向けた協働関係を構築することに成功しました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/110850/16/resize/d110850-16-3da3c06f5fda423213b6-1.jpg ]


協働関係構築後は、回収装置設置場所の検討と地元漁師の業務理解を目的として、カルロス氏と一緒に船に乗って漁の視察を行いました。実際の漁を視察する中で、弊団体の回収装置と漁の手法が似ていることがわかり、回収装置製作にあたってのイメージを共有することができました。また、カルロス氏から「あの場所は漁をしてもごみしか取れないから、他の漁師もあまり漁をしたがらない」という海洋ごみが集まる場所の情報を得ることもでき、実証実験の候補地の視察もすることができました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/110850/16/resize/d110850-16-2468784cac66032644f0-2.jpg ]


マンスリーサポーター/一緒に活動していただける仲間を募集中!


海洋ごみは、生態系を含む海洋環境の悪化、漁業や観光への影響など、様々な問題を引き起こしており、世界全体で取り組むべき課題となっています。2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超え、2060年までには世界で排出されるプラスチックごみの量は約3倍となり、そのうちリサイクルされるプラスチックごみは5分の1以下になると予測されています。

この危機を乗り越え、海洋ごみゼロの世界を実現し、きれいな海を未来の世代に残したい。

そのためには皆さまのご支援・ご協力が不可欠です。
どうぞよろしくお願いいたします。

▼ご支援方法
(1) ウェブサイトから寄付する(クレジット決済・銀行振込)
https://donation.cleanoceanensemble.com/
(2) ボランティア/プロボノとして参画する
https://peatix.com/group/12922636
(3) 協賛企業として支援する
https://cleanoceanensemble.com/cooperation/
(4) SNSフォローで応援する
https://lit.link/cleanoceanensemble


組織概要


・名称:NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(NGO Clean Ocean Ensemble)
・住所:香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地
・設立:2020年12月
・代表理事:江川 裕基
・主な活動国:日本、モザンビーク、ベトナム
・公式サイト:https://cleanoceanensemble.com/
・公式SNS:https://lit.link/cleanoceanensemble

団体の名前は、Clean(綺麗な)Ocean(海を)Ensemble(より多くの人と一緒に)というメッセージを込めています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/110850/16/resize/d110850-16-8bcc72fe5a49ad68d0e4-4.png ]




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