1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

科学雑誌Nature (Nature.com) の「神経科学特集」にNeUの記事広告が掲載

PR TIMES / 2024年10月4日 16時45分



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115341/16/115341-16-83a827d1d198d3a2847c0961af99a8b5-3316x2240.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2024年10月3日付Nature並びにNature.com※「神経科学特集」の中で、当社の脳科学ソリューションに関する記事広告が掲載されました。
本記事広告はNature Research Custom Media部門による当社CTO(Chief Technology Officer)川島隆太博士へのインタビューが中心となっています。
本記事では、加齢による認知機能の低下を防ぐ手段として、リアルタイムで脳血流量の変化を測定しながら行う脳トレーニングについて解説しています。当社が開発した小型センサーを使用することで、トレーニング中の脳活動を把握し、トレーニング効果を高める取り組みが紹介されています。本記事広告は冊子版だけではなくオンライン版でも掲載されておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
詳細は以下のリンクよりご確認いただけます。
URL:https://www.nature.com/articles/d42473-024-00246-5

以下に、参考和訳を記載しますが、NeUの責任のもと翻訳・掲載したものであり、原文と訳文の間に差異が生じた場合には、原文が優先されますことをご了承ください。
Nature.com掲載記事広告の日本語訳
脳活動センサーは認知機能の低下を遅らせることができるか?

新しい技術により、認知課題中の脳血流の情報をリアルタイムで得られるようになります。この技術は認知機能トレーニングを行うにあたり認知機能の向上に寄与する可能性があると、研究者たちは論じています。

多くの人にとって年を取ることで忘れっぽくなることが増える可能性
車を駐車した場所や、今日が何日であったかを忘れてしまうことも。しかし、川島隆太を含む科学者たちは、脳活動のリアルタイムフィードバックを取り入れた「脳トレ」という助けがすぐ近くにあると考えています。
東北大学の脳神経科学者である川島隆太は、定式化された認知トレーニングやゲームの定期的な実践により、認知機能の低下防止に役立つとしています。このような「脳トレ」は数十年に渡って人気があり、計算や読み取り、その他の様々な課題から成るものです。このトレーニングは、主に記憶力と処理速度、これら二つの主要な領域を強化することを目的としています。
「脳をコンピューターだと想像してください」と彼は説明を加えます。「コンピューターのCPUとRAMを改善するように、メモリー容量を増やし処理速度を向上させることができれば、より良い脳を手に入れることができます。」

フィードバック・ループ
脳トレの効果を最大限に引き出すために、川島博士はニューロフィードバックという技術を組み合わせています。リアルタイムで脳活動の情報を受け取ったユーザーは、結果として自身の脳活動を意識的に調整しようとする傾向があります。
大学での役職に加え、川島博士はNeUと呼ばれるスタートアップのCTO(Chief Technology Officer)を務めています。NeUではヘッドバンドに組み入れ、脳血流変化をモニタリングできる小型ウェアラブルセンサーを開発しました。
2015年の彼の研究では、認知機能の低下がみられる47人の高齢者を対象に脳トレの有効性が調査されました。
一方、脳トレのアプローチは研究者たちから一様に支持されていたわけではありません。2014年には70人以上の研究者が、脳トレの効果を支持する科学的証拠はないと主張する声明文に署名しました。これに対し、2ヶ月後には別の100人の研究者が署名した公開書簡でその声明への反論がされました。

デバイス(センサー)は近赤外分光法を使用し、前頭部の血流量変化をモニター
脳トレの違いを示すカギは、設定された課題にて背外側前頭前野が活性していることにあります。「背外側前頭前野は、認知速度と作業記憶のプロセスに最も関与している脳の領域です」と彼は述べています。この領域の脳活動が可視化されることで、脳の活性化が促進されるのです。
ここで登場するのが、新たに開発されたヘッドバンド組み入れ型のセンサーです。このセンサーは近赤外分光法(NIRS)を利用して前頭部の血流の変化をモニターし、認知課題を行う際の脳活動をユーザーにフィードバックします。

改善を追跡
2021年に川島博士とそのチームは、ニューロフィードバックを組み込んだ認知機能トレーニングが長期記憶、作業記憶、注意力に与える影響を、60人以上の若年成人を対象に評価しました。続いて2022年には、約170人の被験者を対象にした脳トレ研究のメタ分析を実施し、その効果をさらに検証しました。
これまで日本市場に注力していたNeUですが、現在はアジア諸国への進出も積極的に行っており、姉妹会社であるThinkie Inc.を通じてアメリカ合衆国への展開も進めています。川島博士およびNeUのチームでは、このセンサーが瞑想やストレス耐性トレーニング中の脳活動をモニタリングし、成果を向上させるのに役立つかどうかを調査しています。
高齢化社会は世界中の多くの国々が直面している問題だと川島博士は語り、開発した先進的なコンピュータトレーニングシステムが高齢者の人生の活力を保ち、社会への積極的な貢献を手助けすることを期待しています。

高齢化社会は世界中の多くの国々が直面している問題だと川島博士は語り、開発した先進的なコンピュータトレーニングシステムが高齢者の人生の活力を保ち、社会への積極的な貢献を手助けすることを期待しています。
※ Nature(Nature.com)について
Natureはイギリスのロンドンを拠点に設立されたSpringer Nature社の発行する国際的な総合科学学術雑誌。科学技術を中心としたさまざまな学問分野からの査読済みの研究雑誌を掲載。
Nature.comは最先端の科学を伝える国際的な総合科学誌Natureのオンライン版。

■関連製品
(法人向け)脳のトレーニングメニュー ブレインフィットネス
(個人向け)脳のパーソナルトレーナー Active Brain Club

■株式会社NeUについて
東北大学加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と、日立ハイテクの「携帯型脳計測技術」を融合して、2017年8月に誕生しました。長年培った脳科学の知見と技術を軸に、社会のさまざまな分野で人にフォーカスしたソリューションを展開し、ブレイン・ヘルステックのリーディングカンパニーとして、産業応用をめざしていきます。私たちの脳科学は、人に寄り添い、人を知ることを大切に、そして、人々の Quality of Life の向上に貢献していきます。
 所 在 地 :東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル
 設 立  : 2017年8月
 代 表 者 :代表取締役 長谷川 清
 URL   :http://neu-brains.co.jp/

■本件に関するお問い合わせ
株式会社NeU 担当:平田
E-mail info@neu-brains.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください