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ルビ財団、ふりがなが多く振られた「ルビフル本」100冊を軽井沢風越学園に寄贈

PR TIMES / 2024年11月18日 12時45分

~子どもたちの可能性を広げることを目指して~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123230/16/123230-16-74ed2a962270ee8a4e48257c1961568f-1200x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する社会づくりを目指す一般財団法人 ルビ財団(所在地:東京都港区、代表理事:伊藤 豊、以下ルビ財団)は、学校法人軽井沢風越学園が運営する軽井沢風越学園(以下風越学園)に、ふりがなが多く振られた「ルビフル本」100冊を寄贈したことをお知らせします。 

日本語は、漢字が読めなければ内容を理解しづらく、アルファベットで書かれた英単語と比べて辞書をひくことも難しいことから、読めない漢字の存在が、読書のハードルとなってしまうことがあります。書籍にルビが適切に振られていれば、子どもたちが興味のある分野の大人向けの本を少し背伸びして読むことができるようになり、子どもたちの可能性を広げることにつながると考えます。

ルビ財団では、ふりがな(ルビ)が多く振られた「ルビフル本」の普及を通じて子どもたちの可能性を広げることを目指し、選書リストの公開や書店とのフェア実施などの活動を行っています。

このたび、教育現場におけるルビフル本の効果的な活用について、学校や図書館の方々と、事例を集めながら一緒に考えていきたいという思いから、ルビフル本の寄贈を決定し、第一弾として、風越学園に約100冊を寄贈しました。

風越学園は、子どもたちがどこでどんな活動をしていても本が手にとれるようにという願いをもとに、校舎全体がライブラリー(学校図書館)として設計されました。一般的に図書館で使われていいる日本十進分類法に基づきながら、1階と2階の教室をつなぐスロープの本棚は「探究エリア」、図工室や工房などのラボスペース近くの本棚は「創作エリア」など、子どもたちの活動と動きを想像しながら配架しています。他に「絵本・あそびエリア」と「読みものエリア」があり、幼稚園から義務教育学校での国語、理科や社会といった教科授業やプロジェクトの学びなどで、子どもたちは日常的にライブラリーの本と出会っています。

元々風越学園が所蔵していた本とあわせて、ルビフル本200冊の展示コーナーがライブラリーに設置されています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123230/16/123230-16-6ae00e26ea05e33f1be62e086daefe40-2048x1366.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
風越学園ライブラリー内の「ルビフル本」展示コーナーの様子



今後、ルビ財団と風越学園は、ルビフル本の効果的な活用に向けて、生徒へのインタビューやアンケート実施などに取り組んでいく予定です。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123230/16/123230-16-6953bd56ac41815dda32f99e37a57ead-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から、ルビ財団 ファウンダー 松本/ルビ財団 代表理事 伊藤/風越学園 司書教諭 大作氏/風越学園 理事長 本城氏

<風越学園 理事長 本城慎之介氏 コメント>
ルビは光を集めて本を照らす。ひらがなが読めるようになった幼児は、ルビを踏み台にして背伸びして新たな世界と出会う。漢字が苦手な人たちは、見て見ぬふりをせざるをえなかった世界と出会い直す。世の中の本にたくさんの光が集まり、より多くの人の世界を照らしますように。


<風越学園 司書教諭 大作 光子氏 コメント>
本と子どもたちをつなげる働きかけの中で、子どもは興味があるテーマなのだけれど、ルビがないことで読むのを諦めてしまうことはあります。また、子どもは、自分で選書できるようになることも嬉しいことですよね。まずは大人が子どものニーズを聞きながら本を手渡していきますが、いずれは自分の知りたいことが載っている本をライブラリーで手に取れるようになるといいなと思います。今回、ご寄贈頂いた本を含めたルビフル本の展示は、子どもたちにルビがあることで新たな世界がひらけた!という経験をつくり、本との距離が近づき、本に対する信頼につながるはずです。この機会を通して、子どもの本に対する目を拡げられたらと願っています。


◆ルビフル本の寄贈について
ルビ財団では、教育現場におけるルビフル本の活用について、活用状況や子どもたちの生の声をフィードバックいただくなど連携いただける図書館や施設などに、ルビフル本を寄贈いたします。

詳細は以下をご覧ください
https://share.hsforms.com/1Rhy9VnMuSUWJtZXmq14Rdgnqbdc


■学校法人 軽井沢風越学園について
軽井沢風越学園は、2020年4月に開設した幼稚園と義務教育学校です。「子どもも大人もつくり手であること」を大切にしながら、探究の学びを核として3歳から15歳の子どもたちがゆるやかにまざって学びと暮らしをつくり続けています。

所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1278-16
設立:2019年10月31日
理事長:本城 慎之介
URL:https://kazakoshi.ed.jp/


■一般財団法人 ルビ財団について
出版物及びデジタルコンテンツにおけるルビの普及・活用を促進することにより、 国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人の暮らしやすい多文化共生の社会づくりに寄与することを目指しています。

所在地:東京都港区新橋2-5-2 goodoffice 新橋
設立:2023年5月24日
代表理事:伊藤 豊
URL:https://rubizaidan.jp/


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