プロトラブズ、2014 年および第 4 四半期決算を発表
PR TIMES / 2015年2月12日 13時3分
過去最高の売上高を記録
第 4 四半期の売上高、前年同期比 27.3%増の 5,610 万ドル 2014年度の売り上げは、前年比 28.5%増の 2億960 万ドル
【2015 年 2 月 5 日】
米国ミネソタ州メープルプレイン発(ビジネスワイヤ)-IT 技術を駆使したオンライン、短納期、オンデマンド製造システムで業界をリードする Proto Labs, Inc.(NYSE:PRLB)は、2014 年 12 月 31 日を末日とする 第4四半期および2014 年度の決算を発表しました。
2014年第4四半期のハイライト
・ 2014 年第 4 四半期の売上高は、前年同期の 4,400 万ドルから 27.3%増の 5,610 万ドルとなり、過去最高を記録しました。
・ 2014 年第 4 四半期のアディティブマニュファクチャリング(積層造形、3Dプリンティング)の売上高は、昨年4月に買収を完了したFinelineによるもので、同社の2013年第4四半期の売り上げに対して48%増の390万ドルでした。
・ 四半期ベースで過去最高の売上高は、弊社サービスを利用する製品開発者と設計者の数が Finelineサービスが対応する人数を含めて、40%増加したことによるものです。
・ 2014 年第 4 四半期の純利益は1020 万ドルに増え、希薄化後の 1 株あたり利益は 39 セントでした。株式報酬費用(税引後)を除いた非 GAAP(米一般会計原則)ベースの純利益は 1,120 万ドル、希薄化後の 1 株あたり利益は 43 セントとなりました。「非 GAAP 財務指標」は文末のリンクをクリックしてご覧ください。
Proto Labs, Inc. の社長兼 CEO、ヴィッキー・ホルトは次のように述べています。「第4四半期は3つの事業地域すべてにおいて、現地通貨ベースで過去最高の売り上げを達成し、好調だった1年 の堅調な締めくくりになりました。北米ではFinelineを除いた売り上げは23%増加しました。ヨーロッパの第4四半期の売り上げは前年同期比10%増加し、日本の売り上げも現地通貨で前年同期比25%伸びました。
2014年は最高の年でした。業務面でも確実な進展を遂げ、財務面でも好調でした。売り上げは28.5%増加し、売上高総利益率は 61.3% で、GAAP営業利益率は 29% を維持し、初めての買収も成功させました。新たに2つの製造プロセスを追加し、10種類もの新たな材料と対応能力を加えました。Fineline含め、2013年比34%の増加となる21,550人の製品開発者や設計者にサービスと利用いただきました。Finelineを除くと、サービスを利用いただいた製品開発者や設計者は20%増加しました。今後の成長戦略を展開するうえで非常に重要な取り組みとして、3つのサービスすべてについて対応能力をアップするために、キャパシティ インフラに投資し、営業とマーケティング チームを増員しました。」
2014年第4四半期その他のハイライト
・ 2014 年第 4 四半期の売上高総利益率は59.9% (前年同期は 62.7%)となりました。減少の要因は、Finelineが既存のサービスよりも低い売上総利益率であることによる80ベーシスポイント、新たに提供を開始した新規サービスをサポートするための製造キャパシティと今後の成長への投資による80ベーシスポイント、為替レートによる110ベーシスポイントの影響です。
・ 2014 年第 4 四半期の研究開発費(Protoworks イニシアチブおよびFineline統合のための活動を含む)は 470 万ドル、売上高比率は 8.3% となりました。前年同期の研究開発費は 350 万ドル、売上高比率は 7.8% でした。
・ 営業とマーケティング費は810万ドルで32% 増、売り上げの14.5%で、売り上げを伸ばすために計画していた営業とマーケティングの増員によります。
・ 2014 年第 4 四半期のGAAP 営業利益率は 26.2%(前年同期は 31.5%)でした。
2014年のハイライト
・ 2014年の年間売上高は前年の1億6,300万ドルから28.5%増の2億960万ドルでした。
・ 2014年の純利益は4,160万ドルに増え、希薄化後の 1 株あたり利益は 1 ドル60 セントでした。株式報酬費用(税引後)を除いた非GAAPベースの純利益は4,520万ドル、希薄化後の1株あたり利益は1ドル73セントとなりました。「非 GAAP 財務指標」は文末のリンクをクリックしてご覧ください。
・ 営業活動によるキャッシュフローは 5720 万ドルとなりました。現金および現金同等物ならびに投資額は 1 億 2,840 万ドルとなりました。
ヴィッキー・ホルト社長兼 CEO は次のように述べています。「2015年は引き続き3つの成長ベクトルに基づく成長に注力します。1つめは弊社のサービスを利用いただく新たな製品開発者や設計者を増やすこと、2つめは既存の製造サービスの対応範囲を拡大すること、3つめは新規プロセスの商品化です。Finelineの統合はまもなく完了しますが、他のサービスとの組み合わせの相乗効果を促進するクロス・セリングを実行するとともに設備投資を拡大したことで今後通年にわたってメリットが顕在化する見込みです。LSR(液状シリコーンゴム)およびメタルインジェクション(金属射出成形)を昨年開始しましたが需要が高まっています。昨年第4四半期には旋盤加工を限定的に開始しましたが、2015年第1四半期末までに本格的に開始する方向で順調に進んでいます。弊社のユニークなサービスが世界中の製品開発者や設計者の満足度を高め、認知度が向上するよう、トレーニングの行き届いた営業による対応と、さらに的を絞ったマーケティングキャンペーンを展開します。私はこの会社の潜在力と長期モデルをサポートする成長と収益性を実現できるチームの能力にたいへん自信を持っております。
米国本社発表の原文および要約連結貸借対照表掲載先:
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=248039&p=irol-newsArticle&ID=2013865
プロトラブズについて
プロトラブズは、ITを駆使したオンラインテクノロジーにより、カスタムパーツの試作から小ロット生産を短納期およびオンデマンドで受託製造する会社です。米国、ヨーロッパと日本の拠点から、世界中の製品開発者に本物のパーツを、驚きの早さで届けています。切削加工Firstcut(ファーストカット)、射出成形Protomold(プロトモールド)、アディティブマニュファクチャリング(積層造形・3Dプリンティング)による短納期サービスを利用する設計者は3D CADファイルをアップロードするだけで、製造性解析の図解を含んだオンラインの見積りを数時間で取得でき、プロトラブズのエンジニアと仕様の詳細をネットと電話で確認後、即発注できます。
日本でも2009年の開業以来すでに1,600社以上が利用しています。プロトラブズに関する詳細は、http://www.protolabs.co.jpでご確認いただけます。
*アディティブマニュファクチャリングは米国工場のみ。
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