浮世絵の「版木」をアート作品に。インテリアや学術用途にも。

NISSHAグループの日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社（以下、日本写真印刷コミュニケーションズ）と有限会社竹笹堂（以下、竹笹堂）は、浮世絵をモチーフとした製品開発で協力することを合意しました。竹笹堂が保有する浮世絵の版木100点以上を、高品位印刷技術を持つ日本写真印刷コミュニケーションズが高精細スキャナでデジタル化し、そのデータを活用したアート作品やインテリア向けの製品開発を共同で行います。



海外からも高い評価を受ける浮世絵。私たちが目にする浮世絵は、絵柄が掘られた何枚もの「版木」に絵具を付け、和紙に絵具が付いた版木を1枚1枚摺り重ねて作られます。日本写真印刷コミュニケーションズは、完成品としての浮世絵のみならず、浮世絵を作成する過程で使用される精巧なつくりの「版木」が持つ高い価値にも着目し、浮世絵と版木をデジタルデータ化する取り組みを開始しました。高精細スキャニング技術により版木彫刻の凹凸やインクの染み具合までも精密にデータ化し、高度なカラーマネジメント技術とデジタル印刷技術を組み合わせることで、平面上に実物同様の立体感や色彩を再現します。

両社は今後、これら浮世絵や版木のデジタルデータをデザインに活用した、アート向け、ならびにインテリア向けに製品を順次開発し、世界中の浮世絵ファンに販売して参ります。日本古来の伝統美術品が持つ魅力を多角的に表現する新たな製品を、楽しみにお待ちください。


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日本写真印刷コミュニケーションズが提供する文化財アートソリューション事業について

日本写真印刷コミュニケーションズでは、文化財の高精細デジタル撮影から、複製・復刻の製作、また美術館・博物館向け収蔵品管理システムや展覧会サポートなど、アートに関する様々な課題解決をサポートする文化財アートソリューション事業を展開しております。


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