「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」にて、谷川俊太郎氏とmui Labによる、詩を通じた新たな情報コミュニケーションの展示・発表
PR TIMES / 2020年10月2日 18時45分
奥大和の自然や大地と共にアートを楽しむ芸術祭において、mui Labが希求する自然と人とテクノロジーの調和のとれた佇まいをプレゼンテーション
Calm Technology(穏やかなテクノロジー)」のアプローチにより、自然と人とテクノロジーの調和のとれた佇まいを提唱するmui Lab(本社:京都市、代表取締役・大木和典 、以下mui Lab)は、 10月3日(土曜日)より、奈良県 吉野町・天川村・曽爾村の3箇所にて行われる芸術祭「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」にて、参加アーティストであるポエトリーコレクティブのoblaat (オブラート)とのコラボレーションで、谷川俊太郎氏の「あさ」(最新詩集『ベージュ』(新潮社)収録作品)を表示し、芸術祭の作品の一つとして展示します。
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本プロジェクトに対してのメッセージ
◼️ポエトリーコレクティブ「oblaat(オブラート)」世話人松田朋春氏より
「環境に偏在する声の隠喩として活用できるデバイスは他にない。紙に次ぐ詩の媒体だと思う。
◼️大木和典・mui Lab株式会社 共同創業者、代表取締役CEOより
mui Labでは、Calm Technology(穏やかな情報技術のデザイン)の概念を中心に、心地良い形の情報提供の方法をLab(研究所)として探求し続けています。現代、スマートフォンなどあらゆるタイプの四角い液晶画面が存在し、視覚情報やテキスト情報、音声情報など、言葉や言葉の輪郭(文字表記)に関わる情報を入手する最初の手段はもはや画面であり、そのことによって、大切な言葉のニュアンスが伝わりにくくなっているのではないかと感じています。また、実際のFace to Faceのコミュニケーションにおいても、目の前に人がいるのにも関わらず、画面に没入してしまうことで生ずる違和感も現代社会の問題として指摘されています。今回、国民的詩人であり、絵本から詩に至るまで、「言葉」による手触り感のある体験をもたらし続けている谷川俊太郎さんが、吉野の大自然の中で「あさ」を語りかけてくれます。これは、自然との調和を目指すmuiという木製のデジタルデバイスとの融合によって、谷川さんが生み出す言葉の輪郭や意味合いを、儚くも強く心に訴えられるのか。ー デジタルデバイスが生まれる前と生まれた後の間にブラックボックス化しているような、デジタル社会にあって失われている人間らしさや人間の本来の心地良さを拾い上げ提示する媒介としてのmuiの役割を再認識し、無為的な「テクノロジーの佇まい」の未来をヴィジュアライズする機会となれば幸いです。このようなコラボレーションの機会を頂いた関係者皆様に改めて感謝申し上げます。
◼️mui展示の様子
[画像2: https://prtimes.jp/i/30640/17/resize/d30640-17-489558-4.jpg ]
◼️mui展示エリア:吉野町 Y3「あさ」
[画像3: https://prtimes.jp/i/30640/17/resize/d30640-17-601752-3.jpg ]
MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館 開催概要
会期:2020年10月3日(土)~11月15日(日)
会場:奈良県 吉野町・天川村・曽爾
入場料:無料
主催:奥大和地域誘客促進事業実行委員会、奈良県
協力:株式会社ヤマップ
プロデューサー:齋藤精一(ライゾマティクス・アーキテクチャー代表)
キュレーター:林曉甫(特定非営利活動法人 インビジブル 理事長)
参加アーティスト:井口皓太、上野千蔵、oblaat、菊池宏子+林敬庸、木村充伯、毛原大樹、齋藤精一、坂本和之、佐野文彦、力石咲、中崎透、西岡潔、ニシジマ・アツシ、細井美裕、他
ウェブサイト:htpps://mindtrail.okuyamato.jp
概要お問合せ:奥大和地域誘客促進事業実行委員会事務局(奈良県総務部知事公室奥大和移住・交流推進室内) 0744-48-3016
<谷川俊太郎氏について>
1931年東京生れ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来二五〇〇を超える詩を創作、海外でも評価が高まる。多数の詩集、散文、絵本、童話、翻訳があり、脚本、作詞、写真、ビデオも手がける。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、 2016年『詩に就いて』で三好達治賞など。代表作に『六十二のソネット』『旅』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『はだか』『私』など。
<oblaatについて>
oblaatは、メディア自体を詩的な操作対象にしたポエトリーコレクティブです。本の世界に閉じ込められていた詩の仕事を、プロダクト、空間、情報技術の場で展開します。
http://oblaat.jp/
<mui Labについて>
mui Labは、テクノロジーが人や自然と不調和に在る現状を問題視し、テクノロジーが穏やかに人の生活に佇む未来を目指し、Calm Technology & Design(穏やかなテクノロジーのデザイン)を提唱、UI/UXデザインと、実装のための技術開発を行うスタートアップ企業です。
私たちは、今後ますます進んでいくテクノロジーの未来が作為的でなく、自然なありさまを示す「無為自然」のコンセプトの元、テクノロジーと人と自然との調和をデザインコンセプトの中心に据え、デジタル情報との新しい関係性をデザインと最先端のエンジニアリングを通じて実現します。伝統と技術の融合する街、京都をベースに人に寄り添うテクノロジーをグローバルに発信しています。
https://mui.jp
<mui Labのソーシャルメディア>
https://www.facebook.com/muilab/
https://twitter.com/mui_labo
https://www.instagram.com/muilab/
https://medium.com/@muilab
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