マレーシアで開催の国際会議「IEEE MCSoC 2024」にTokyo Artisan Intelligence の創業者 中原が登壇
PR TIMES / 2024年12月6日 10時45分
高速・低電力なAI処理を実現するFPGAベースのAIプラットフォームのロードマップを発表
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72103/17/72103-17-f13a7de8c433565cfb3e4d9cda43f78e-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Tokyo Artisan Intelligence株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:中原 啓貴、以下:TAI)は2024年12月17日にマレーシアで開催される「IEEE MCSoC 2024」に創業者の中原が登壇し、同社が取り組むエッジAI事業と開発中のFPGAをベースとしたAIプラットフォーム(※)のロードマップを発表します。
本イベントはマルチコア・アーキテクチャとその応用分野、特にAIに焦点を当てた国際会議です。
(※)書き換え可能な半導体チップ FPGA(Field Programmable Gate Array)を基盤とした人工知能(AI)処理を高速化・低電力化するハードとソフトを融合したシステム
イベント情報
本イベントは2005年に開催されて以降毎年アジア・環太平洋地域で開催されており、情報通信技術の基盤となる半導体技術に関係する研究者・技術者が一堂に会する国際会議です。
・開催日時:2024年12月17日(火)
・場所:マレーシア クアラルンプール
・イベントURL:https://mcsoc-forum.org/site/index.php/keynote-speakers/
発表内容:An FPGA-based Accelerator Platform for an Edge AI (邦題:エッジAI向けFPGAベースプラットフォームに関して)
FPGAをベースとしたAIプラットフォームは、AI処理を高速化・低電力化するFPGAを基盤としたハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステムです。
FPGAは、回路を書き換えられる半導体チップで、AI処理に必要な回路構成を柔軟に変更し最適化できます。これにより、CPUやGPUよりも高速・低電力でAI処理を実行できます。
このシステムは、AIに特化したハードウェア構成と、FPGA上でAIモデルを動作させるソフトウェアにより、高い処理能力と効率性を実現します。
TAIがこれまで獲得してきた量産案件から得られた知見を元に、顧客が要望するスペックを達成する制限下で電力・性能・価格・耐久性を達成するコンピューティングシステムの概要について述べます。また、FPGAをベースとすることの利点、特に、リアルタイム応答性を要求されるエッジAIにおける最適化手法について解説します。また、これまで採用されてきたカスタマーサクセスについて紹介します。
Tokyo Artisan Intelligenceとは
エッジAIを展開するTokyo Artisan Intelligence( https://tokyo-ai.tech/ )は、2020年3月に設立された、東北大学発のベンチャー企業です。「AI技術で人類の発展に貢献する」という理念のもと、有能な人材育成と新しいコンピュテーション技術の創出に取り組んでいます。
TAIは、AIアルゴリズムをクラウドではなく、端末側で実行する「エッジAI」のリーディングカンパニーです。「ニューラルネットワーク圧縮技術」と「ハードウェア実装技術」により、リアルタイム性と低消費電力を両立した、高性能なエッジAIを提供しています。
これまで、産業機器・医療機器・製造装置・ヘルスケア・インフラなど、幅広い分野のお客様に対し、データセット構築から学習、ハードウェア実装、サポートまで、ニーズに合わせたトータルソリューションを提供してきました。
登壇者:Tokyo Artisan Intelligence株式会社 創業者 中原 啓貴 (東北大学 教授 兼任)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72103/17/72103-17-d74efcd9ad466c2d93aee803a36dc05c-1218x1218.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<プロフィール>
Tokyo Artisan Intelligence株式会社 創業者、東北大学 未踏スケールデータアナリティクスセンター 教授。
専門は半導体設計技術、AI、コンピュータ・アーキテクチャ、組込みシステム。
学生時代は半導体のデジタル設計とコンピュータ・アーキテクチャについて研究し、学位取得後、Field Programmable Gate Array (FPGA) を用いた応用研究開発に着手。2012年のAIブーム以前から深層学習の研究開発に先駆的に取り組む。2019年の英国インペリアル・カレッジ・ロンドン校にて客員研究員として滞在。帰国後、Tokyo Artisan Intelligence株式会社を創業し、AIと半導体チップの研究開発及び社会実装を通じて大学教員の新しいキャリアビジョンの開拓に取り組む。2022年、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)「ナイスステップな研究者2022」選定。また、国際会議 FPT'2023 の実行委員長として抜擢される。
会社概要
社名:Tokyo Artisan Intelligence株式会社
本社所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3−12 新横浜スクエアビル14階
代表取締役:中原 啓貴
設立: 2020年3月
事業内容:深層学習アルゴリズムの研究開発
エッジ AI プロダクトの開発および販売 AIエキスパート・エンジニアの育成
HP: https://tokyo-ai.tech/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
STマイクロエレクトロニクス、エッジAI活用を加速させるNPU搭載の新しいSTM32マイコンを発表
PR TIMES / 2024年12月11日 17時15分
-
『住友ベークライト×東北大学 次世代半導体向け素材・プロセス共創研究所』を設置
PR TIMES / 2024年12月9日 12時45分
-
ハイエンドスマホ向け新型SoC「Snapdragon 8 Elite」にみるAI半導体の進化
ITmedia PC USER / 2024年11月28日 19時40分
-
「遅い」のに高効率な情報処理技術を開発
共同通信PRワイヤー / 2024年11月28日 14時0分
-
低消費電力の色素増感太陽電池ベース光電子シナプス素子を開発 ~エッジAIデバイスの実現に向けて、新たな可能性を開拓~
PR TIMES / 2024年11月26日 12時40分
ランキング
-
1自動車メーカー「勝ち組と負け組」の明暗分かれた? 知っておくべき「決算書」の見方は? 半期決算で見る「日産とスズキ」の違いとは
くるまのニュース / 2024年12月20日 5時50分
-
2「本当に就職に強い大学ランキング」トップ150校 卒業生が1000人以上で実就職率が高い大学
東洋経済オンライン / 2024年12月21日 7時30分
-
3受験生のスランプ解消「犬の散歩」が効く納得理由 悩みを抱える受験生に対して親ができること
東洋経済オンライン / 2024年12月21日 7時50分
-
4NY円、156円台前半
時事通信 / 2024年12月21日 7時45分
-
5シフトが埋まらない…神奈川の路線バス、深刻な運転士不足 一部は減便も
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年12月20日 23時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください