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「Be supporters!(ビーサポーターズ)」で生まれた心揺さぶる‟5つの物語“を表彰 「人生100年時代の物語大賞」授賞式を開催

PR TIMES / 2024年12月12日 15時45分

第一部:プレゼンターに内田篤人さん、Jリーグ執行役員辻井隆行さん、介護福祉士・モデル上条百里奈さん 第二部:「幸福寿命を考えるパネルディスカッション」精神科医和田秀樹先生、社会心理学者 内田由紀子先生



 サントリーウエルネス(株)は、12月12日の「サポーターの日」(「12番目の選手」という意味でJリーグが提唱)を前に、12月11日(木)に「人生100年時代の物語大賞」授賞式を開催しました。
 本イベントは、高齢者施設の高齢者や認知症の方など、日頃は「支えられる」場面の多い方が地元のJリーグのクラブを応援することで「支える」存在になることをめざす「Be supporters!(以下、Beサポ!)」活動の一環です。Beサポ!は現在、全国で約230施設・延べ約1万人にまで広がっています。昨年に続き2回目の開催となる今回は、全国のBeサポ!参加施設から応募のあった数々の心ゆさぶる物語から、事前に選出した大賞1つ、ファイナリスト4つの計5つを表彰しました。

- 第一部「人生100年時代の物語大賞」授賞式
Beサポ!に参加する高齢者施設から応募された数々の心揺さぶる物語から5つを表彰。施設職員がトロフィーや賞状を受けとりました。

プレゼンター:Jリーグ特任理事 元プロサッカー選手 内田篤人さん、Jリーグ執行役員 辻井隆行さん、介護福祉士・モデル 上条百里奈さん、サントリーウエルネス(株)代表取締役社長の沖中直人

- 第二部「人生100年時代を生きるヒント、‟幸福寿命”って何だろう?」パネルディスカッション
サントリー生命科学研究所が科学的に分析した結果を元に、専門家が“人生100年時代を生きるヒント”についてトークを繰り広げました。

パネリスト:ニッポン放送 吉田尚記アナウンサー、精神科医 和田秀樹先生、京都大学 人と社会の未来研究院 教授 内田由紀子先生、サントリー生命科学研究所 研究員 森田賢

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75017/17/75017-17-fceed239fdc914cac511e888e1b0bc19-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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■第一部:「人生100年時代の物語大賞」授賞式
5つの受賞物語一覧
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75017/17/75017-17-db48798ed2ab02d8f5aa5c399b6f7412-1753x895.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


イベントで上映された大賞の映像作品や、ファイナリスト作品の内容は、12月12日(木)に公開される、「人生100年時代の物語大賞」特設ページからご覧いただけます。
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大賞の「愛は生まれ故郷、鹿児島へ。~推し活で生まれた奇跡~」を応募した施設職員とサントリーウエルネス(株)沖中直人

 プレゼンターの内田篤人さんは「僕自身も、おじいちゃんからサッカーの試合のテレビを見てる時に、どれが僕かわからないので目立つようにしてくれと言われまして、そこから少し赤いスパイクを履くようになりました。おじいちゃんが一生懸命テレビでサッカーを見るようになって、おばあちゃんが非常に喜んでました。そういった昔の記憶を少し思い出しましたし、いろんな方が元気になったり、このような場で施設の方と会えたりして非常に嬉しいです。」とコメントしました。

 辻井隆行さんは「父が91歳なんですが、耳が少し聞こえづらくなってきて、僕がサポートをしようとすると手を出すなと、怒ったりすることがあります。周りの人に寄り添われたり、寄り添ったりする関わり合いの中で、その間にサッカーが存在することでうまく関係性が保たれていることが、すごくありがたいと思います。」とコメントしました。

 上条百里奈さんさんは「物語を読みながら本当に泣きそうになり必死に読ませていただきました。言葉にできない部分を感じ取り、利用者さんと対話をしていくことがケアの本質と思いますし、受賞した施設の方々はそういったことを大事にされていることがわかる物語だったと思います。」とコメントしました。

 沖中は「Be!サポを始めた際に想像もしてなかったことが起こったなと驚きました。藤本選手が、施設利用者の照子さんと『パワーのやり取り』をしているっておっしゃってましたよね。この活動を通じて照子さん、選手、高齢者施設の職員の皆さんがパワーを送り合うことによって、関係性の質が良くなっていくっていうことを実証していただいているのかなと思いました。」とコメントしました。

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75017/17/75017-17-836e2be8897f014c92273c4b90a2781f-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Jリーグ特任理事 内田篤人さん
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介護福祉士・モデル 上条百里奈さん
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Jリーグ執行役員 辻井隆行さん

■第二部:“幸福寿命”を考えるパネルディスカッションの様子
 精神科医 和田秀樹先生、社会心理学者 内田由紀子先生、サントリーウエルネス(株)生命科学研究所 研究員 森田賢、および司会のニッポン放送 吉田尚記アナウンサーにより、「人生100年時代を生きるヒント、“幸福寿命”ってなんだろう?」をテーマにパネルディスカッションが行われ、人生 100 年時代の幸せについてトークが繰り広げられました。

【Beサポ!参加者を対象にした研究成果を解説】
 最初に、研究員の森田がBeサポ!参加高齢者を対象にした研究について説明しました。参加高齢者について、Beサポ!への参加で心が動くことをきっかけに、仲間ができ、自分の存在や役割を認められると同時に、人とのつながりが生まれ、その状態が継続することで少しずつ幸福度が進展したことなどを解説しました。
 また、”幸福寿命”という言葉は「健康かそうでないかに関わらず、幸せを感じて生きていられる期間の総和」とし、「人生100年時代は“健康寿命”だけではなく“幸福寿命”が大切で、それを延ばすためには人とのつながりの質と量が豊かになることがカギになる」と語りました。

※研究内容の詳細はこちらをご覧ください:
2024年11月22日ニュースリリース「高齢者施設の利用者の幸福度が『推し活』とともに段階的に進展することを確認」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000075017.html

【パネリストのコメント】
 京都大学 人と社会の未来研究院 教授の内田由紀子先生は、「Beサポ!は、いつもはどちらかというと助けられてる側の人が、人を助ける側になるということが一番良いポイント。人の幸せには自分という存在が認められたり、社会の中での居場所を見つけたりすることが極めて重要だと思っています。応援することは、気持ちが他者に向かっていること。気持ちを受け取るだけではなく、誰かのために祈ったり願ったり、ここでボールを決めてほしいと思ったり、自分からどこかに発信する気持ちが大切で、Beサポ!がそれをうまく引き出していると思います。」と話しました。

 精神科医 和田秀樹先生は、「周囲の方と一緒に活動して、みんなと一緒になって応援すると、自分への自信に根拠が出てくる。歳を重ねるほど根拠のある自信が持てなくなり、幸せの手がかりがだんだん作れなっていく中で、他者との一体感や自分の中での盛り上がりなどが非常に重要かと思います。」と話しました。

 研究員の森田は「人とのつながりの輪がどんどん広がって、関係性の質が高まっていくということ、そしてやりたいことを実現するということが、人の幸せにはすごく大事なのではないかということを、照子さんの物語から学ばせていただいたと思ってます。」と話しました。

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75017/17/75017-17-521a8841440acdbce4ee9113b6d22975-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
京都大学 人と社会の未来研究院 教授 内田由紀子先生
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75017/17/75017-17-f60d0e7a6aa24f563a17dc61ccd9cb84-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
精神科医 和田秀樹先生
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75017/17/75017-17-04cc9974a3cb54681059a20aaa70d5c2-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サントリー生命科学研究所 研究員 森田賢

■12月11日発売の和田秀樹先生書籍(出版:KADOKAWA)について

イベント開催の同日、和田先生の新刊「60代から100歳以上まで 人生が楽しくなる『シニア推し活』のすすめ」(出版:KADOKAWA)が発売されました。本書ではBeサポ!の参加高齢者の方々を対象にしたサントリー生命科学研究所による研究や、高齢者の方々の具体的な物語について詳しく紹介されています。

書籍に関するご案内:https://www.kadokawa.co.jp/product/322407001128/






[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75017/17/75017-17-a873d24fcad775fc1fd99db791dee023-962x961.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■Be supporters!とは
 高齢者施設の高齢者や認知症の方など、普段は周囲に「支えられる」場面の多い方が、地元サッカークラブの“サポーター”となることで「支える」存在になることを目指すプロジェクトです。「いくつになってもワクワクいたい、すべての人へ」をコンセプトに、2020年12月より、サントリーウエルネスがJリーグや複数のクラブと協働して推進しています。2021年12月には、Jリーグとパートナー契約を締結し、全国規模で活動を推進。現在、全国約230施設・延べ約1万人が参加するまで活動が広がっています。
 参加する施設職員の方々からは、「腕が不自由でリハビリに積極的ではない方が、応援しているときは腕を挙げて手を叩く」「部屋に閉じこもりがちだった方が、他の方と一緒に応援することで交流が増えた」などの高齢者の変化や、「職員自らが楽しんで参加するので、施設が明るくなった」「『Beサポ!』に参加していることを知って採用を問い合わせてくれた方が、実際に入社した」などの施設・職員の変化などについてご報告頂いています。
■参考: 関連サイト
- Be supporters!公式サイト:https://www.suntory-kenko.com/besupporters/

- Be supporters!公式サイト 「人生100年時代の物語大賞」特設ページ:https://www.suntory-kenko.com/besupporters/award/

- 2024年11月22日ニュースリリース「高齢者施設の利用者の幸福度が「推し活」とともに段階的に進展することを確認」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000075017.html

- Be supporters!2022年記録映像(約6分間):
https://www.youtube.com/watch?v=N6IFcilcrOU



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