インクルーシブデザインの社会実装を進める「IKOUポータブルチェア」のHalu、アジア最大級のWell-Beingの祭典を目指す「WE AT CHALLENGE 2024」応募部門で優勝
PR TIMES / 2024年12月7日 13時40分
国内外の多くの方がたと協働し、多様性が可視化される社会づくりにまい進
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「WE AT CHALLENGERS」「WE AT Selected Student Entrepreneur」「WE AT Selected Intrapreneur」の皆様とHalu代表・松本友理【前列左から2番目】
障害の有無によらず様々な子どもが使える「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」等を企画・開発する株式会社Halu(「ハル」、本社:京都府京都市、代表取締役:松本友理、以下「Halu」)は、2024年11月27日に開催された「WE AT CHALLENGE 2024」のTrack3: 「Living & City」において、優勝にあたる「WE AT BEST AWARD」を受賞いたしました。
本イベントは、一般社団法人WE AT(ウィーアット)が主催する、アジア最大級のWell-Beingの祭典を目指すピッチコンテストであり、私たちにとって大きな挑戦とともにグローバル規模での課題解決に向け、新たな可能性を切り拓く機会となりました。
株式会社Halu代表取締役 松本友理のコメント:
「今回の受賞は、私たちが目指す障害児育児の課題を起点にしたインクルーシブデザインの社会実装に向けた取り組みが、Well-Being社会の実現にとって重要な一歩であると評価いただいた結果と感じています。“WE AT CHALLENGE 2024”というグローバルな発展を企図するピッチコンテストで、Haluのビジョンを共有する機会を得て、多くの共感と応援をいただけたことに深く感謝申し上げます。」
- 「WE AT CHALLENGE 2024」の最終審査会について、詳細はhttps://we-at.tokyo/news/321
- 主催者による受賞者発表のプレスリリースは、以下をご参照ください:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000152107.html
「WE AT CHALLENGE 2024」とは?
「WE AT CHALLENGE 2024」は、ソーシャルイノベーションを創出するための新しいスタートアップエコシステムづくりを目指す一般社団法人WE ATが、アカデミア、行政、企業、投資家など、多様なステークホルダーと連携し、社会課題解決型スタートアップを支援することを目的として開催されたピッチコンテストです。初開催となる本年は、32カ国(応募居住地ベースのカウント)・約400件の応募を受け、総勢16の企業・チームが最終審査会に登壇しました。
私たちの挑戦
Haluは「自由で自分たちらしい外出を、すべての子どもと親たちに。」をコンセプトに、障害児育児の課題を起点に、ユーザーの気持ちに寄り添う「インクルーシブデザイン」(後述)の手法を用いて、家族の「お出かけしたくなる気持ち」をたかめる商品を「IKOU(イコウ)」ブランドにて企画・開発しています。多様な人びとの多彩な外出機会と交流機会を創出し、すべての人がいきいきと暮らせる社会の実現を目指してきました。
今回のピッチイベントでは、障害児も健常児も安心して座ることができる「IKOUポータブルチェア」の存在と、その国内の各種商業施設等への導入が、障害児を含む小さな子連れ家族の外出行動を変え、生活を豊かにしている事例を共有しました。また、インクルーシブデザインの社会実装により、障害者と健常者とが「ともに使える」プロダクトやサービスが増えていくことが、あらゆる人にとってWell-Beingな社会を実現していくというHaluのビジョンを伝え、WE ATのチームをはじめとする会場の皆様に、支援や協業を呼びかけました。
受賞の意義と今後の展望
優勝賞金1,000万円を、障害児とその家族をはじめとするマイノリティの課題やニーズを集約したデータベース構築に活用していくとともに、今回の受賞により得られた共感や学び、つながりを通じて、国内外の多くの方がたと協働し、インクルーシブデザインの社会実装を推し進め、多様性が可視化される社会づくりにまい進してまいります。
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「WE AT CHALLENGE 2024」でプレゼンテーションをするHalu代表・松本友理
■ 「IKOUポータブルチェア」について
体幹が弱く、一人で座ることが難しいため「外出しづらさ」を抱える障害児とその親の悩みを、「どこにでも気軽に持ち運べるほど軽量で、大人用の椅子等へ簡単に設置でき、子どもを安定した姿勢で座らせられる」ことで解消するプロダクトです。障害児に限らず、座位の安定しない小さなお子様を安心して座らせることができるため、2022年の発売以来、個人のお客様や各種商業施設等でもご活用いただき、小さなお子様連れの家族がこれまでアクセスしづらかった外出先に自由に出かけられる機会が増えてきています。
- スペック
- - 畳んだ時のサイズ:横 34 x 縦 27 x 高さ15 cm
- - 重さ: 3.2kg (500ml入りペットボトル約6本分)
- - - 詳細:https://ikoudesign.com/ja/product/ikou-portable-chair
- 個人のお客様向けオンラインショップ: https://shop.ikoudesign.com/
- 企業・団体の皆様からのお問い合わせ先: https://ikoudesign.com/ja/about/forbusiness
- - 導入実績:全国57の企業・自治体にて導入、90ヶ所に施設(24年11月末現在)
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「IKOUポータブルチェア」は女性でも気軽に持ち運びができ、様々な大人用の椅子に簡単に取り付け可能です。
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SGマーク認証取得済。2022年グッドデザイン賞受賞
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96277/17/96277-17-e356e4f29f71f18a1acee2d6d91b64af-831x592.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スタジアム等の椅子にも設置可能。小さなお子様連れの家族も一緒にスポーツ観戦を楽しめます。※写真は、IKOUポータブルチェアをご導入・お客様へのレンタルサービスをされているB.LEAGUE所属プロバスケットボールチーム・アルバルク東京様(https://www.alvark-tokyo.jp/ )の国立代々木競技場第一体育館でのゲームの様子。
■インクルーシブデザインとは?
高齢者や障害者など、従来のデザインプロセスでは見逃されがちだった多様な人々のニーズに着目し、当事者を巻き込んで共に創るデザインアプローチのこと。「ユニバーサルデザイン」では一般的にすべての人が使いやすいよう、デザイナーがユーザーの普遍的な困難を想定し考案するのに対し、「インクルーシブデザイン」では、個々のユーザーの困難を起点に、デザインや製品開発のプロセスを当事者とともに行い、フィードバックを取り入れながら、ともにつくりあげていくことを特徴とします。
■ 株式会社Halu(ハル)について
2020年4月創業。「インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。」をビジョンに掲げ、子どもをもつすべての家族の多彩な外出機会を創出するための安全・快適で個性的なプロダクトを提供しています。体幹が弱い乳幼児でも安定して座ることができ、外出先の椅子にも簡単に取付けられるキッズチェア「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」を始め、機能性とデザイン性の両立をかなえる子ども服等、自社ブランド「IKOU」の開発製造販売のほか、インクルーシブな商品・サービス開発を目指す各企業様との共同開発や社員研修・コンサルテーション等も行います。
- 代表取締役: 松本 友理
- オフィス: 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター 北館3F 2号室
- ウェブサイト https://ikoudesign.com/ja/
- インスタグラム https://www.instagram.com/ikou_official_/
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社Halu
E-mail : contact@ikoudesign.com
コンタクトフォーム:https://ikoudesign.com/ja/contact/
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