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株式会社アールディーシーとENEOSによる飲食店舗からの廃食油の活用について

PR TIMES / 2024年6月25日 16時15分

~航空燃料の原料への廃食油再活用に関する基本合意書の締結~



株式会社アールディーシー(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長CEO:大島敏彦、以下「アールディーシー」)と、ENEOS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敦治、以下「ENEOS」)は、このたび、廃食油を持続可能な航空燃料(以下、「SAF」)の原料として活用する取り組みに関する基本合意書を締結いたしましたのでお知らせいたします。 
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    廃食油活用の流れイメージ

具体的には、アールディーシーが全国に展開する「がってん寿司」、「函太郎」、「がってんカルビ」、「かつ敏」、「かつはな亭」などで排出される廃食油を回収し、SAFへとリサイクルする仕組みを構築します。
対象店舗数は112店で、店舗から排出される約183.660リットル/年の廃食油を株式会社吉川油脂(栃木県佐野市)などが回収し、将来的にENEOS和歌山製造所(和歌山県有田市)で事業化を進めるSAFの製造プラント(能力40万キロリットル/年)で原料として使用する予定です。
■ SAF(持続可能な航空燃料)需要への対応
 SAFは、「持続可能な航空燃料」(Sutainable Aviation Fuel)の略称で、従来のジェット燃料が原油から精製されるのに対し、廃食油やサトウキビ、都市ごみ、廃プラスチックを用いて生産されます。従来のジェット燃料と比較し、約60~80%のCO2削減効果があるとされています。
 国際的には、2020年以降、国際航空からのCO2総排出量を増加させない、2050年に炭素排出をネットゼロといった目標が掲げられ、日本国内では、2030年時点のSAF使用量について、国内航空産業による燃料使用量の10%(需要見込み171万KL相当)をSAFに置き換えるという導入目標が掲げられており、国産SAFの開発及び製造が推進されています。
出典:国土交通省、経済産業省、国際民間航空機関(ICAO)

■ 廃食油の回収とSAF生産までの流れ
廃食油は、揚げ物などの調理に使用された食用油の総称で、国内では食品工場や飲食店、スーパー、コンビニ、家庭などから年間約50万トン(2021年度)が排出されています。また、飲食店や工場等から排出される事業系廃食油のうち、飼料用途等にリサイクルされている一方で、一部は国内で活用されず輸出・廃棄されています。世界では、このような廃食油を活用したSAFの生産が行われており、国内でも回収・活用の取り組みが広がっています。

出典:全国油脂事業協同組合連合会
・株式会社アールディーシーについて
【会社概要】
社名:株式会社アールディーシー
所在地:埼玉県熊谷市石原二丁目1番地
代表取締役社長CEO:大島敏彦
創業:1986年12月26日
事業内容:グループ会社の統括・管理
会社HP:https://www.rdcgroup.co.jp/


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130112/17/130112-17-813b8aac5008552a713fc7d0c64d75cc-1507x581.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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