2015/16インターナショナル・ウールマーク・プライズ メンズウェア部門 スケットディールが優勝
PR TIMES / 2016年1月15日 9時37分
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2015/16インターナショナル・ウールマーク・プライズ メンズウェア部門を優勝した
スケット・ディール(中央)と優勝作品を纏ったモデル (写真撮影:Studio Nonamephoto Firenze)
イタリアのフィレンツェで開催されているメンズウェア見本市ピッティ・ウオモのスペシャルイベントとして1月13日(現地時間)に行われた「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」メンズウェア部門でSUKETDHIR (スケットディール) の優勝が発表されました。
審査は、デザイナーのハイダー・アッカーマン、『The Business of Fashion (ビジネス・オブ・ファッション)』 創立者並びに編集長のイムラン・アメド、『VOGUE (ヴォーグ)』 インターナショナル・エディターのスージー・メンケス、『Esquire (エスクァイア)』 ファッションディレクターのニック・サリヴァン、『GQ JAPAN』 編集長の鈴木正文、『Polimoda (ポリモーダ)』ストラテジー・ビジョンディレクターのリンダ・ロッパ、ピッティ・ウォモ チーフエグゼクティブのラファエロ・ナポレオン、ザ・ウールマーク・カンパニー マネージング・ディレクターのスチュワート・マカラックによって行われました。
スケットディールの優勝は審査員全員一致で決定されました。彼のコレクションについて、スージー・メンケスは「ファッションにおいてはいつもエモーションや鼓動、何かドキドキさせてくれるものを探しています。伝統的な手法を使っているのかもしれませんが、私にはとても新鮮でした。」と述べました。デザイナーのハイダー・アッカーマンもこれに同意して「僕にとってはそれほど難しい決断ではありませんでした。スケットは語るべき夢をもった人ですね。それがとても美しいと思ったんです。なぜならファッションとは夢であり、その他のもの、つまりビジネスなどは後からついていくものですから。技術的にも今までにないようなディテールを見せてくれましたし、とても印象的なものでした。」と述べています。
ザ・ウールマーク・カンパニーのCEOスチュアート・マカラックは次のように説明しました。「スケットのデザインはロマンチックなものであり、ファッションとしてとても魅力的なものでした。参加された他のファイナリストの方も皆、間違いなくビジネスとして世界中で成功することでしょう。本日、一組しか優勝者として選べなかったのですが、勝利はロマンスに輝いたというわけです。」
スケットディールのインターナショナル・ウールマーク・プライズ・コレクションの中心にあるものは、イノベーションです。ゆったりとしたシルエットや軽量の生地といった、母国の衣装エレメントを古典的な西洋のテイラーリング技術に巧みに融合させています。「僕のコレクションはウールの季節問わず着用できるという側面と、錬金術のように繊維状のウールをシルクのような柔らかい糸に変化させることを追求しています。この変化によって生地が軽く、エアリーかつ滑らかで、それでいてゆったりとしなやかなものになっています。」
イカット(絣)と呼ばれる、手で縛って染めるという伝統技法を用いたコレクションは「ぼかし染めにより、甘く色褪せた思い出」を表現しています。シームレスの生地にヒートセット加工を施してあるので強度があり、伝統的なカスイ(Kasui)と呼ばれる手刺繍の技術によって、古典的なキルティングステッチに幾何学的な格子状のパターンが表現されています。
発表を受け、スケット・ディールは「とても嬉しいです。まさに僕が今欲しかったもの全てです。インドではできる限りのことをしました。ビジネスを大きくする上でこれ以上の事はありません。世界に出ていく準備は出来ています。世界も僕やこういった美しさを待っていることと思います。イージーでハッピー、世界は今これを必要としていると思います。」と喜びを表しました。
今年は、ニューヨークのパブリック・スクールが優勝した昨年に続き、「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」にメンズ部門が加わって2回目にあたり、70組以上のデザイナーが6つの地域から参加し、ムンス・クォン(アジア)、P.ジョンソン(オーストラリア)、アギ&サム(イギリス)、ジョナサン・クリストファー(ヨーロッパ)、スケットディール(インド・パキスタン・中東)、シキ・イム(米国)の6組がファイナリストに選出されました。
優勝したスケットディールは賞金100,000オーストラリアドルや業界からの継続的なメンターサポートが受けられるほか、ウールマーク・プライズの協力を得て、MatchesFashion.com(オンライン)、伊勢丹(日本)、デビッド・ジョーンズ(オーストラリア)、サックスフィフスアベニュー(ニューヨーク)、ディエチ・コルソコモ(ミラノ)などの名だたるリテーラーでカプセルコレクションが販売されます。
ザ・ウールマークカンパニーのパートナー、協力企業についてはこちら(http://www.woolmarkprize.com/partners/)をごらんください。
インターナショナル・ウールマーク・プライズの詳細はこちらをご覧ください。:http://www.woolmarkprize.com/ (英語)
ザ・ウールマーク・カンパニーについて:
ザ・ウールマーク・カンパニーはウールのグローバル・オーソリティーとして、インターナショナル・テキスタイルやファッション業界を網羅した膨大なネットワークを通じ、オーストラリア産ウールは最高の天然素材であり、ラグジュアリーファッションに欠かせない要素として位置づけています。
ウールマークのロゴは世界の誰もが認めるブランドであり、牧羊から完成品までパイオニアとしての革新と優れた品質を提供しています。
ザ・ウールマーク・カンパニーは25,000以上の牧羊業者の協力で世界中のオーストラリア産ウールのサプライチェーン間での研究開発とマーケティングに投資する非営利法人「オーストラリアン・ウール・イノベーション」の子会社です。
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