株式会社近未来大学校が電動キックボードなどのマイクロモビリティのスクールを仙台・東京・名古屋・大阪・広島・博多でスタート
PR TIMES / 2021年11月15日 9時45分
株式会社近未来大学校(旧 株式会社ドローンラボ)が、電動キックボードなどのマイクロモビリティの安全な運行に必要な知識と技術を修得するためのスクールを、フヂイエンヂニアリング株式会社(本社 三重県鈴鹿市)とのアライアンスにより仙台・東京・名古屋・大阪・広島・博多でスタートします。
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マイクロモビリティ市場が受ける3つの追い風
地球温暖化の主な原因となる二酸化炭素排出量を抑制するための概念「カーボンニュートラル」に向けて、環境省は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするという目標を掲げ施策を進めています。マイクロモビリティは二酸化炭素を排出することなく、その拡大によりバイクやクルマの需要が減少するため、カーボンニュートラルへの施策として有効だと考えられます。また、2020年から拡大を続ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、日本国内で第5波のピークが過ぎたものの第6波の可能性があると、終息の目処は立たない状態です。密閉・密集・密接の3つの密を避けることが感染予防に重要とされていますが、電車やバスなどの公共交通機関を使った通勤・通学では3つの密を避けることは難しく、その問題解決策としてマイクロモビリティは有効だと考えられます。もちろんバイクやクルマも3つの密を避ける対策として有効ですが、都心の駐輪場・駐車場や道路の現状を考えると、バイクやクルマによる通勤・通学は現実的ではなく、その一方でコンパクトなマイクロモビリティであれば、それらの問題の解消も可能です。
拡大する電動キックボード市場
電動キックボードのシェアリングは、公共交通機関やシェアリングサービスなどの多様な移動手段を一つにまとめ、予約や決済を一本化するサービス「MaaS(Mobility as a Service)」の一角として注目され、ラストワンマイルと呼ばれる0.5 ~ 4km(徒歩5 ~ 45分)の移動に適したモビリティです。アメリカやヨーロッパを中心に急速な発展を遂げており、世界の市場規模は2025年に400億 ~ 500億ドルに上るとみられています。また、主要企業には数億ドルの資金が集まっており、このビジネスの勢いが見てとれます。*1
*1 引用:ボストン コンサルティング グループ「The Promise and Pitfalls of E-Scooter Sharing」2019年5月16日
マイクロモビリティ市場が抱える社会的問題
マイクロモビリティに限らず、モビリティに最重要なのが安全性です。しかし、警視庁によると都内での電動キックボード絡みの事故は2021年(9月16日迄)に人身12件、物損27件の計39件が発生し、統計を取り始めた2020年内(7月以降)、人身2件、物損1件の計3件で、2021年に入って急増し、今後も増加することが予想されています。法律上の知識も乏しく、十分な操縦練習もせず、操縦経験のないマイクロモビリティに乗車すれば事故になることは必然と言っても過言ではありません。
マイクロモビリティ市場の健全な発展に向けたドライビングスクール
マイクロモビリティには、車輌登録が必要がないもの、原動機付自転車登録が必要なもの、ミニカー登録(出力0.25kWを超え0.6kW以下の原動機を有する普通自動車)が必要なもの、と多種あります。それらを操縦するために様々な運転免許も必要です。さらに、原付登録車輌は時速30kmの制限(ミニカー登録車輌の場合は時速60km制限)、第一通行帯通行義務・二段階右折(双方ともミニカー登録車輛は義務はなし)などクルマの運行にはないルールもあります。それらのルールを修得し、意図した運行ができるように操縦の訓練を行うことが当然であるにも関わらず、学ぶ環境がほぼなく、その問題を克服するためのドライビングスクールが必須です。
ドライビングスクールを運営する株式会社 近未来大学校とは
2016年に開校した一般社団法人ドローン大学校は、仙台・東京・名古屋・大阪・広島・博多と全国規模でドローンスクールを運営する国土交通省HP掲載管理団体として、開校以来600名超の修了生を創出してきました。その同校のカリキュラム開発や同校修了生らで構成するオンラインサロン「ドローン大学院」の運営を行うのが、株式会社近未来大学校(旧 株式会社ドローンラボ)です。2016年の設立以来、ドローンの最終活用目的を物流と搭乗に見据え、学校運営を行ってきました。つまりドローンを「空とぶクルマ」として捉え、マイクロモビリティもドローンと同様の電動モビリティとして考え、マイクロモビリティのドライビングスクールを同校のキャンパスがある仙台・東京・名古屋・大阪・広島・博多でスタートします。
マイクロモビリティの日本国内メーカーとのアライアンス
三重県鈴鹿市に拠点を置くフヂイエンヂニアリング株式会社は車を通じて生活を楽しむ事を目的とした自動車会社です。その同社が製造を行う、SunameriやXiaomeriなどのハイスペックなマイクロモビリティを使ったスクーリングと販売を、株式会社近未来大学校が行い、安全な運行に必要な知識と技術を修得した修了生には技能認定証(民間資格)を発行し、技能認定証を取得した修了生に対する車両の販売と、購入後のメンテナンスを札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・博多と全国規模で展開する計画です。
民間資格取得者に対する販売・メンテナンス展開でマイクロモビリティの安全性向上
株式会社近未来大学校が運営を行う「マイクロモビリティ ドライビングスクール」では、フヂイエンヂニアリング株式会社のSunameriなどを教習車輌とし、安全な運行に必要な知識と技術を修得していただくためのドライビングスクールと、技能認定証(民間資格)を取得した修了生に対する車輌販売とメンテナンス等のサービスを展開します。さらに高い操縦技術を習得するために、インストラクターの指導のもと「危険」を「安全」に体験ができるスキッドコースによる操縦体験や、ワンメイクレースの開催などのイベントも実施します。これによりマイクロモビリティによる事故減少に努め、マイクロモビリティ市場の拡大を目指し、カーボンニュートラル実現に向けて社会に貢献します。
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