【キャタピラープレスリリース】小型の次世代油圧ショベル 3機種を同時新発売
PR TIMES / 2020年5月20日 11時35分
最新のテクノロジを搭載し、小規模土工においてもi-Constructionをさらに推進する2機種を含む、12~13トンクラスの小型次世代油圧ショベル3機種を2020年5月20日より発売
キャタピラージャパン合同会社(代表執行役員:塚本 恵)は、この度Cat 313GC, 313, 315 油圧ショベルを5月20日より発売を開始します。
2017年10月に発売した20トンクラスのCat次世代油圧ショベルは、まったく新しい設計思想のもとに開発され、燃料消費量の削減、生産性、安全性の向上、メンテナンス間隔の延長を可能にし、お客様のコスト削減に寄与。また、ガイダンスやアシスト、ペイロードといった現場で役立つテクノロジを標準で装備した画期的なマシンです。その後、今年発売した後方小旋回油圧ショベル325を含め、20トンクラスから50トンクラスの次世代油圧ショベルを次々に発売しています。
今回は、最新のテクノロジを搭載し小規模土工においてもi-Constructionをさらに推進する2機種を含む、12~13トンクラスの3機種をいよいよ発売します。最新のテクノロジを搭載した313/315、尿素水不要の313GCとお客様の業種や現場に合わせて最適なマシンを選択することが可能です。
今回発売する3機種はすべてオフロード法2014年基準に適合しています。
(リリースのダウンロードはこちら https://prtimes.jp/a/?f=d27503-20200519-7720.pdf)
[画像: https://prtimes.jp/i/27503/18/resize/d27503-18-576973-2.jpg ]
1. 3機種の主な特長は次のとおりです。
‐ Cat 313GC 油圧ショベル
・0.5m3 クラスの一般土木作業用に必要な掘る・積む・均すといった機能・性能に特化したシンプルな設計。ショベルクレーン仕様も用意し、現場での吊り作業が安全に行え、作業効率がアップします。
・パワーモード、スマートモードを選択可能。作業に応じたスピードとパワーを選ぶことができます。
・尿素SCRを使わずに最新の排ガス規制に対応。
・燃料コストやメンテナンスコストの削減に加え、現場の管理コスト削減にも寄与します。
- Cat 313, 315 油圧ショベル
・エンジン定格出力や油圧馬力の向上と電子油圧制御による作業負荷に応じた最適制御により、生産性向上と燃費低減を両立。作業負荷に応じてエンジン回転数や油圧馬力を自動調整するスマートモード搭載により、燃料効率は最大10%アップ*しています。
・先進テクノロジを標準装備し、小規模土工における工期短縮や精度向上に寄与。Catグレード2DやCatペイロードなどでサイクルタイムの短縮や付帯作業の削減で、作業効率を最大45%向上*させました。
・エンジンモードはエコモード、スマートモード、パワーモードの3モードを用意。スマートモードは燃料消費量の低減と作業量を両立させます。モードの切り替えはキャブ内スイッチで行えるので、好みのモードを簡単に選ぶことができます。
・作動油リターンフィルタの交換間隔拡大や、エアフィルタの寿命を2倍にするなど、電子化や部品の長寿命化によりメンテナンスコストを最大25%削減*しています。
・標準装備のROPSキャブ、ピラー形状変更などによる視認性の大幅な改善。さらに最新テクノロジの作業範囲制限機能「E-フェンス」などを中心に、接触・転落・転倒災害対策をマシンに多数搭載することで現場の安全性が大きく向上します。
・315は後方小旋回機に求められる寸法、作業範囲、作業性能を兼ね備え、さらに生産性と安全性を向上しています。
(*313と従来機312Fとの比較)
- Cat の先進テクノロジ (313, 315 油圧ショベルのみ)
(ア)Catグレード
標準モニタまたはレバーボタンで容易に設定可能な任意の基準点とバケット刃先の高さや距離をガイダンス。勾配やオフセット量を入力することで仮想設計面をモニタや音で確認することができます。高精度な仕上げ作業に貢献します。
(イ) ペイロード計量システム Cat Production Measurement (CPM)
ブーム・アームを停止させることなく、正確に積荷の重さを計測することが可能です。作業をしたまま持ち上げ旋回中に計測するので、バケット掘削量とトラック積込量をタイムリーに計量記録できます。これにより、現場の生産管理を容易にし、過積載や過少積載の予防に貢献。データはUSBでダウンロード可能で、パソコンなどで再編集も容易です。
(ウ) 作業範囲制限機能:E-フェンス
設定した角度に近づくと旋回の動きを自動停止する機能です。モニタでの寸法入力、または作業機を危険区域付近に合わせて機能をONにすることにより、作業機の上下動や前方向と旋回時の作業範囲を制限する機能を標準装備。接触や衝突のリスクを大幅に低減します。
(エ) ワークツールリコグニション
バケットやワークツールアタッチメントに装着された新たな装置:PL161通信モジュールを自動認識し、バケット寸法や油圧設定などを自動で変更。最大20機種まで登録が可能で、出荷・返納整備時の管理コスト削減に貢献します。
(オ) プロダクトリンクやVisionLink(R) (ビジョンリンク)を利用することで、車両の位置や状態をリアルタイムに把握し適切な機械管理が行え、燃料消費量やアイドリング時間の分析によるコスト削減も可能です。CPMの積載データ管理もプロダクトリンクで行えます。
(カ) テクノロジソフトウエアの定期アップデートを実施予定。グレードアシストや旋回アシスト、バケットアシストなどの機能追加も計画しており、リモートでのアップデート(別途条件あり)も可能になります。
(上記Catテクノロジはすべて標準装備です)
2.次世代油圧ショベル313GC、313及び 315 の主な仕様値
[表: https://prtimes.jp/data/corp/27503/table/18_1.jpg ]
3.標準販売価格 (販売標準仕様、工場裸渡し、税別)
Cat 313GC 油圧ショベル 15,381,900円
Cat 313 油圧ショベル 18,125,600円
Cat 315 油圧ショベル 19,508,800円
以 上
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