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田中貴金属工業 米国の医療機器ベンチャーファンド「Ambix Life Science Fund」に出資

PR TIMES / 2021年9月6日 13時15分

医療系ベンチャー企業への投資を推進し、医療分野における海外展開を強化

 TANAKA ホールディングス株式会社傘下で田中貴金属グループの製造事業を展開する田中貴金属工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:田中 浩一朗)は、米国のベンチャーキャピタルAmbix Venture Management, LLC が運用する医療機器ベンチャーファンド「Ambix Life Science Fund」へ出資したことを発表いたします。
 田中貴金属工業は今回の出資を通じて、国内はもとより海外での展開もこれまで以上に強化し、安心で安全な医療業界の発展に貢献してまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/31501/18/resize/d31501-18-3a4b087beb867f0acc03-2.jpg ]




出資の背景と狙い

 田中貴金属工業は、医療機器メーカー向けへの貴金属部材の提供および開発案件に参画し、医療分野への発展に協力・貢献しています。またこれに加え、複数の医療機器ベンチャーファンドへの出資を行ってまいりましたが、この度、今まで以上に医療業界の発展に寄与すべく、医療機器イノベーションの中心地の一つであるシリコンバレーを拠点に活動するベンチャーファンドAmbix Ventureへの出資を決定しました。医療業界で、もっとも有名な起業家の一人であるAaron Berez氏が運用する同ファンドへの出資を通じて、米国医療業界との結びつきをさらに強化し、医療分野における貴金属部材を活用した最先端医療の進歩に貢献していきたいと考えています。

 Ambix VenturesマネージャーのAaron Berez氏は今回のファンドについて次のように述べています。
「COVID-19コロナウイルスのパンデミックの到来により、世界は変化しました。しかし、それはまた、グローバルな医療インフラの重要性や課題を浮き彫りにしました。私たちAmbixはこの継続する課題への挑戦にささやかながらも貢献できることを嬉しく思います。私達は田中貴金属のAmbixチームへの参加を歓迎します」


田中貴金属工業の医療分野における現在の取り組みについて

 田中貴金属グループは、半導体に使用されるボンディングワイヤや、燃料電池用触媒等いくつものグローバルシェアトップクラスの製品を持つ貴金属のプロフェッショナルです。調達から製品開発、リサイクルまでの循環型事業で、貴重な資源である貴金属の安定供給を行っています。田中貴金属工業では、貴金属の特性を生かしつつ社会に貢献できる分野としてかねてより医療分野に注目しており、金コロイドを用いた体外診断キットの受託製造や国内外の医療機器メーカー向けに貴金属部材の提供を行っています。

 白金や金などを用いた貴金属部材は、バルーンカテーテルやガイドワイヤー塞栓コイル、ステント等血管内治療用機器に多く使用されています。白金や金などの貴金属は、生体親和性の高さに加え、他の金属に比べ比重が重くX線不透過性が高い点が特徴です。それにより、バルーンカテーテルなどの医療機器を血管内に挿入する際に、貴金属部分を視認する事で血管内での位置を確認しながら施術ができるという利点があります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/31501/18/resize/d31501-18-1947f46dffb20741e5bc-3.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/31501/18/resize/d31501-18-112375cebd61a93d7c35-4.jpg ]



Ambix Life Science FundとAaron Berez氏について


[画像4: https://prtimes.jp/i/31501/18/resize/d31501-18-2aa89b3b154ea04e1a2c-5.jpg ]

 Ambix Life Science Fundは、米国のベンチャーキャピタルAmbix Venture Management, LLCが運用する医療機器ベンチャーファンドです。2020年5月から運用を開始しています。
 Ambix Venture Management, LLC を率いるAaron Berez氏は、Alembic LLCの創業者兼CEOであり、脳血管内治療領域における代表的な連続起業家です。Chestnut Medical Technologiesでは医療機器開発者として、世界初の医療機器であるフローダイバーターステントPipelineを開発したことで知られています。また、これまでにChestnut Medical Technologies, Inc.での成功以外にもCathera、Smart Therapeutics, Inc.、Endovasix、Sapheonなど複数の新規医療機器ベンチャーを成功に導いています。


Ambix Life Science Fund概要
ファンド名:Ambix Life Science Fund
設立年月:2020年5月
当ファンドは、長年の医療機器投資家のシンジケートを基盤とした、比較的新しいファンドです。医療・ヘルスケア関連のスタートアップ企業への投資を通じて、最先端のヘルスケアのグローバルな発展に貢献することを目的に設立されました。

■TANAKAホールディングス株式会社(田中貴金属グループを統括する持株会社)
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング22F
代表:代表取締役社長執行役員 田中 浩一朗
創業:1885年 設立:1918年※ 資本金:5億円
グループ連結従業員数:5,193名(2020年度)
グループ連結売上高:1兆4,256億1,700万円(2020年度)
主な事業内容:田中貴金属グループの中心となる持株会社として、グループの戦略的かつ効率的な運営とグループ各社への経営指導
HPアドレス:https://www.tanaka.co.jp
※2010年4月1日にTANAKAホールディングス株式会社を持株会社とする体制へと移行いたしました。

■田中貴金属工業株式会社
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング22F
代表:代表取締役社長執行役員 田中 浩一朗
創業:1885年 設立:1918年 資本金:5億円
従業員数:2,453名(2021年3月31日)
売上高:1兆2,510億6,689万7,000円(2020年度)
事業内容:貴金属地金(白金、金、銀ほか)及び各種産業用貴金属製品の製造・販売、輸出入
HPアドレス:https://tanaka-preciousmetals.com

<田中貴金属グループについて>
田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇り、長年に渡って、産業用貴金属製品の製造・販売ならびに、宝飾品や資産としての貴金属商品を提供。貴金属に携わる専門家集団として、国内外のグループ各社が製造、販売そして技術が一体となって連携・協力し、製品とサービスを提供しております。また、さらにグローバル化を推進するため、2016年にMetalor Technologies International SAをグループ企業として迎え入れました。

今後も貴金属のプロとして事業を通じ、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。

田中貴金属グループの中核5社は以下の通りです。
・TANAKAホールディングス株式会社(純粋持株会社)
・田中貴金属工業株式会社
・田中電子工業株式会社
・日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社
・田中貴金属ジュエリー株式会社



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