一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会が、国内の探究学習の動向をまとめた日本初の“探究学習白書”を創刊!
PR TIMES / 2020年1月16日 12時5分
一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会(東京都世田谷区、代表理事:辻村直也、以下:ESIBLA)は本日、国内の探究学習動向をまとめた日本初の“探究学習白書”を創刊したことを発表します。
〇創刊の背景
「全国の中学校、高等学校で『探究学習』が導入される」という事実は、2016年度改訂の中学校学習指導要領、2017年度改訂の高等学校学習指導要領に記されています。しかし、実際に探究学習の現場で挙がりつつある課題や探究学習の導入状況など、探究学習の現場に立つ教員や他の教育関係者に網羅的に共有される情報源は非常に限られています。
このためESIBLAでは、自団体が持つネットワークと調査スキルを用いて、探究学習の現在が分かる研究白書を発刊するに至りました。探究学習白書2020は、ESIBLAが全ての探究学習の教育関係者に送る、国内の探究学習の動向をまとめた日本初の白書です。
◯探究学習白書2020とは
2016年度改訂の中学校学習指導要領、2017年度改訂の高等学校学習指導要領が、それぞれ2021年度と2022年度から年次進行で実施されます。新学習指導要領において注目されるキーワードは「探究」です。
「探究学習白書2020」は、学習指導要領が最も力点を置いている「探究」にスポットを当て、探究学習の現状の分析と将来の展望をまとめた報告書です。本白書では、全国の中学校、および高等学校教員約640名を対象に探究学習に関するアンケート調査を実施し、学校現場における探究学習の姿をさまざまな角度から定期的に分析しました。
探究学習白書2020は、次のような方を対象に作成されました。
・探究学習の学習計画や学習課題、学習事項を改善したい方
・探究学習を活用して生徒の知識と技能を育成したい方
・探究学習の分野でビジネスチャンスを見出そうと考えている企業
・探究学習について調査、研究している企業や研究機関
[画像1: https://prtimes.jp/i/35571/18/resize/d35571-18-598642-0.jpg ]
○独自調査から分かったこと
「総合的な学習の時間」、あるいは「総合的な探究の時間」を実施する中学校教員、および高等学校教員647名を対象に、探究学習が生徒にどのような影響を与えているかという観点から生徒への指導内容等を調査しました。その結果、以下のことがわかりました。
-探究学習の授業でよく取り扱うテーマは職業が大半(54.1%)を占める。
・「総合的な学習の時間」、あるいは「総合的な探究の時間」の授業においてよく取り扱うテーマは「職業」(54.1%)だった。半数以上の学校が「職業」をテーマとして取り扱っている。
・よく取り扱うテーマの2位は「国際理解」(43.6%)、3位は「環境」(35.7%)。
・あまり取り扱わないテーマは、「科学技術」(9.6%)、「資源エネルギー」(10.2%)、「健康」(13.6%)だった。
Q.あなたの学校における「総合的な学習の時間」、あるいは「総合的な探究の時間」の授業について、今までに取り扱ったことのあるテーマをお知らせください。(複数回答)
[画像2: https://prtimes.jp/i/35571/18/resize/d35571-18-358024-1.png ]
-中高別で授業テーマは異なる
・中学校では「職業」、「福祉」、「国際理解」が多く、高等学校では「職業」、「国際理解」、「環境」が多い。
・中学校ではよく取り扱うが、高等学校ではあまり取り扱わないテーマは、「福祉」や「伝統文化」、「勤労」など。
・中学校ではあまり取り扱わないが、高等学校ではよく取り扱うテーマは、「資源エネルギー」や「科学技術」など。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35571/18/resize/d35571-18-452183-2.png ]
-生徒に人気のある探究学習のテーマは“職業”
・「総合的な学習の時間」、あるいは「総合的な探究の時間」の授業において生徒に人気のあるテーマは「職業」(33.2%)だった。
・2位は「国際理解」(22.4%)、3位は「伝統文化」(14.1%)。
・一方、生徒にあまり人気のないテーマは、「資源エネルギー」(3.6%)、「生命」(4.3%)、「健康」(5.3%)など。
Q.あなたの学校における「総合的な学習の時間」、あるいは「総合的な探究の時間」の授業について、生徒に人気のあるテーマをお知らせください。(複数回答)
[画像4: https://prtimes.jp/i/35571/18/resize/d35571-18-342945-3.png ]
-教員が将来取り扱ってみたいと思うテーマは“国際理解”
・「総合的な学習の時間」、あるいは「総合的な探究の時間」の授業において、教員が将来取り扱ってみたいと思うテーマは「国際理解」(28.0%)だった。
・2位は「職業」(23.2%)、3位は「ものづくり」(20.9%)。
・一方、回答の少なかったテーマは、「健康」(14.1%)、「生命」(14.1%)、「福祉」(14.2%)など。
Q.あなたの学校における「総合的な学習の時間」、あるいは「総合的な探究の時間」の授業について、将来あなたが取り扱ってみたいと思うテーマをお知らせください。(複数回答)
[画像5: https://prtimes.jp/i/35571/18/resize/d35571-18-964872-4.png ]
◯ご購入と詳細
探究学習白書2020の詳細は、ESIBLAのウェブサイトよりご確認いただけます。
https://esibla.or.jp/inquiry-based-learning-white-paper/
ご購入のお申し込みは、下記よりご注文いただけます。(上記ウェブページにも、お申し込みページへのご案内がございます。)
https://esibla.thebase.in/items/21191685
◯ご参考 探究学習白書2020 内容サンプル
[画像6: https://prtimes.jp/i/35571/18/resize/d35571-18-596082-5.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/35571/18/resize/d35571-18-199664-6.jpg ]
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