「Bio Leg(R)」に関する共同研究契約を学校法人東京理科大学と締結
PR TIMES / 2024年12月4日 9時0分
BionicM株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:孫小軍、以下「BionicM」)は、当社のパワード義足「Bio Leg(R)」に関する共同研究契約を学校法人東京理科大学と2024年9月に締結し、同大学先進工学部機能デザイン工学科保原研究室(以下「Applied Biomechanics Lab」とともにBio Leg(R)に関する研究を推進していくことをお知らせいたします。パワード義足を装着した際のデータを取得・解析することにより、その特徴をより詳細に把握し、パワード義足によりベネフィットを得られる多くの方にBio Leg(R)を届けてまいります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43008/18/43008-18-096cb5859e59961112f7e6a369e5f8cf-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
BionicM株式会社(以下「BionicM」)とApplied Biomechanics Lab.は、パワード義足の効果を科学的に検証するため、歩行データの取得および解析を行う共同研究を開始しました。
多くの義足使用者は、左右の非対称な歩行が原因で転倒リスクが高まるほか、慢性的な腰痛に悩まされるなど、日常生活においてさまざまな課題に直面しています。本研究では、実際にパワード義足を装着した使用者が、立位、歩行、階段の上り下りの際にどのように健常な足と義足のバランスを取っているかを解析し、パワード義足の具体的な効果や利点を明らかにしていきます。
さらに、東京理科大学葛飾キャンパスには生活空間を再現した「リビングラボ」を設置しており、装着者に一定期間この環境で生活してもらうことで、実際の生活シーンでの義足の使用状況をより詳しく把握します。このデータは、今後の研究開発やパワード義足の改良に役立てることを目的としています。
今後もBionicMとApplied Biomechanics Lab.は、義足使用者の生活の質を向上させるための取り組みを続け、より多くの人々が安全で快適な生活を送れる社会の実現を目指してまいります。
米国義肢装具士学会でこれまでの共同研究の内容を発表
これまでもBionicMとApplied Biomechanics Labは共同研究を実施しており、2024年3月にシカゴで開催された米国義肢装具士学会(以下、AAOP)の「50th Academy Annual Meeting & Scientific Symposium」にてこれまでの研究成果を発表いたしました。その演題は以下となります。
Kaneishi D, Hobara H, Hisano G, Ichimura D, Komuta M, Sun X, Tada M. Initial investigation on portable measurement systems utilizing powered-prosthetic knees. American Academy of Orthotists and Prosthetists (AAOP) 50th Annual Meeting and Scientific Symposium, USA, 2024.
Hobara H, Hisano G, Kaneishi D, Komuta M, Balkman G, Sun X. Improved loading asymmetry during sit-to-stand movement in unilateral transfemoral amputees using powered-prosthetic knees. American Academy of Orthotists and Prosthetists (AAOP) 50th Annual Meeting and Scientific Symposium, USA, 2024.
Hobara H, Hisano G, Ichimura D, Kaneishi D, Komuta M, Sun X, Tada M. Loading rate across a range of walking speeds in transfemoral amputees using mechanical and microprocessor-controlled prosthetic knees. American Academy of Orthotists and Prosthetists (AAOP) 50th Annual Meeting and Scientific Symposium, USA, 2024.
BionicMとApplied Biomechanics Labは、今後も共同研究を通して義足使用者のMobilityに貢献をしていきます。
メンバー募集|チームメンバーを募集中です!
現在BionicMでは、マーケティング・セールスやエンジニアなど、様々なポジションでメンバーを募集しています。
興味持たれた方は、ぜひご連絡ください。
採用ポジション一覧はこちら|BionicM採用ページ
https://bionicm.notion.site/
※Bio Leg(R)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業、および厚生労働省の障害者自立支援機器等開発促進事業において得られた成果を活用しています。
■BionicM株式会社(バイオニックエム)会社概要
BionicMは、東京大学博士課程において孫小軍が、同大学の稲葉教授(当時、現 同大学名誉教授)指導のもと、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のSTARTプログラムの支援を受けて行われた研究開発成果をもとに設立されました。ヒューマノイド・ロボット技術を応用して発明したパワード義足をコアテクノロジーとし、グローバルに事業展開するスタートアップ企業です。すべての人々のモビリティに力を与えること「Powering Mobility for All」をミッションとして、下肢切断者のモビリティ・QOLを向上させるパワード義足の開発・販売を行っています。
設立:2018年12月21日
代表者:代表取締役社長 孫小軍 Ph.D.
事業内容:ロボティクスと身体を融合したモビリティディバイスの研究開発・事業化
本社:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ203室
URL:https://bionicm.com/ja/
■Applied Biomechanics Lab概要
東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科 准教授 保原浩明先生が率いるバイオメカニクスを専門とする研究室です。義足を使用している下肢切断者の歩行評価に関しても、国内外で最大規模のデータベースを構築しており、義足の研究においても日本で最もアクティブな研究室のひとつです。
詳細はこちら:https://www.tus.ac.jp/academics/teacher/lightbox/7458.html
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