Seagate、エッジからクラウドへのワークフローを簡素化する、オンデマンド型のLyve Data Transfer Serviceを発表
PR TIMES / 2021年3月31日 11時15分
サブスクリプションの各サービスが、Lyve Mobileシャトルとアレイでの安全かつスケーラブルなマスデータ転送を実現し、ネットワークパイプの負荷を軽減
2021年3月30日 米国カリフォルニア州フリーモント データに関するストレージおよび管理ソリューションの世界的リーダーであるSeagate Technology plc (NASDAQ: STX) は本日、Lyve Mobileデータシャトル、アレイおよびサービスとともに、Lyve(TM) Data Transfer Servicesを発表しました。これにより、企業はマスデータをエッジからプライベート、パブリック、またはハイブリッドクラウドへ迅速、安全かつ簡単に移行することを実現します。この新たなLyve Data Transfer Servicesのオンデマンドなウェブベースでの購入モデルは、顧客が必要なときに必要なサービスだけ購入することを可能にします。
企業は現在、膨大な量のデータを生成しています。 Seagateの「Rethink Data」レポートによると、企業のデータ生成量は、今後2年間にわたり年平均42.2%で増加することが予想されています。また、Seagateが委託したIDCの最新調査によると、企業はこのデータをエンドポイントやエッジ、クラウドなど、様々なストレージ間で頻繁に移行させていることが判明しました。調査対象となった1,000社以上の企業のうち、半数以上が毎日、毎週、または毎月、ストレージ間でデータを移行させており、物理的なデータ転送の合計の平均は473TBでした。このデータをエッジからコア、そしてクラウドへ迅速に移行できれば、より迅速に洞察を得て、データから価値を引き出すことができます。
SeagateのLyve Data Transfer Servicesソリューションは、Lyve Mobileのモジュラー型のスケーラブル・ハードウェアで構成されており、シンプルかつ安全な大容量エッジ・データ・ストレージ、リフト&シフト方式、そして企業向けの各種データ移行を目的として設計されています。これらの製品は、クラウドベンダーを問わず、パブリックやプライベートクラウドのデータセンターやプロバイダとシームレスに統合可能です。Lyve Data Transfer Servicesは、Seagateの公式ウェブサイトにて利用可能です。進化するストレージ・ニーズに合わせて拡張または縮小できる柔軟なサブスクリプションとして、Seagateのデータ転送サービスに登録するだけで利用を開始できます。
Dellのオートモーティブ&AI担当のチーフテクニカルオフィサーであるフロリアン・バウマン(Florian Baumann)は、次のように述べています。「何百テラバイトものデータを車両からデータセンターに移行させることは、顧客にとって多くの課題を伴います。SeagateのLyve Data Transfer Servicesは、データを物理的に移行させるという素晴らしいソリューションを提供します。これは、シンプルでスケーラブルなソリューションであり、顧客がデータグラビティのプロセスにおいて直面していた課題を解決してくれるでしょう。」
エンターテイメント・テクノロジーセンターのプロダクション・テクノロジスト兼デジタル・イメージング・テクニシャンのデーン・ブレーム(Dane Brehm)は次のように述べています。「当社の『The Ripple Effect』というリモートプロダクションのプロジェクトは、ネットワークの帯域幅が35Mbit/secしかなく、4K ARRIの生映像を移行させることが困難でした。Lyve Data Transfer Servicesによって、毎日の終わりに4Kで制作した映像を当社のクラウドデータセンターに転送し、データを素早く取り込んで移行させることが可能になり、時間とコストの節約を実現しています。」
NIのADAS & 自律走行部門の主席ビジネス・デベロップメント・マネージャーであるアシッシュ・ナイク(Ashish Naik)は、次のように述べています。「当社はデータの総コストを最小限に抑えながら、データの質を高めることを重視しています。 これを新しいセンサーインターフェースからの精密でスマートな取得と、正確でタイトな同期化によって実現していますが、これらのデータセットは、量、速度、長さのいずれも急激に増加しています。SeagateのLyve Data Transfer Servicesは、Lyve Mobileを使用してマスデータを集中ポイントに移行させ、当社のテストプロセスが収集するマスデータについてエンジニアが円滑かつ容易にアクセスできるようにしています。」
Seagate Technologyのマーケティング担当上席副社長であるジェフ・フォッチマン(Jeff Fochtman)は次のように述べています。「経済性やストレージの複雑さが要因でエンタープライズデータのごく一部しか活用されていない現状において、Seagateは大容量データを安全に収集、集約、移行、管理する方法を簡素化しています。当社のLyveポートフォリオは分散型の企業にシンプルで革新的なマスデータ・ストレージのソリューションを提供し、ストレージ全体のTCO(総所有コスト)削減やデータの移行、拡張、収益化を実現し、企業価値および成長の促進を支援します。」
Lyveポートフォリオおよびデータの保存、移行、有効化にあたってのLyve の活用事例の詳細については、オンライン上で開催されるDatasphere 2021にてご覧ください。本日開催されるイベントはこちら (https://www.seagate.com/jp/ja/datasphere-2021/) から登録できます。
Seagateについて
Seagate Technologyはデータ環境(データスフィア)を創造し、持続可能なパートナーシップを重視しながら、世界クラスの精巧なデータ管理ソリューションのイノベーションを構築することにより、人類の可能性を最大限に高められるよう支援しています。Seagateの詳細については、www.seagate.comを参照してください。または、Twitter、Facebook、LinkedIn、YouTubeのフォロー、ブログの定期購読にご登録ください。
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