てんかん診療をICTでサポートする患者・家族向けアプリnanacara(ナナカラ)が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞
PR TIMES / 2021年10月20日 19時45分
患者ご家族と共に創り、利用者が余裕を持って状況を見守れると評価
ノックオンザドア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:林泰臣、以下ノックオンザドア)が開発・運営する、患者ご家族や医療関係者と共に創るてんかんの発作記録アプリ「nanacara(ナナカラ)」が、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2021年度グッドデザイン賞」※を受賞しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/46488/18/resize/d46488-18-e54e2c87409ca93e0e2e-1.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/46488/18/resize/d46488-18-68b3c107a41e00b649c3-0.png ]
nanacaraは、延べ200名を超える患者ご家族・医師との共創により、2020年3月にサービスを開始したスマートフォンアプリケーションです。リリース後も対話を重ねながらバージョンアップを続け、利用者にとって一番使いやすいデザイン(企画から検証まで)を一緒に創り上げてきました。今回の受賞に際しても関係者との丁寧なワークショップや議論を通じて生み出された点や、家族や関係者が余裕を持って状況を見守ることに寄与している点など、関わってきた患者ご家族や医師、そしてノックオンザドアが大切にしてきた点が評価されての受賞となりました。
受賞の詳細は以下からご覧ください。
https://www.g-mark.org/award/describe/52791?token=MhD7WuPRkj
※グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。(https://www.g-mark.org/)
デザインを実現した経緯とその結果
患者さんやご家族の困りごとの何に対して、どんなサービスを提供することが一番大切か?それは実際に誰がどんな場面でどのように使うことが良いのか?を、患者・ご家族とチームを創ることで、常に企画・開発チームでも意識できる環境を構築しました。 特にワークショップのヒアリング時には、患者ご家族は、突然の発作、短い診察時間、発作の状況の確認をどんなことをポイントと考えているかを教えていただき、 発作と一緒に生活するために必要な機能をデザイン・実装していきました。 その結果、突然の発作であっても予め登録した症状としてすぐに記録できる「ワンタップ記録」や、医師等の関係者に患者の様子を動画とメモを時間経過と共に記録する「動画記録」などを開発し、日々ご利用いただいています。リリース後1年半で、約11,000ダウンロードを達成、月間アクティブ率は、48.6%※と高い利用率を実現しています。 ※情報はいずれも2021年8月時点のもの
評価されたデザインのポイント
[画像3: https://prtimes.jp/i/46488/18/resize/d46488-18-8673597733ceb054c238-2.png ]
1. 突然のてんかん発作時にもワンタップで動画記録を開始でき、タイマーやメモによる詳細記録が可能
2. ワンタイムパスワードによりてんかん発作の動画を医師と共有でき、短時間でより正確な診療が可能。
3. 服薬と発作回数、体調の推移が、患者ご家族専用のカレンダーにより一目でわかる。
グッドデザイン賞審査委員の評価コメント
前兆なく起きるてんかん発作の時の行動を、関係者との丁寧なワークショップや議論を通じて分析し生まれたサービス。立ち上げた瞬間にタイマーが始まるなど、通常のサービスならばステップを踏むところを、目的に応じて省略。とっさのときの心理的負担を減らすことで、家族や関係者が少しでも余裕を持って状況を見守ることに寄与していることが評価された。
nanacaraとは
「nanacara」は、てんかん症状をお持ちのお子様とそのご家族が「発作の記録」と「服薬履歴の記録」をご家族で共有しながら、簡単に行うことがでるスマートフォンアプリケーションです。発作記録では、ワンタップですぐに記録を開始することができ、動画やタイマー、メモなどの詳細な発作記録も可能となっています。2018年より2年にわたり、患者家族とてんかん専門医で構成する「SAChi Project(サチプロジェクト)」と共に、延べ200名を超える患者・ご家族と共同開発を行い2020年3月20日にリリースしました。
詳細情報 : https://pa.nanacara.jp/
<ダウンロードはこちらから>
App Store : https://apps.apple.com/jp/app/id1475500805?mt=8
GooglePlay : https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.knockonthedoor.healthcare.kids&hl=ja
nanacara for Doctorとは
「nanacara for Doctor」は、てんかん発作記録・管理アプリ「nanacara」で記録した発作状況などをインターネット経由で医師と共有する医師向けのクラウド型サービスです。てんかん患者・家族がnanacaraアプリから医師への共有を承認することで、医師はnanacara for DoctorのWEB画面で患者の症状・処方記録等の基本情報のほか、「発作回数・服薬状況・発作時の動画」を診療時に閲覧でき、PDF出力による電子カルテとの連携等、より効率的・効果的にて診療を行うことが可能となります。
詳細情報 : https://dr.nanacara.jp/
【会社概要】
社名 ノックオンザドア株式会社
https://knockonthedoor.jp/
所在地 東京都新宿区市谷八幡町2−1DS市ヶ谷ビル3階
設立 2018年7月18日
代表者 代表取締役 林泰臣
事業内容 患者・家族向け支援プラットフォームを軸にした事業開発、事業支援
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
GMOヘルステック:「無料」で医療プラットフォームを提供開始!
PR TIMES / 2024年9月19日 18時45分
-
世田谷区医師会と世田谷薬剤師会の協力により初期救急診療所と休日夜間薬局で問診データの連携を開始
PR TIMES / 2024年9月19日 11時45分
-
harmo、調剤関連データAPI連携サービスを開始
PR TIMES / 2024年9月5日 21時40分
-
てんかん患者とご家族と共に創るプラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」が「harmoおくすり手帳」との連携機能をリリース!
PR TIMES / 2024年9月2日 11時45分
-
胸に貼り付けて発作の兆候を検出|呼吸器疾患に特化した「スマート聴診器」開発のAevice Healthが資金調達、日本からも出資
Techable / 2024年8月29日 12時0分
ランキング
-
1「タワマン節税」「空き家問題」2つの不動産相続ルール変更で何が変わる?マンションや古い物件の活用方法は?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月22日 8時0分
-
2有料会員100万人「radiko」のビジネス的伸びしろ 広告ビジネスと新規ビジネスの尖兵として
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時30分
-
3なぜ、「パン屋さん」みたいなセブンが増えているのか できたてのカレーパン、ドーナツ、メロンパンを強化する背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月23日 6時15分
-
4「今買わないと後悔しますよ」 客を萎えさせる「店員の声かけ」はこれだ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 8時5分
-
5スーツの青山、らしくない「モード服」に本気の理由 外部人材を起用、新ブランドでイメージ大刷新
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください