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【9/26土、10/2金、10/17土】第3期『SDGs大学』 移民を取り残す日本が、いつか移民に選ばれなくなる!? 未来のための移民理解講座(全3回)

PR TIMES / 2020年9月11日 9時15分

~ 最前線で移民問題に取組む産官学に精通した3人の専門家と学ぶ ~

途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」(運営:NPO法人開発メディア)は、日本における移民問題に取り組みたい、学びたい方々のためにオンライン型ワークショップ「SDGs大学」を、全3回【9/26土、10/2金、10/17土】にわたり開催いたします。SDGsの「ゴール4:質の高い教育をみんなに」「ゴール5:ジェンダー平等を実現しよう」「ゴール8:働きがいも経済成長も」の側面から「職場」、「学校」、「家庭」の課題とあるべき未来の姿を本格的に学びます。



[画像: https://prtimes.jp/i/52517/18/resize/d52517-18-687984-1.jpg ]


【《SDGs大学》実施の背景】
日本で働く外国人にとって、日本社会は魅力的でしょうか?
海外で働きたいという外国人に出会ったとき、あなたは胸を張って「日本においで!」と言えますか?
 
日本の移民受け入れ数は、今やなんと世界第4位! 
コンビニや居酒屋など、あらゆる場所でたくさんの外国人が日本の暮らしを支えています。
移民はもはや「労働力」ではなく、日本社会の一員なのです。
 
しかし実は、先進国としての日本の魅力は、目減りしています。
たとえば一人当たりのGDP。2000年以降の伸び率は、先進国の中で最下位です。
 
アパートの入居を断られる、子どもがいじめられるなどの社会的問題も後を絶ちません。
さらに技能実習生は転職が許されないなど、生活環境も私たちの想像以上にきびしく、日本で失踪する労働者はすでに年間1万人に迫る勢いです。
 
こうした状況で、今わたしたちには何ができるでしょう?

『SDGs大学』が考える第一歩は、移民を取り巻く課題を知り、解決につながるアクションを起こすこと!
そこで今回、「ビジネス」「NGO/政策」「アカデミック」のの最前線で移民問題にとりくむ3人の専門家から、現場のリアルなお話や、今後の展望について講義をしていただきます!
 
SDGs
「ゴール4:質の高い教育をみんなに」
「ゴール5:ジェンダー平等を実現しよう」
「ゴール8:働きがいも経済成長も」


【受講のメリット】
(1)ビジネス・職場でうまくいく!
講義を通して移民のニーズを理解できます。働きやすい職場環境をつくれば離職率も下がり、職場全体の生産性UPは間違いありません。増加する一途の移民のニーズをヒントに新たな事業を立ち上げに役立ちます!

(2)現場を知る一流の専門家3人と多角的に学べる!
今回お招きする講師は、「ビジネス」「NGO/政策」「アカデミック」の第一線で活躍する経験豊富な方々です。現場のリアルな現状や課題、今後の展望のお話を聞くことができます。講師に質問したり、ディスカッションしたり、頭をフル回転させて学びましょう!

(3)年齢も所属も異なる方たちとつながりが持てる!
『SDGs大学』には、社会人から学生まで、年齢も専門・専攻も異なる参加者が集まります。バックグラウンドの異なる方々との交流は刺激的。ディスカッションだけでなく情報交換タイムを設けます。途上国や国際協力、SDGsに興味がある方、新しい人脈を作りたい方、ぜひご応募ください!


【プログラム】

第1回「日本女性の社会進出の裏で、外国人家事労働者が活躍!? 専門家が語る現状と課題」
日時:9月26日(土)14:00~17:30
講師:伊藤るり氏(津田塾大学 総合政策学部 総合政策学科 教授)
モデレーター:良永うめか(ganas記者)

■内容
アベノミクス成長戦略の一環で推し進められる外国人労働者の受け入れ。そこには国家戦略特区における「家事支援人材」や「高度人材」として雇用できる「家事使用人(メイド)」の受入れが含まれます。働き手の多くを占めるのはフィリピン出身者です。背景には日本の労働人口減少を見据え、外国人労働者に働く女性の家事・育児の負担を代わってもらう狙いがあると言われています。もうひとつ重要なポイントは「高度人材」受入れのための環境作りです。今は身近じゃない外国人家事労働者も、日本の共働き世帯が増えればもっと当たり前の存在になるのではないしょうか。女性の働き方を考えるうえで、切り離せないトピックです。外国人家事労働者を早くから受け入れている香港・シンガポール、また、送出し国として重要なフィリピンの事情を参考に、今後の展望を考えます。

■講師:伊藤るり氏 プロフィール
フランス・社会科学高等学院社会学専攻博士課程修了(社会学博士)。津田塾大学総合政策学部教授、一橋大学名誉教授。専門は国際社会学、国際移民とグローバリゼーションのジェンダー分析。最近の共同研究の成果として、伊藤るり編著『家事労働の国際社会学——ディーセント・ワークを求めて』(人文書院、2020年)を公刊。

■タイムスケジュール(予定)
14:00 オープニング・アイスブレイク
14:20 SDGsゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」とは?
14:30  講義「日本における外国人家事労働者の現状と課題」
「国際比較(香港・シンガポール)を用いた展望」
15:30 質疑応答
16:10 <休憩5分>
16:15 ディスカッション
「外国人家事労働者の権利を守るために、政府・企業・自治体・市民はどのような取り組みができるのか?」
16:35 発表シェア
17:05 講師からのフィードバック
17:20 お知らせ・アンケート
17:30 クロージング

第2回「日本は移民にモテなくなる?統計と事例から見る受け入れ体制の課題~住居環境の労務環境編~」
日時:10月2日(金)18:30~21:30
講師:後藤 裕幸氏(GTN:グローバルトラストネットワークス代表取締役社長)
モデレーター:姜 召美(ganas記者)

■内容
日本人は優しいけど、日本社会の仕組みは不親切? 日本に住む外国人の4割は「外国人」を理由に入居を断られていたり、留学生の7割は卒業後に就職できずに帰国したり、日本に定着するための外国人の道のりは険しいです。しかし外国人入居者が空室を埋め家賃を支払ったり、人口不足な仕事場で戦力となるのは、日本社会にとっても助かる話です。講義では、従業員の大半を移民が占める企業の社長である講師が、共生社会の実現を紐解きます。多言語サポートやマニュアルの視覚化、評価システムの改善や決断プロセスの明確化など、実際に現場で使われている様々な事例をご紹介します。たくさんの質問をぶつけて、皆さんの身の回り(生活・職場)で活用できるヒントをお持帰りいただきます。

■講師:後藤 裕幸氏 プロフィール
GTN(グローバルトラストネットワークス)代表取締役社長。従業員245名のうち7割は外国人(16カ国籍)。外国人が日本に来て困る生活インフラ(住宅・通信・金融・就労等)での不平等を解決するビジネスを手掛ける。外国人にわかりやすい評価システムや社内文化を推進する事で離職率50%から7%に下げる事に成功。キャッチフレーズは「外国人が日本に来て良かったを形に」

■タイムスケジュール(予定)
18;30 オープニング・アイスブレイク
18:40 SDGsゴール8「働きがいも経済成長も」とは?
18:50 講義1部
「移民にとって日本の生活は不便? コロナ禍での在日外国人の住居環境の課題と今後」
19:10 講義2部
「従業員の7割が16か国籍の外国人!? 社長が語る『外国人と一緒に働くこと』の成功例/失敗例」
19:50 <休憩5分>
19:55 質疑応答
20:35 ディスカッション
1.移民の不平等な生活環境は、経済的合理性のために必要なのか?
2. 生活環境が不平等であることの社会/個人メリット・デメリットとは?
3. 職場で国の多様性を生かすのに、採用・教育・ルールで大事なことは?
20:55 発表シェア
20:10 講師からのフィードバック
21:20 お知らせ・アンケート
21:30 クロージング

第3回「日本で暮らす移民の子どもの7人に1人が学校に行けていない?! 必ずぶつかる学校問題と教育の現場」
日時:10月17日(土)13:30~17:00
講師:小島祥美氏(東京外国語大学 多言語多文化共生センター/准教授)
モデレーター:福井貴久子(ganas記者)

■内容
外国人が安心して移民先に日本を選ぶのに必須なのが、子どもの教育問題です。日本では日本語以外での授業が限定的。言葉の壁だけでなく無理解からくるいじめなどの問題から学校に行けない子どもが7人に1人いるという現状があります。『SDGs大学』の第3回目は、岐阜県の就学状況を歩いて調査した講師が、日本では最初で最後と言われる不就学の実態を明らかにします。私たちが身近なところで一歩の踏み出せる方法について、ブラジル移民社会を事例に参加者と一緒にディスカッションを通して考えます。

■講師:小島祥美氏 プロフィール
小学校教員、NGO職員を経て、一地方自治体(岐阜県可児市)の全外国籍の子どもの就学実態を日本で初めて明らかにした研究成果により、同市教育委員会の初代外国人児童生徒コーディネーターに抜擢。大学生のボランティア活動や地域連携を推進するセンター(CCC)開設に伴って愛知淑徳大学交流文化学部教授をへて、9月から東京外国語大学 多言語多文化共生センター/准教授に着任。文部科学省「夜間中学設置推進・充実協議会」委員をはじめ、全国各地の自治体の外国人教育にかかわる委員を歴任。文部科学省「日本語指導アドバイザリーボード」日本語指導アドバイザーの一人。2015年に長男を出産し、外国にルーツを持つ子どもの保護者らと地域で交流しながら子育て中。

■タイムスケジュール(予定)
14:00 オープニング・アイスブレイク
14:20 SDGsゴール4「質の高い教育をみんなに」とは?
14:30 講義「日本の教育現場の実態と必要とされる受入制度」
15:20 質疑応答
16:00 <休憩:5分>
16:05 ディスカッション
1.全ての子どもが学校に行くために必要な家庭サポートとは?
2.教育現場に必要な改革で大切なポイントと優先順位は?
3.多文化を生かし合う未来の学校の姿とは?
16:40 発表シェア
17:10 講師からのフィードバック
17:20 お知らせ・アンケート
17:30 クロージング


【会場】
オンライン開催(Zoomを使用)
*ZoomのURLは、前日までに参加者の皆さま宛にお送りいたします。


【定員】
各回、限定36名(先着順)


【参加費】
<1日券>社会人:3000円/学生:2000円
(早割:500円引/友達割:300円引/『ganasサポーターズクラブ』割:1000円引)

<3日券>社会人:7000円/学生:5000円
(早割:1000円引/友達割:700円引/『ganasサポーターズクラブ』割:2000円引)

※早割:【9月19日(土)】までにお申し込みいただいた方限定。
※友達割:ご友人と2人以上でお申込みの方。お申し込みの際は必ずアンケート欄へご友人のお名前を入力してください。
※『ganasサポーターズクラブ』割:『ganasサポーターズクラブ』にご入会いただくと「割引コード」をお送りします。チケットお申込みの際にコード番号を入力すると割り引かれます。早割・友割との併用で最大1800円(1日券)3700円(3日券)割引となります。

*『ganasサポーターズクラブ』にご入会いただくと(会費はサポーター1000円/月、パートナー2000円/月)、ganasが主催する各種イベント・研修プログラムが無料または割引価格になるほか、途上国を支援する小さなプロジェクトを立ち上げるなど各種スキルアップができます。詳細はこちらへ(https://www.ganas.or.jp/gsc/

*お支払い済みの参加費はご返金できません。


【お申込み方法/締め切り】
Peatixのこちらのページからお申し込みください。お申し込みはご入金をもって完了します。
https://peatix.com/event/1627027?fbclid=IwAR06B47Ny1c0CVBwbliwM9Dz8or79wuQ_b5unc7D_P263yZ_SNEgc82AUOc
*9月24日(木)23:59まで。(「早割」は9月19日まで)
定員に達した時点で締め切らせていただきます。


【こんな方にオススメ!】
社会人、大学生、高校生。特に下記に興味がある方におすすめです!

・将来、外国人の人材に関わる事業を立ち上げたい
・日本にいながら途上国とかかわる方法を模索している
・日本の多文化共生に興味がある
・移民問題に関心がある
・街中のコンビニ店員さんが気になる
・人材系の会社への就職を考えている、または働いている
・在日外国人差別の現状を知りたい
・将来は教育現場での仕事を考えている
・家事の外注先としてメイドを検討したい


【主催】
NPO法人開発メディア(「ganas」の運営団体)
ganasサポーターズクラブ:https://www.ganas.or.jp/gsc/
ウェブサイト:http://www.ganas.or.jp/
フェイスブック:https://www.facebook.com/ganas.or.jp/
ツイッター:https://twitter.com/devmedia_ganas
インスタグラム:https://www.instagram.com/devmedia_ganas
メール:devmedia.ganas@gmail.com

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