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日本のSDV標準化を推進する「Open SDV Initiative」にイーソルが参画

PR TIMES / 2024年6月20日 15時15分

~ グローバルでの標準化活動の実績を活かし、SDVの日本の競争力確保に貢献 ~

イーソルは、SDVの標準化とその推進により日本の自動車産業の競争力を高めることを目指し、名古屋大学によって2024年6月20日(木)に設立が発表された「Open SDV Initiative」への参画を表明します。

イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:長谷川 勝敏、以下イーソル)は、SDVの標準化とその推進により日本の自動車産業の競争力を高めることを目指し、名古屋大学によって2024年6月20日(木)に設立が発表された「Open SDV Initiative」(発起人兼代表:名古屋大学 大学院情報学研究科 高田 広章 教授) への参画を表明します。当社は長年培ってきた組込みソフトウェアとリアルタイムOSプラットフォームの豊富な知見に加え、最先端の車載ソフトウェアの開発実績も豊富に有しており、さらにAUTOSARやIEEEなど国内外で関連技術の各種標準化もリードしてきた実績と経験を活かし、SDVにおける日本の自動車業界および産業界の競争力確保と発展に寄与します。



「Open SDV Initiative」へのイーソルの参画にあたり、発起人兼代表の名古屋大学 大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センター長の高田 広章 教授より次のようなコメントをいただいております。

「イーソルは、ミッションクリティカルな組込みシステムの開発に経験と実績があり、さらに自社開発OSを有する日本において稀有な存在です。OSとプラットフォームにおける知見は、SDV推進におけるビークルAPIの標準化において欠かせない要素となります。また同社のグローバルでの標準化活動の実績と経験は、このOpen SDV Initiativeでも如何なく発揮されるものと大きな期待を寄せています。」

また、弊社専務取締役CTO兼ソフトウェア事業部長の権藤 正樹は、「Open SDV Initiative」への参画の意義について、次のように述べています。

「自動車開発におけるソフトウェアの重要性が高まる中で、ソフトウェアの標準化は海外に比べ国内は遅れており、SDVという新しい潮流において日本の競争力の確保とテクノロジーの革新は喫緊の大きな課題です。その中で、Open SDV Initiativeは日本の自動車業界において非常に大きな意味を持ちます。当社が持つOSとプラットフォーム知見を動員し、同Initiativeの成功に貢献していきます。」



ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)は、自動車産業における100年に1度の大変革期の中で、 現在最も注目を浴びているテーマです。SDVは「ソフトウェアによって定義される車」を指し、ソフトウェアを変更することで機能や価値も変更することができます。ソフトウェアで制御される車は電動車との相性も良い為、車の電動化と合わせて次世代の車開発のトレンドとなっており、各自動車メーカーの競争力や各国の自動車産業の将来を左右する非常に大きなテーマとなっています。経済産業省と国土交通省は、2024年5月20日に日本のモビリティDX戦略(案)*[1] の中で次世代車の「ソフトウェア定義車両(SDV)」について、日本車の販売目標を2030年に国内外で計1,200万台とし、SDVの世界シェアで3割を見込む水準まで生産を強化することを公表しています。


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*[1] 出典 モビリティDX戦略(案):
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/automobile/jido_soko/r6dxjimukyokushiryou2.pdf
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■補足資料

イーソル株式会社について

イーソルは、革新的なコンピュータテクノロジーによって安全で優れたコネクテッド社会の実現に貢献することを目指す、組込みシステムとエッジコンピューティング分野のグローバルなリーディングカンパニーです。1975年に創業し、現在東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。(証券コード:4420)イーソル独自のマルチカーネルテクノロジー(特許取得)によって開発されたeMCOS(R)リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)を中心とした高性能でスケーラブルなソフトウェアプラットフォーム製品と優れたプロフェッショナルサービスは、厳格な品質、安全性、セキュリティ基準が求められる車載システムをはじめ、FA、人工衛星、医療機器およびデジタル家電を含むあらゆる組込みアプリケーションの分野において世界中で採用されています。最先端の自社製品の研究・開発や、主要メーカーや大学機関との共同研究に加え、AUTOSAR、Autoware、マルチ・メニーコア技術の標準化活動を積極的に進めています。

▽ イーソル 会社情報
https://www.esol.co.jp/

* Autowareは、自動運転のためにROS/ROS 2上に構築されたオープンソースソフトウェアです。
* イーソル、イーソル株式会社、eSOLおよびeMCOSは、イーソル株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載された会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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