清水清三郎商店がブロックチェーンとIoT(NFCタグ)技術を融合させた「SHIMENAWA(しめなわ)」を日本酒の代表銘柄「作(ZAKU)」などに導入
PR TIMES / 2024年2月27日 13時15分
世界初(注)日本酒開封後に「日本酒ラベルNFTバッジ」の受取機能を実装し、若い世代を中心とした新たな顧客層の獲得やファンとブランドの新しいつながり方の構築を目指す
SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、ブロックチェーン×IoT(NFCタグ)の技術融合により現物資産とデジタル情報の強固な紐付けを可能とするトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」(以下「SHIMENAWA(しめなわ)」)が清水清三郎商店株式会社(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:清水慎一郎、以下「清水清三郎商店」)で導入されたことをお知らせいたします。
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創業155年を迎える清水清三郎商店は、2021年1月に新工場を稼働させ、生産能力を従来の1.5倍に拡大。日本酒の輸出額は2022年まで13年連続で過去最高を更新しています。また、世界で最も権威のあるワイン品評会「IWC・SAKE部門」、フランスで2017年より開催されているソムリエによる日本酒コンクール「Kura Master」や、2001年より毎年開催されている日本国外で最も歴史の長い日本酒の品評会「全米日本酒歓評会」など、海外のコンクールでも栄誉ある賞を多数獲得するなど、代表銘柄「作(ZAKU)」は名実ともに日本を代表するSAKEブランドの一つにまで成長しました。
一方で近年、LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドや、スターバックス、ナイキなどの世界を代表するブランドでは、次の時代に向けてブロックチェーン、NFTなどのWeb3(ウェブ・スリー)技術を活用したファン同士、ファンとブランドの新しいつながり方を構築し、新たな顧客体験の創出とロイヤルティ向上の取組みを進めています。
そこで世界中で「SAKE」を通じて国や世代を問わず、人と人がつながり、かけがえのないひと時が過ぎていく。そんな時を紡ぎ、人をつなぐお手伝いをしていくことを目指している清水清三郎商店としてこの世界的な潮流に乗り、代表銘柄「作(ZAKU)」ブランドで伝統産業の酒造りと新しいテクノロジーを融合させ、これまでタッチポイントの創出が困難であった若い世代を中心とした新たな顧客層・ファンをグローバルに獲得していくと共に、ファン同士、ファンとブランドの新しいつながり方の構築も目指していくために「SHIMENAWA(しめなわ)」を導入することにしました。
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また「SHIMENAWA(しめなわ)」には2023年12月に新機能として、日本酒を購入し、開封させた人にだけ特別な画面が表示され、限定(非公開)サイトへの誘導やNFT(Non-fungible token)を受け取れる機能が実装されました。これによりNFTを中心としたWeb3事業を営むSBINFT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高 長徳、以下「SBINFT」)が提供する総合NFT運営支援サービス「SBINFT Mits」を活用し、現物資産と強固に紐付けたNFTによる顧客ロイヤリティ向上などの取組みを進めることが可能となっています。
新しい機能やNFTを活用した具体的なロイヤリティ向上の取組みとして、どのような内容が効果的かなど、検討段階ではありますが、まずは取組みの一つとして「日本酒ラベルNFTバッジ」を清水清三郎商店で一時的にテスト導入し、検証を進めていきます。
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このNFTバッジには、実際に購入した日本酒ボトルにセットされたNFCタグの固有IDや銘柄情報などがメタデータとして記録され、「作(ZAKU)」ファンは「SHIMENAWA(しめなわ)」の新しい機能で飲んだ証としてNFCタグの開封後に「日本酒ラベルNFTバッジ」が受取可能となります。
近年は日本酒ラベルデザインも多様化し、デザインに惹かれて購入する、いわゆる“ジャケ買い”も増加していることより、「作(ZAKU)」ファンは、どの銘柄を、いつ・どのくらい(何本)飲んだかなどの思い出と共に、素敵なデザインが施された日本酒ラベルのNFTバッジを、現物の日本酒ラベルをコレクションするかのように、自身のデジタルウォレットにコレクションしていくことが可能となります。
日本酒ラベルのサンプル画像はサンプルは以下のサイトで確認いただけます。
https://www.sbitraceability.co.jp/news/news_20240227.html
また、このNFTバッジを通じて清水清三郎商店側も「作(ZAKU)」ファンが、どの種類を、いつ頃から、どのくらい保有しているかを管理でき、保有内容に応じて熱量の高い「作(ZAKU)」ファンに対してさらにロイヤリティ向上につながる施策を講じていくことが可能となります。
当社と清水清三郎商店は、まず試験的に導入する「日本酒ラベルNFTバッジ」での検証をもとに、「作(ZAKU)」ブランドの顧客ロイヤリティ向上に資する様々な施策の企画や、新しい機能の開発に努めてまいります。
なお、「SHIMENAWA(しめなわ)」には、大切な日本酒のブランドを保護する以下の基本機能が備わっています。
1 真贋証明機能
商品(現物資産)ひとつ一つにセットされるNFCタグに記録されている固有IDと、ブロックチェーン上に改ざんができない状態で記録される“いつ”、“どこで”、“誰が醸造した日本酒”かのデジタル情報が強固に紐付けされることで、その日本酒の醸造元の酒造会社を証明します。
2 開封検知機能
食の安全性担保の観点から、日本酒が未開封であること、“いま、自分が開けた瞬間”をエンターテイメントのような仕掛けで地図上にて証明することができます。また、この機能では、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)”などのデータも取得することができ、酒造会社はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。
3 正規品管理機能(出荷先情報の紐付け)
酒造会社でNFCタグにより日本酒ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けし、データベースで管理することができます。これにより不正な横流しの抑止効果が働くと共に、不正に横流しされた日本酒の出どころの傾向を把握し、特約店管理に活かすこともできます。
※1 「ブロックチェーン」とは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。
※2 「NFCタグ」とは、物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、ブロックチェーンに記録されたその資産にかかる重要な情報と強固に紐付けする際に機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術で、クレジットカードやマイナンバーカードなどでも使用されています。
※3 「NFT」とは、Non-fungible tokenの頭文字をとった略称で、和訳では「非代替性トークン」と呼ばれ、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位をいいます。NFTを活用することで、特定のデジタル資産や現物資産、およびその資産を特定目的で使用するためのライセンスや権利などに関連づけすることができます。
※4 「SBINFT Mits」とは、NFT発行者とホルダーの良好かつ持続的な関係を構築するために必要な様々なツールを統合した、総合NFT運営支援サービスです。「SBINFT Mits」を導入することで、NFT発行からコミュニティ形成、運営に至るまでの必要な支援を受けながらファンとダイレクトな関係性を構築し、Web3に関する知見がない場合でもNFTプロジェクトを開始して、容易にNFTを活用したマーケティングを行うことができます。SBINFTが運営しています。
サイト URL: https://sbinft-mits.com/
※5 「SHIMENAWA(しめなわ)」では、株式会社Uni Tag(本社:東京都中央区、代表取締役社長:半野 巧也、以下「Uni Tag」)と共同開発したロゴ入り専用NFCタグを採用しています。
(注)2024年2月、当社調べ
【会社概要】
■ 清水清三郎商店株式会社について
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/100112/table/18_1_5b25254196cbb3fa0ad3521dd43526fa.jpg ]
■ 現代の伊勢杜氏(内山智広)
[画像6: https://prtimes.jp/i/100112/18/resize/d100112-18-24622b3da06204b9ca8c-2.jpg ]
名古屋の専門学校でバイオテクノロジー(生物化学)を学び、酒づくりの道に入りました。当初より内山は卓越した感性と芯の強い信念を合わせ持ち、徹底した妥協のない酒造りをしてきました。近年、その才能は大きく開花し、国内にとどまらず世界でも大きく評価され、毎年主要なコンクールにおいて数々の優秀な賞を受賞しています。たいへん注目されることとなりました伊勢志摩サミットの乾杯酒に選出されたのも内山が丹精込めて醸した純米大吟醸酒です。
内山の目指す酒は、誰もがどこでも美味しく楽しめる酒。伝統からの学びだけではなく全国での交流会や勉強会にも積極的に参加し、つねに学ぶ姿勢を忘れずに向上心をもって酒づくりに接してまいりました。「酒造りに全身全霊をかけ、酒が出来上がったときに『あのときにああしていれば』という後悔だけはしたくない」という信条の下、今日もまたあくなき技術の研鑽と揺るぎない酒への愛情によって、粛々と旨い酒を作り続けます。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/100112/table/18_2_4149870f8af0fe9426b2797d878277f3.jpg ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/100112/table/18_3_e8d9740d94eb84c16bfcf4882b4e3fc8.jpg ]
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