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EVERSTEEL、朝日工業様にて鉄ナビ検収AIの運用を開始

PR TIMES / 2024年11月7日 11時15分

リニューアルされた鉄ナビ検収AIの稼働を開始しました。



株式会社EVERSTEEL(本社:東京都文京区、代表取締役社長:田島 圭二郎、以下EVERSTEEL)は、朝日工業株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:中村 紀之、以下朝日工業様)にて、鉄スクラップAI解析システム「鉄ナビ検収AI」の現場運用を開始いたしました。
リニューアルされたシステムが現場にて運用開始されています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103001/18/103001-18-050b691c0a5d5ab7494fe333636e8605-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


導入の背景 
少子高齢化が進み労働人口が減少していく中で、スクラップの多様性や大量の荷受けに伴う目視検収の負荷を軽減し、作業効率を向上させる業務効率化プロジェクトの第一歩として、朝日工業様での鉄スクラップ検収AI導入プロジェクトが発足しました。
また、質の良い鉄を製鋼するためには原料であるスクラップ段階で安定的な検収の実施が必要である一方、これまで鉄スクラップ中の全ての不純物などの特定は最終段階の製鋼でしか分からず、問題発生時の原因特定(密閉物等)が困難とされてきました。
これらの諸課題に対応し、AI異物検知による製鋼品質の向上・危険回避やスクラップヤードのDX化を目指すために、鉄スクラップ検収AIの導入運用がこの度開始されました。
アプリケーションの稼働状況
ヘビースクラップに加え、新断やシュレッダーなどの品種にもAI査定を拡大し、90%以上の精度を達成しています。また、異物検出AIや重量引きAIも同時に稼働しており、検収業務の精度と効率向上に寄与しております。
撮影されたスクラップデータはEVERSTEEL国内クラウドにて管理され、定期的なAIアップデートに使用されます。特に、異物データは鉄ナビ検収AIの全ユーザーで収集し、横展開することが可能です。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103001/18/103001-18-e58573e09af35db36a9ac51d4ee423f3-2490x702.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


また、インターネット環境下であればアプリケーションを利用することが可能であるため、現場のみならず、オフィスや本社からも各レーンのリアルタイム検収状況や過去査定結果を確認することができます。
荷下ろし場所に縛られず、様々な端末でリアルタイムに鉄ナビ検収AIを使用できるため、これまで実現が困難であった1箇所での全レーン遠隔検収や、他拠点の遠隔検収が可能となります。
加えて、朝日工業様では基幹システムと鉄ナビ検収AIの自動連携を行うことで、納入データの自動連携や、AI検収開始・終了が可能となりました。トラックの停車とともにAI査定が開始されるため、業務を遮ることなくアプリケーションを活用することができます。
大画面での簡易な操作画面と組み合わせることで煩雑な操作を排除し、画面操作を行うことなくよりスムーズに検収業務を遂行できる環境が整いました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103001/18/103001-18-191370fdb7f357d663021990c57614aa-2138x1576.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
 

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103001/18/103001-18-20d2e60b0e468af352fa1b6bd51f77e8-2474x1622.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


リニューアルされた撮影機材
振動や粉塵といった厳しい環境での利用、ならびにスクラップや異物の鮮明な撮影の両方を実現するために、高画質かつ耐久性に優れた産業用カメラの導入を開始いたしました。
本カメラは、1機につき6500万画素という圧倒的な解像度を持ち、スクラップの厚みや細かな異物をも精密に捉えることが可能となります。
また、防塵・防水・耐熱・振動対策が施されており、厳しい環境下でもかつてない高精度と長期安定性の維持が期待できます。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103001/18/103001-18-a8422810068be84b9582e779cbf07258-2940x1654.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103001/18/103001-18-d26a503e055ec1e87ee054483a1dcf87-1178x789.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


EVERSTEELの今後の展望
現在導入中のお客様を含め、国内11工場での「鉄ナビ検収AI」稼働が今後予定されています。EVERSTEELは、国内における多数のメーカー様への導入ノウハウを活かし、今後も導入期間の短縮や様々なニーズへの柔軟な対応に取り組んで参ります。
また、全国各地のメーカー様で蓄積されるスクラップデータを活用し、検収を起点とした操業の上下流へのサービス提供を行なう予定としております。
EVERSTEEL代表コメント
▽株式会社EVERSTEEL 代表取締役 田島 圭二郎
今回の成果はAI技術開発のみでなく、朝日工業様の現場での深い知見や操業における多大なご協力があって初めて実現したものです。心より感謝申し上げます。朝日工業様のご協力を通じて、技術的な面だけでなく、実際の業務フローとの整合性や現場の方々のご理解・ご協力をいただけたことが、今回のプロジェクトにおける鉄ナビ検収AIの運用開始に直結しております。
弊社のシステムの導入検討をいただく企業様も続々と増えています。多くのお客様にご利用いただくことで、国内の鉄スクラップデータをさらに蓄積・活用し、AI技術をより高度なものへと進化させることで、全てのお客様に価値を還元していきたいと考えております。
朝日工業株式会社について
会社名:朝日工業株式会社
所在地:東京都豊島区東池袋3-23-5 Daiwa東池袋ビル
代表者:代表取締役社長 中村 紀之
設立:1991年10月29日
会社HP:https://www.asahi-kg.co.jp/
株式会社EVERSTEELについて
会社名:株式会社EVERSTEEL
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ202
代表者:代表取締役 田島 圭二郎
設立:2021年3月16日
会社HP:https://eversteel.co.jp/


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