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変動リサイクルポイント・システム実証実験、第2弾として実施店舗を二十数店舗に拡大

PR TIMES / 2024年10月11日 16時15分

~資源回収ステーション×AI深層学習で「四方良し」なリサイクルシステムの確立を目指す~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106977/18/106977-18-5ece078d0acf6254c90f0967cd2d915b-731x549.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
設置イメージ:第1弾実証実験時の「「BIG HOUSE大野田店」リサイクルステーション


古紙・廃棄物の回収、中間処理、コンサルティングを行うSKグループ(株式会社サイコー、株式会社SKトレーディング、株式会社ステップスナイン、株式会社SKホールディングス)は、国立大学法人東北大学(注1)、株式会社4510デザイン事務所(注2)と共に行っている古紙のリサイクル促進に向けた共同研究「変動リサイクルポイント・システム実証実験」について、実証実験(第1弾)の好結果を受けて、2024年10月12日より実験規模を拡大し、実証実験(第2弾)をスタートします。



【今回のリリースのポイント】
- 資源回収ステーション(以下、ステーション)の利用データをもとにAIが利用者のリサイクル行動を学習・予測し、随時適切なポイント付与率を提示することで資源物の回収率を上げる、一般向け資源回収でのAI活用としては国内初の取り組み。

- 民間ステーションの利用率アップを通して、「利用者への還元」「行政負担の解消」「環境負担軽減」「持続可能なリサイクル事業」など多方面に好影響を与える「四方よし」な仕組みの確立を目指す。



【概要】

実証実験(第1弾)を、2023年10月1日 より「BIG HOUSE大野田店」(宮城県仙台市)にて実施。ステーション利用者が古紙持ち込み量に応じて獲得できるポイント付与率を、1日単位で変動させることで、利用者の行動がどの様に変化するかを検証。


結果として、社会的に古紙量が減少傾向にある中、実験店舗では持ち込み件数が大幅に増加しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106977/18/106977-18-29471708df6388a20cc663eedad9846c-762x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



当該結果を受け、この実証実験(第2弾)を、実験規模を拡大して実施することにしました。利用者のリサイクル行動をAIが学習予測し、随時適切なポイントを提示する仕組みを取り入れ、仕組みの最適化を図ります。実施期間は2024年10月12日~。
対象ステーションを複数社のスーパー・県内二十数店舗に広げ実施していく予定です。

▼第1弾実証実験概要
https://sk-g.co.jp/news/detail---id-170.html




【利用者のリサイクル行動が「四方よし」な効果を生む】

社会全体のリサイクル率を高める上で、家庭ごみとして捨てられている資源物をリサイクルに転換することが重要です。実際、令和5年度に仙台市で回収された家庭ごみのうち、45.7%が資源物であったというデータがあります。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106977/18/106977-18-262d0d28ceb4b497ec0d19a9648a7261-613x859.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
仙台市の事例から見る古紙リサイクルの現状



変動リサイクルポイント・システムは、ポイント変動を通じて利用者のリサイクルの行動を動機づける仕組みです。利用者は資源物の持ち込みに応じて買い物に使えるクーポンやポイントといったインセンティブを得ることができます。また、ステーション設置スーパーへの来店数増加や、可燃ごみを資源物に転換することで生まれる経済循環等による地域経済活性化も期待できます。


利用者のリサイクル行動は燃えるごみの量の減少、自治体の負担する焼却費用の削減につながり、加えて紙資源のリサイクルにより森林保護や温室効果ガスの排出抑制などの効果も期待されます。
リサイクル率上昇の動きが停滞している現在、本取り組みが利用者のリサイクル行動を喚起する新たな仕組みになることを目指します。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106977/18/106977-18-779ba62da63aa20f3d697de0e565ad70-1208x859.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
変動リサイクルポイントシステムで目指す「四方よし」な社会



【共同研究について】
本実証実験は、国立大学法人東北大学、株式会社ステップスナイン、株式会社4510デザイン事務所の3者による共同研究「ビッグデータを活用した効率的なステーション型回収システムの設計」の一環です。


(注1)所在地:宮城県仙台市, 総長:冨永悌二
(注2)所在地:京都府京都市, 代表取締役:藤原仁志、事業内容:経営戦略コンサルティング・事業開発支援など

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