タワークレーン遠隔操作システムに『JIZAIPAD』を導入。ジザイエ独自の映像圧縮技術により、リアルタイム性が向上し、映像も鮮明に
PR TIMES / 2024年11月15日 11時45分
~リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム『JIZAIPAD』で建設機械の生産性と安全性の向上を実現。2024年問題に挑む~
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118642/18/118642-18-efb7c1b68a5a66bc78543eb1c19afdb9-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社ジザイエ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中川 純希、以下「ジザイエ」)はリアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム『JIZAIPAD』を、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市、取締役社長:佐々木 正人、以下「竹中工務店」)の大阪市内の作業所に設置されているタワークレーン遠隔操作システムTawaRemo(R)️に導入しました。これにより制御信号と画像伝送のズレを大幅に改善し、映像が鮮明になったことで、タワークレーンオペレーターの作業効率化および安全性の向上に繋がりました。今後も連携して、さらなる利便性向上に向けた機能拡張を行っていきます。
■社会的な背景
時間外労働の上限規制による労働時間の減少によって影響が出ると指摘されている、通称「2024年問題」で注目されている建設業界は、慢性的な人材不足や高齢化、長時間労働が課題とされています。これらの問題を解消する手段の一つである建機の遠隔操作を取り入れようとしている企業は増えていますが、その開発進歩は基本機能の実装に留まっており、操作感の課題が指摘されています。
■取り組みの背景
TawaRemo(R)︎は、竹中工務店と鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野 裕正)が株式会社アクティオ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小沼 直人)と共同で開発した、タワークレーンの遠隔操作を実現するシステムで、2020年以降、都道府県を跨いだ遠隔地からのタワークレーンの操作を実現しています。
従来のTawaRemo(R)︎では、複数のカメラがそれぞれの特性に応じた映像を送信していたため、映像が届くタイミングにわずかなばらつきがありました。また、オペレーターからは映像の鮮明さに関する要望が多く寄せられていました。
これらの映像のばらつきや画質の課題は、タワークレーンの遠隔操作におけるパフォーマンスと安全性を最適化するために、早期の解決が求められていました。
■取り組み内容
竹中工務店の大阪市内の作業所に設置されているTawaRemo(R)️にリアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム『JIZAIPAD』を導入しました。今回の導入により、遅延を0.2秒以下に抑え、現場感覚に近い操作性を実現しています。また、従来のカメラはメーカーの違いや個体差により遅延がばらついていましたが、ジザイエが開発した屋外用の高解像度高速伝送カメラ「JizaiCam」を導入したことも、遅延をさらに減らし、一定化することに寄与しました。
さらに、このカメラに首振り機能を備えた開発中のカメラを設置し、高画質な映像を通じてタワークレーンの細やかな動きも正確に把握できるようになりました。現場のオペレーターがタワークレーンを操作する際、上下左右を目視確認しながら作業する必要があるため、カメラの角度を自由に調整できる機能が大きな利便性を提供し、現場体験に近い自然で快適な操作環境が整いました。
■お客様の声
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118642/18/118642-18-03a72ac17c49af2c7807b81cb654ea8c-2245x1497.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
トップサービス株式会社 技術部部長 小原 豊様
以前は2つのモニターを使用し画面を3分割して映像を確認していましたが、『JIZAIPAD』の導入により、映像を画面分割することなく全体を一目で把握できるようになりました。その結果、視認性が大幅に向上しました。さらに、映像の遅延も軽減され、これまで以上にスムーズでストレスの少ないタワークレーンの遠隔操作が可能となりました。広範囲を画面全体でしっかりと確認できるため、周囲の状況を正確に把握でき、安全性の向上を実感しています。
◼️今後の展望
建設現場のタワークレーンの業務効率化とオペレーターの作業効率を向上させ、作業現場の安全性を高めるために『JIZAIPAD』の機能拡充を行って参ります。また、より多くの建設現場で『JIZAIPAD』が利用されるよう、営業・開発拠点の拡大とそれに伴う採用強化を行う予定です。
■『JIZAIPAD』について
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118642/18/118642-18-c818cbec83a0c18ae81f496c704dc983-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『JIZAIPAD』は、“高品質な映像データを圧縮して伝送できる”技術を独自に開発し、通信環境が悪いとされる環境下においても、フレームレートや解像度を落とすことなく映像データをクラウド経由で遠隔地に届けられるのが特徴です。
『JIZAIPAD』は2023年9月に正式リリースし、建設土木現場・製造業工場などをはじめとした現場に導入され、機械の遠隔操作やドローンによる遠隔巡回における利便性を向上し、作業の効率化や安全性の向上に繋げられることが評価されてきました。
■会社概要
「すべての人が時空を超えて働ける世界へ」を目指して、現在リモートワークをすることが困難な方々の遠隔就労を実現するプラットフォーム『JIZAIPAD』の開発を行っています。
この根幹をなす技術は、JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクトを起点とし、東京大学 先端科学技術研究センター 稲見昌彦教授のもとで研究開発が行われている自在化身体技術です。ジザイエは、この研究成果を社会実装し、稲見が掲げる自在化社会の構築を目指し、オープンイノベーションと事業展開を推進しています。
<会社概要>
会社名:株式会社ジザイエ
設 立:2022年11月
代表者:中川 純希
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル5F Inspired.Lab 569
WEBサイト:https://jizaie.co.jp/
note:https://note.com/jizaie
X(旧:Twitter):https://x.com/jizaie
コーポレートムービー:https://youtu.be/cnRYRXzXdWI
<本件に関する問い合わせ先>
担当:株式会社ジザイエ 広報
メール: pr@jizaie.co.jp
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