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進化したハイブリッド 竪型ロータリ式 射出成形機「VR_Gシリーズ」の大型機種「VR200G」を新発売

PR TIMES / 2024年8月29日 12時45分

自動車部品など大型化するインサート成形への対応力を強化

 株式会社ソディックは、ハイブリッド 竪型ロータリ式 射出成形機「VR_Gシリーズ」の大型機種「VR200G」の販売を開始します。「VR200G」は自動車部品など大型化するインサート成形品に対応するため、ワンサイズ上の金型が搭載できる仕様にしました。同シリーズ最大級の「VR200G」の販売開始により、金型サイズに応じて最適な機種を選べる「VR_Gシリーズ」は、全ラインアップが揃うことになります。

 なお、同新製品は11月20日(水)から開催される「名古屋プラスチック工業展」にて展示いたします。
 ・会期:2024年11月20日(水)~22日(金)
 ・会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)第3展示館
  https://biz.nikkan.co.jp/eve/nagoya-platen/



■金型搭載部(型開閉部・ロータリテーブル・突出部)の仕様向上
 金型搭載部(型開閉部・ロータリテーブル・突出部)の仕様を向上させました。まず、自動車部品など大型インサート成形にも対応できるよう、ワンサイズの上の金型を搭載可能にしました。
 また、ロータリテーブルの回転駆動を見直すことでテーブル回転速度を向上しました。180度回転時のテーブル回転時間が従来機に比べて最大19%短縮※1し、生産性向上を実現しています。さらに、高速LINK通信により各制御の同期を図ることで、センサやバルブ、モーション制御のばらつきや応答時間を低減しました。
 ※1:テーブル上の金型質量800kg×2面、最高速度設定とした場合

(1) 搭載金型サイズ&質量の拡大
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_1_1cf14918f7d7540f12ccd7b4d8356e43.jpg ]


(2) デイライト延長
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_2_8b1211ed8498f01ca9342a0c4444721b.jpg ]


(3) 増圧型締力
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_3_87875dedbaffe1380da81b9301a7544f.jpg ]


(4) エジェクタ突出力&ストロークの拡大
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_4_5b21f20240f3217f0d4ca9aa4bc522c5.jpg ]


*特別装備品
[画像1: https://prtimes.jp/i/142070/18/resize/d142070-18-b6d51434857b95ea9c53-0.png ]


■販売予定価格および生産目標台数
標準価格: VR200G 3,400万円~(税抜き)
生産目標台数:「VR_G」全シリーズを含め年間200台(国内外)

■「VR_Gシリーズ」の特長
1. 独自の油圧サーボ制御技術で安定した高精度成形を実現
 独自の油圧サーボ制御技術を活用することで、安定した高精度成形が可能です。V-LINE(R)※2方式は可塑化と射出を分けて行うことで、高速充填や高圧・長時間保圧の条件下でも正確で再現性の高い成形を実現します。さらに、射出や型締めの仕様を制限することで、エネルギ消費を低減する「P.SAVE MODE」も搭載しています。
※2:V-LINE(V-ライン)は株式会社ソディックの登録商標です。

2. 新コントローラ搭載で各動作の制御能力が向上、論理回路作成機能「論理IO」標準搭載
 新しいコントローラを搭載し、各種動作の制御能力が向上しました。「論理IO」機能も標準装備されており、周辺機器など外部装置との信号のやり取りをユーザが自由に設定できるようになっています。また、高度な通信システムにより射出制御の応答性が向上し、射出充填制御の安定性も向上しました。加えて、高精度温調システムも採用し、従来に比べてより安定した高精度成形が可能です。

3. 操作画面大型化により表示情報量が増え、“スマホライク”な操作が可能
 操作画面が大型化され、表示情報量が増えました。この19インチの画面では、機械の状態データをグラフィカルに表示し、サイクルチャートもリアルタイムで確認できます。また、画面スイッチの配置や操作性も向上し、ピンチイン/アウトやスワイプなど、スマートフォンのような操作が可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/142070/18/resize/d142070-18-0d59664fcba44e6e8fa4-2.png ]


4. IoT対応によりビッグデータでの先進的な生産体制に適応
 IoT対応により、ビッグデータを活用した先進的な生産体制に対応しています。周辺機器や他の設備とのネットワーク接続を行うことで、成形品の成形環境や条件の情報管理が可能で、「V Connect」を含む当社の品質管理システムとの接続や、「M2M」や「EUROMAP63」「EUROMAP77(OPC UA通信)」との互換性があります。

5. 国際安全規格に対応
 当製品は射出成形機の国際安全規格 ISO20430(JIS B 6711)に準拠しています。これにより、安全性が確保されています。

6. 「VR_Gシリーズ」には便利な成形アプリケーション機能が標準装備
 (1) 射出連動型締機能:金型内でのガス抜き対策として有効な機能であり、金型製品部に残存するエアによる焼けや気泡の発生を改善します。
 (2)条件変更禁止10パスワード:作業者が個別に成形条件を管理できる機能です。10種類のパスワードを設定でき、パスワードのロック解除履歴を確認することも可能です。
 (3)サイクルタイムチャート表示機能:従来の仕様に加え、現在のチャートと過去のチャートを比較表示し、各動作のインターロック時間も表示できます。無駄な待機時間を見つけ出し、各動作のタイミングを最適化することができます。各種自動化機器(取出機、多関節・双腕ロボット)と連動してサイクルタイムの短縮に寄与します。

7. 製品取出ステーションにおける作業性の向上
 製品取り出しステーションにおける作業性が向上しました。ライトカーテンによる監視領域の拡大により、金型の取り付けや成形時のワークインサート・製品の取り出しなどの作業が大幅に改善されました。操作パネルは旋回式で、使いやすさを考慮し、自動化システムの適用も最大限に考慮されています。

8. ノズルシリンダR(充填性・色替性の向上)
 新しいノズルシリンダRを採用し、射出時の圧力損失を減少させることで、充填性に加え色替性を向上させました。これにより、従来の製品に比べて射出時の圧力が低下し、同等の射出圧力の場合は可塑化射出シリンダの温度を3℃~5℃低く設定できます。

■「VR200G」の主な仕様
・機種名 VR200G
[表5: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_5_e0a95d6afa96f6eaac37d72b9276b233.jpg ]


[表6: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_6_2c7f00162077612780a9b5439be4a959.jpg ]


[表7: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_7_f504b8e851c3d3a1529823095ed7f943.jpg ]


[表8: https://prtimes.jp/data/corp/142070/table/18_8_67160c5cc6ba73a34b1c34660b1d5772.jpg ]


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