ゆとり教育世代は「相手に共感すること」「自分の感情の表現やコントロール」に課題  ~採用適性検査「アドバンテッジ インサイト」の新卒応募者の受検結果を分析~

PR TIMES / 2012年11月13日 12時52分



メンタルヘルスケア対策、就業障がい者支援事業など先進的な人事ソリューションを提供する株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越 慎二、JASDAQ コード8769、以下ARM)は、自社で提供している採用適性検査「アドバンテッジ インサイト」に関して、新卒応募者の受検データをもとに「ゆとり教育世代」「非ゆとり教育世代」の比較分析を行いました。
受検した年次ごとに各年2,000例の受検データをランダムに抽出し、2003年から2005年までの受検者を「非ゆとり教育世代」、2009年から2011年の受検者を「ゆとり教育世代」として2つのグループに分けて特徴を比較したところ、ゆとり教育世代は、非ゆとり教育世代と比べて、以下のような特徴が見られました。


●相手の立場に立って考え、共感することが苦手な傾向
●自分自身の適切な感情の表現やコントロールが苦手な傾向


一般的にゆとり世代と呼ばれる新入社員・若手社員は、空気を読む力が高く、コミュニケーションの際に周囲に合わせる傾向があるといわれています。EQ(感情知能)の観点からこうしたゆとり世代の傾向を調査・分析した結果、相手の気持ちやその場の雰囲気を敏感に察知して合わせる能力は確かに伸びているものの、相手の感情がなぜ発生したのかといった原因を分析して理解したり、感情が今後どう変化し、どのような行動につながっていくかを予測する能力がやや不得手で、結果として相手の立場に立って考えたり、相手への共感が苦手であるという傾向が明らかになりました。また、自分自身の感情についての分析も不得手であることから、相手にうまく適切な感情を伝えられなかったり、自分自身の不適切な感情を押さえるための適切な問題解決がはかれないなどの結果に結びついていることが考えられます(図参照)。


※ EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは、「感情知能」と呼ばれ、感情をうまく使いこなす力のこと。4つの能力に分けられます。
(1)感情の識別:
自分の気持ちを正確にとらえることができ、自分が今どのような感情を抱き、どうしたいのかを認識することができる。また、相手の表情やしぐさ、態度などからその人がどのように感じているかを敏感に察知し読み取ることができ、その場の雰囲気についても正確に把握することができる能力。

(2)感情の利用:
目的達成のために自らを駆り立てたてて動機づけたり、仕事を効率的に行うために、その状況に適した感情を作り出す能力。また、相手の立場や状況に共感することができる能力。

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