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6月20日は「世界難民の日」

PR TIMES / 2014年6月20日 10時21分

紛争の続くシリアから隣国ヨルダンへ避難してくる難民は、2014年9月には約55万人にのぼり、そのうち約19万人が就学期の子どもだといわれています。国境なき子どもたち(KnK)は、シリア難民の子どもたちが安全な環境で学び、少しでも子どもらしい時間を持てるよう、支援活動を続けています。



1.支援を必要とする背景
紛争の続くシリアから隣国ヨルダンへ避難してくる難民は、2014年9月には約55万人にのぼり、そのうち約19万人が就学期の子どもだと言われています。彼らはその困窮した生活環境が故に児童労働や武装勢力への関与等のリスクにさらされており、このままではシリア人に学校教育を受けていない「失われた世代」が生まれてしまうことになります。

学校教育の機会を逃していたシリア難民の子どもたちの「教育を受ける権利」を守るべく、公式教育への継続したアクセスを援助する取り組みを行うことにしました。

また、ヨルダン国内にいるシリア難民の約75%の人たちが難民キャンプの外に住んでいると言われており、受け入れ側であるヨルダンの教育現場における負担は非常に大きく、キャパシティ不足の問題が指摘されています。そこで、学校教育を担うヨルダン教育省への支援を通じて、受け入れ側の能力強化および負担の軽減をはかる取り組みも同時に行うことにしました。

2.具体的な活動内容
シリア難民の子どもはヨルダン公立校に転入したものの、カリキュラムの違いや通学できなかった期間があることで学習に遅れが生じ、進級できず、継続した教育を受けられないといった事態が起きています。こういった問題に対応するために、ヨルダンの中でもシリア難民が多いイルビッド県及びマフラック県の公立校13校において2,340人のシリア難民生徒を対象に進級のための特別授業を実施します。

また、ヨルダン教育省と協働の運営委員会を設立し、進級支援プログラムの策定やモニタリング、定例会議を通して、教育省の能力強化を図ります。さらに、今回のプログラムのために新たに雇用する教員に対して研修を実施し、教員がヨルダンにおける現在の学校教育の課題やシリア難民生徒の各教科における弱点を知り、加えて、困難な状況にある子どもへ指導・対応する際の心構えや教員自身のストレスマネジメント法を学ぶことで、質の良い学習環境を提供します。

長引く紛争の影響を受け将来の見えない状態を強いられている子どもたち。
彼らが、安全な環境で学び、少しでも子どもらしい時間を持てるよう、KnKは支援活動を続けて参ります。

皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

■支援受付方法 (国境なき子どもたちへのご寄付は税制優遇されます)

1. オンライン:http://www.knk.or.jp/donate/net.html

2. ゆうちょ銀行
加入者名:特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
口座番号:00120-2-727950

3. 三菱東京UFJ銀行  高田馬場支店 [東北支援専用口座]
口座名義 :特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
口座番号 :普通 1017631


ぜひ「毎日の力!50円」継続サポートを通じて寄り添っていただけませんか。

4. オンライン:http://www.knk.or.jp/donate/continue.html

5. お電話で資料をご請求ください TEL:03-6279-1126 (平日10:00-18:00)


国境なき子どもたちとは?
認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)は、「世界の恵まれない青少年を支援すること」、そして「日本の一般市民、とりわけ若い世代の人々に対し教育啓発すること」を使命とし、1997年に日本で設立されました。
日本と世界の子どもたちが「共に成長する」ことを理念に、2014年現在は、日本(東北地方)を含む世界約10の国と地域で活動しています。

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