人間関係や生き方まで、職場や家庭の問題、悩み事が浮き彫りに!
PR TIMES / 2018年6月5日 14時1分
2017年度は40代からのSOSが3,486件で最も多く、約3件に1件は40代からの相談という結果に!
一般社団法人日本産業カウンセラー協会では、この度、2017年度(2017年4月1日から2018年3月31日)における全国の日本産業カウンセラー協会・相談室への対面による相談と電話相談の「働く人の悩みホットライン」を併せて、その利用状況等について統計結果をまとめました。その結果、2017年度における対面による相談件数は、合計4,927件(男性2,233件、女性2,694件、2016年度比7.9%増)、無料電話相談「働く人の悩みホットライン」は、合計5,586件(男性2,739件、女性2,847件、2016年度比1.5%減)となりました。合計の相談件数では、昨年より275件増加し、総計では過去最高だった2015年度の10,719件に次ぐ、10,513件となりました。
一般社団法人日本産業カウンセラー協会(代表理事:小原 新)では、この度、2017年度(2017年4月1日から2018年3月31日までの1年間)における全国の日本産業カウンセラー協会・相談室への対面による相談と電話相談の「働く人の悩みホットライン」を併せて、その利用状況等について統計結果をまとめました。
その結果、2017年度における対面による相談件数は、合計4,927件(男性2,233件、女性2,694件、2016年度比7.9%増)、無料電話相談「働く人の悩みホットライン」は、合計5,586件(男性2,739件、女性2,847件、2016年度比1.5%減)となりました。合計の相談件数では、昨年より275件増加し、総計では過去最高だった2015年度の10,719件に次ぐ、10,513件となり、依然として働く人たちの悩みが多いことがわかります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10418/19/resize/d10418-19-481688-0.jpg ]
■相談者の性別・年代別属性について
2017年度における相談者の属性を見ていくと、「対面による相談」、「働く人の悩みホットライン」のいずれにおいても40代からの相談割合が最も高く、「対面による相談」(1,634件:33.2%)、「働く人の悩みホットライン」(1,852件:33.2%)という結果になりました。また、男女ともに30代~50代の企業の中間管理職層にあたる年代の方々からの相談が、例年と同様に全体の約8割を占める結果となりました。性別による違いを見てみると、「対面による相談」では、男性の割合が45.3%に対し、女性が54.7%で女性が多く、「働く人の悩みホットライン」では男女ともほぼ同数という結果になりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10418/19/resize/d10418-19-775492-1.jpg ]
■2017年度の相談内容の傾向について
2017年度に寄せられた10,513件にのぼる相談者からの相談内容の分野別割合を見てみると、「対面による相談」を利用した場合と無料電話相談「働く人の悩みホットライン」を利用した場合で、相談内容に以下のように、顕著な相違が見られる項目がありました。下表は、2017年度における「対面による相談」及び「働く人の悩みホットライン」の分野別・男女別の相談件数をまとめたものです。
この表から、対面相談では、男性からの相談で最も多いものは『職場の問題』(772件)であるのに対し、女性からの相談で最も多いものは『自分自身のこと』(1,087件)という結果になりました。一方、「働く人の悩みホットライン」では、男性からの相談で最も多いものは『自分自身のこと』(1,113件)であるのに対し、女性からの相談で最も多いものは『職場の問題』(1,275件)という、対照的な相談の傾向が見られました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/10418/19/resize/d10418-19-876203-2.jpg ]
■「対面による相談」の傾向について
2017年度の「対面による相談」で、最も多かった相談は『自分自身のこと』(男性:630件、女性:1,087件、男女合計:1,717件)で、2番目に多かった『職場の問題』(男性:772件、女性:837件、男女合計:1,609件)に関する相談を併せて3,326件と全体の7割近くであるという結果になりました。
「対面による相談」では、女性からの相談が最も多く、男女合計でも最多となった『自分自身のこと』(1,717件)についての相談内容の内訳は、自分自身の「生き方」(688件、40.1%)、「性格」(584件、34.0%)、「人間関係」(217件、12.6%)の順になっています。
また、『自分自身のこと』のうち、最も相談割合が高く、相談件数の高かった「生き方」(688件)について、男女別・年代別で相談者の内訳を見てみると、コア年代は40代女性(127件)、50代女性(112件)、40代男性(100件)、30代女性(99件)の順となり、この4つの世代が相談件数の6割以上を占める結果となりました。
なお、2015年度のデータと比較してみると、40代で148件から227件(53.4%増)へ、50代で138件から180件(30.4%増)へ、60代で20件から53件(265.0%増)へと大幅な伸長が見られました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10418/19/resize/d10418-19-802199-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/10418/19/resize/d10418-19-625885-4.jpg ]
■「働く人の悩みホットライン」の傾向について
2017年度の「働く人の悩みホットライン」では、昨年までと同様に『職場の問題』が2,097件(37.5%)で最も多い相談内容となりましたが、『自分自身のこと』に関する相談が、昨年の1,230件(21.7%)から約1.5倍となる1,813件(32.5%)へと大幅に伸長した結果、電話相談全体に占める割合が高くなりました。
「働く人の悩みホットライン」では、最も多い相談となった『職場の問題』については、例年同様に「人間関係」にまつわる相談が約半数の1,037件(49.5%)を占める結果となりました。
この「人間関係」について相談をしてきた相談者の方々のうち、最も件数の多かった世代は、40代女性で216件となり、「人間関係」についての相談の約2割を占めています。また、この項目については全体としても女性からの相談が多くなっており、30代から50代の女性が全体の半数以上を占める結果となっています。
また、企業の中間管理職層でもあると思われる40代男性からの相談も164件と男性の中では突出した結果となりました。
2013年度から2017年度までの5年間における年代別の相談件数の推移を見てみると、2017年度では40代からの相談が最多で1,852件となり、電話相談全体(5,586件)の33.2%を占めていますが、30代からの相談件数は減少傾向、40代からの相談件数も、2015年度、2016年度に比べ減少傾向にあります。
一方で、ここ5年間で50代では540件から1,270件(235.2%増)、60代からは71件から367件(516.9%増)へと、相談件数が大幅に伸びてきていることがわかります。
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[画像7: https://prtimes.jp/i/10418/19/resize/d10418-19-849479-6.jpg ]
【50代、60代の人からの『自分自身のこと』「生き方」の相談事例】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/10418/table/19_1.jpg ]
【2017年度の相談結果を振り返って】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/10418/table/19_2.jpg ]
2017年度の対面相談室利用及びホットライン利用の実績、相談内容の実数ならびにその比率など、結果の詳細については、別添の参考資料をご参照ください。
また、統計データの詳細については、
一般社団法人日本産業カウンセラー協会ホームページをご参照ください。
URL : http://www.counselor.or.jp/press/tabid/205/Default.aspx
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