アイマトリックス株式会社 DCM (デジタル コンプライアンス モニタリング) エンジン 発売開始
PR TIMES / 2021年3月9日 11時45分
“ヒューマン ファクター セキュリティー”を強化・支援するマトリックスインサイトの追加機能を発売開始
メールシステムの出口対策・ゼロトラスト・情報漏洩対策システムのための製品“マトリックスインサイト”の拡張機能として、企業や組織で定められたコンプライアンス履行や労基法・下請法等の遵守を管理・評価する新たなAIエンジン、“デジタル コンプライアンス モニタリング エンジン”(DCMエンジン)を本日より発売開始します。
報道資料 2021年3月9日
アイマトリックス株式会社
【製品:マトリックスインサイト】
DCM (デジタル コンプライアンス モニタリング) エンジン 発売開始
アイマトリックス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:小島 美津夫)は、インターネットメッセージング・メールシステムの出口対策・ゼロトラスト・情報漏洩対策システムのための製品“マトリックスインサイト”の拡張機能として、企業や組織で定められたコンプライアンス履行や労基法・下請法等の遵守を管理・評価するための新たなAI(人工知能)エンジンを開発し、“デジタル コンプライアンス モニタリング エンジン”(DCMエンジン)として、ビルディングブロック形式で容易に追加実装出来るオプション製品を、本日より発売開始、第4四半期より出荷を行う事を発表しました。
【マトリックスインサイト】
“マトリックスインサイト”製品は、AI技術を用いた革新的なメールシステムの出口対策として、全ての送信されるメールの言語を問わずにリアルタイム処理・解析し、情報漏洩やなりすまし送信を検出・予防出来る製品として、メールセキュリティー市場の新たなトレンドとなりました。
記憶に新しいメールシステムの出口対策に関連する大きな事件として、大手電気通信事業者を退職した社員が、同分野の新規参入企業に転職する際に、通信設備に係る営業秘密を私用のPCに送信し、不正競争防止法違反容疑で逮捕された情報漏洩事件がありました。 また、コンプライアンス違反やハラスメント等、企業や組織に従事する個々人の間で交換されるメールを介して発生し、企業や組織に大きな社会的経済的ダメージ与える事例も枚挙にいとまがありません。
より安全な情報通信のためには、出入りするすべてのメールと内部で交換されるメールや付帯されるファイル等に対して、ゼロトラストセキュリティーモデルの適用が要求されますが、現行の入口対策や出口対策は、システムの脆弱性の克服やウイルス、スパムやマルウェアの検出パターンDBの強化、言語一致フィルター等、主に“システム レイヤー セキュリティー”の観点のみを重要視しています。
マトリックスインサイトの拡張機能として開発された“DCM エンジン”は、企業や組織内部のメール送信全てをリアルタイムに評価・分析することによって、個々人のうっかりミスや意図的・自棄的なコンプライアンス違反、あるいはコンプライアンスリテラシーの欠如、ハラスメント傾向等を検出し、人事や情報保全に関する大きな問題が発生する前に対応策を取るための “ヒューマン ファクター セキュリティー”を実現するものです。
【DCM(デジタル コンプライアンス モニタリング) エンジン】
アイマトリックスは、メールデータの持つ特性を最大限活用する為、AI技術を含む数々の数学的、システム的手法を研究開発し特許取得すると共に製品の機能や性能向上努めてきました。
DCM(Digital Compliance Monitoring)エンジンは、マトリックスインサイトに実装されているアイマトリックスの特許技術であるグラフ理論応用解析手法を用いた、送受信者や所属する組織と個人又グループ等の複数階層に跨る関係性、感情、目的を解析するエンジンと協調して動作し、より精細且つ多岐にわたる解析を行うAIを用いたメールデータ分析エンジンです。
コンプライアンスやハラスメント情報に関する企業や組織内のエスカレーションモデルは、“ヒューマン ファクター セキュリティー”の極めてクリティカルなプロセスであり、その守秘性や匿名性、処理判断の妥当性・透明性等の観点より、第三者機関の介入がない処理では常に疑念が発生します。マトリックスインサイトと新しいDCMエンジンは、コンプライアンスやハラスメント情報に含まれる送受信者名の匿名化やエスカレーションプロセスの分離・多岐化を自動的に行い、企業・組織内で独立・隔離した運用ができ、導入時にコンサルタントも必要ありません。また集積した分析結果をケーススタディーとして、企業・組織内のコンプライアンス リテラシーの向上のための教育やルール作りに利用できます。
DCMエンジンのビルディングブロック型オプション製品のライセンス価格は、マトリックスインサイトの仕様やアカウント数により5万円/月より。 またアイマトリックスは、本製品の発売により2021年度~2022年度において2億円の売上増収を見込んでいる。
【今後の展望】
弊社製品が情報セキュリティー対策の枠を超え、企業が持つデータを最大限活用できる新たなスタンダードソリューションとして市場に認知いただけるよう、更に精力的に活動して参りますとともに、AI/ディープラーニング技術を含む自社開発技術の早期実用化・発展に向けて、外部研究機関とも連携し、研究開発を進めて参ります。
【対象製品】
マトリックスインサイト
https://www.imatrix.co.jp/product/insight.html
【アイマトリックス株式会社について】
URL: https://www.imatrix.co.jp/
2000年に創立され、主にEメール、システムセキュリティーに関連するサービス、技術・市場開発を行ってきたベンチャー組織。日本市場シェアNo.1の「マトリックススキャン」に代表されるメールセキュリティーソリューションの開発・販売を主軸とし、アイマトリックス独自開発技術によるハードウェア・ソフトウェア製品を発売しており、国内大手通信事業者から、組織、大学、ISP と多岐にわたる多くの団体・組織を顧客としています。(※)
■ 製品に関するお問い合わせ先
アイマトリックス株式会社
カスタマーリレーションズ 営業担当
TEL: 044-272-6771 E-mail: sales@imatrix.co.jp
■ 報道に関するお問い合わせ先
アイマトリックス株式会社
カスタマーリレーションズ 広報担当
TEL: 044-272-6771 E-mail: press@imatrix.co.jp
このニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。製品・サービスの内容や仕様、料金等の情報は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
大容量ファイル転送サービス「セキュアドライブ」をリリース 柔軟な権限設定やログ機能を標準搭載
PR TIMES / 2024年9月18日 12時45分
-
Cloudflareのサイバーセキュリティ調査で、日本企業がAI活用に付随する情報漏洩を懸念していることが明らかに
PR TIMES / 2024年9月10日 16時45分
-
情報セキュリティ教育サービス『SPC Leak Detection』、標的型メール訓練を補完する「標的型メール対策専用の動画教育コンテンツ」をリリース
PR TIMES / 2024年9月5日 13時45分
-
Wiz社はアスピレイション社とリスキャナ社との日本のクラウドセキュリティの革新に向けた戦略的協業を発表
PR TIMES / 2024年8月27日 14時15分
-
『ユーザー・情シス部門が納得する脱PPAPの現実解「ファイル転送システム」、どれを選ぶべき?』というテーマのウェビナーを開催
PR TIMES / 2024年8月26日 10時45分
ランキング
-
1福井のブランド米「いちほまれ」の新米、昨年より価格6割高で店頭に…生産量は2000トン増の見通し
読売新聞 / 2024年9月22日 8時43分
-
2「無料のモノはもらわない」お金のマイルール 日々を健やかに過ごす「失敗を許容するお金」
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 9時0分
-
3「今買わないと後悔しますよ」 客を萎えさせる「店員の声かけ」はこれだ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 8時5分
-
4「三菱商事、伊藤忠、ゴールドマン・サックス」がずらり…偏差値55なのに就職実績"最強"の「地方マイナー大学」の秘密
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 10時15分
-
5「チープカシオ」なぜ人気? 安価だけではない、若者に支持される理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください