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DJI社製「QS8」を使用した、孤立病院への救援物資輸送に成功!

PR TIMES / 2018年12月10日 13時40分

災害により孤立した病院を舞台に、ドローンによる救援物資の輸送実験を実施。物資搬送用ドローンは、DJI JAPAN・スカイシーカー・東京都あきる野市が共同開発した「QS8」を採用。

第6回日本災害医療ロジティクス研修(事務局:岩手医科大学)が、平成30年10月22日に岩手県宮古市にある県立宮古病院で行われました。災害発生のため孤立した病院へ物資を輸送するという飛行実験で、岩手県ドローン協会(佐藤亮厚代表理事)とその加盟企業であるドローンショップ仙台、佐藤興産、スカイシーカー(協力企業)が、ドローンの活用の場を広げるために実施しました。



[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=bh9Z90ze6Zs ]



災害時に病院が孤立したと想定し、最大積載量6kgの「物資搬送用ドローンQS8」による、衛星電話の輸送実験を実施しました。


先に中型ドローンを飛行させて周辺の安全確認を行い、その撮影データを参考にQS8の自動飛行ルートを作成、国道や建物から30メートル以上の安全距離を確保するため、病院横の森林上空を飛行させました。

次に、作成した自動飛行ルートを元に、衛星電話を積載したQS8が往復1.5kmの距離を自動で飛行し、目的地(宮古病院)屋上で待つ職員へと無事衛星電話を届ける事に成功しました。
また、今回の実験では災害時施設状況伝達横断幕「SOSシート」を活用し、その有効性についても確認することができました。



ドローンの活用

遠隔操作で物資の搬送もでき、映像も確認できるドローンへの期待が、高まっています。
岩手県ドローン協会・佐藤亮厚代表理事は、「(ドローンの)映像を活用し、被災者の方を迅速に救助できればと思っている。その訓練に、これからも積極的に参加していきたい」とコメントしています。刻一刻を争う災害現場でのドローンの活用は、これからもっと増えていくでしょう。

【岩手県ドローン協会の取り組み】
「国内初。ドローンを活用した冬季の火山噴火対応訓練を実施」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000025357.html



物資搬送ドローンを導入、東京都あきる野市の取り組み

すでに、物資搬送ドローンQSシリーズを導入し、市政に役立てる取り組みを東京都あきる野市では行っています。土砂災害や降雪により、孤立が危惧される地域があるため、孤立地域対策が課題の一つだったからです。ドローンは地上の移動が困難になる災害時でも、迅速かつ確実に空中を移動することができます。QSシリーズには操縦技術を補う自律飛行機能や物資搬送用のボックスも備わっているので、孤立地域の状況確認や支援が可能です。ドローンを活用できる人材育成や防災訓練にも力を入れています。

[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=JY7DNv0asQ8 ]




物資搬送ドローンQS8とは


[画像1: https://prtimes.jp/i/25357/19/resize/d25357-19-463360-2.jpg ]

QS8は最大6kg(推奨)の物資を積載することができる、物資搬送に特化した機体です。
さらに、高性能な防塵・防滴性能や拡張性の高いカメラマウントを有しており、様々なカメラが搭載できることから災害現場の正確な状況確認も可能であり、大規模災害現場での飛行に非常に適した機体と言えます。
DJI社「Windシリーズ」をベースに、スカイシーカーがDJI JAPANと東京都あきる野市と共同開発した機体です。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/25357/table/19_1.jpg ]



従来のドローンでは、災害現場や山間部での飛行は電波通信が遮断されるという問題から非常に困難でしたが、DJI社製QSシリーズでは新型の制御基板により、何らかの原因で電波が遮断されても目的地へ到着後自動で着陸し、安全に物資を搬送することが可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25357/19/resize/d25357-19-366186-3.jpg ]


「QSシリーズ」にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
【問い合わせ】
株式会社スカイシーカー
03-6260-8960


【その他使用した機体とカメラ】
・DJI社製ドローン「MATRICE 210」

[画像3: https://prtimes.jp/i/25357/19/resize/d25357-19-470736-0.jpg ]


数種のカメラジンバルが搭載可能な高性能産業用ドローンです。
防水・防塵に加え、デュアルバッテリーシステムを採用しており、氷点下での飛行も可能です。

・ズームカメラ「Z30」

[画像4: https://prtimes.jp/i/25357/19/resize/d25357-19-386244-1.jpg ]


詳細な点検・検査に最適な光学30倍ズームカメラです。



株式会社スカイシーカーについて

<事業内容>
1. 産業用ドローンの販売・レンタル事業
DJI社製の産業用ドローンの販売や屋外用蓄電池の販売を行なっているほか、産業用ドローンのレンタル事業も行っています。

2. 調査・分析・コンサルティング事業
ドローンを活用した野生鳥獣調査やそこで得たデータからの画像解析や生息域のマッピングを行なっています。
その他、集落環境調査や災害対策調査等も行なっています。

3. パイロット育成事業
ドローン操縦者育成プログラムやドローン技能検定をとおして、ドローンの正しい知識と操縦スキルを有した人材を育成し、ドローン・ビジネスにおいて第一線級の活躍が可能な人材の育成を手がけていきます。
初心者向けからプロ向けの講習を幅広く実施しています。

HPはこちら:http://skyseeker.jp/



スカイシーカーのドローン導入、活用の取り組み

11月30日(金)に、DJI JAPANとスカイシーカー、ドローンショップ仙台が共同で「ドローン導入・活用セミナー」を仙台市にて実施しました。当日紹介されたドローンは、DJIから10月30日に発表されたばかりの新製品「Mavic2 Enterprise」で、主に下記のような機能を持ち、災害時の活用に非常に期待されています。

〈Mavic2 Enterprise 注目すべき3つの新機能〉
・M2E スポットライト
・M2E スピーカー
・M2E ビーコン

〈活用が期待される場面〉
・夜間の捜索、人命救助
・夜間の点検、調査
・夜間の撮影
・空からの巡視
・避難誘導 など

【スケジュール(一部)】
・Mavic2 Enterpriseの商品紹介、海外での活用事例
・国立研究開発法人 防災科学技術研究所 山内 庄一郎 氏 講演
・ドローンパイロットの育成、導入支援
・デモ、体験会

[画像5: https://prtimes.jp/i/25357/19/resize/d25357-19-475591-4.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/25357/19/resize/d25357-19-850521-5.jpg ]




関連企業団体

株式会社スカイシーカー
http://skyseeker.jp/

一般社団法人岩手県ドローン協会
http://droneiwate.or.jp/

株式会社 佐藤興産
http://www.sato-im.com/

ドローンショップ仙台
http://ds-sendai.jp/

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