HPE、テレコムエッジでのリアルタイム処理に最適なプラットフォーム提供により、5G、AIの加速を支援
PR TIMES / 2019年11月26日 11時55分
グローバル通信機器ベンダーと協調し、HPE Edgeline EL8000 Converged Edge Systemが、エッジにおけるNFV、MEC、ローカル 5Gを実現
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード株式会社 本社:東京都江東区、社長執行役員:ジャスティン・ホタード)は、通信事業者や製造業における超大容量データのリアルタイム処理のために開発したHPE Edgeline EL8000 Converged Edge Systemを、本日より販売開始します。
[画像: https://prtimes.jp/i/45092/19/resize/d45092-19-325479-0.jpg ]
HPE Edgeline Converged Edge Systemは、HPEが提供するエッジコンピュータ製品群です。
本日発表するHPE Edgeline EL8000 Converged Edge Systemは、エッジにおける5G(*1)、MEC(*2)のNFV(*3)基盤に最適で、マルチメディア配信、コネクテッドモビリティ、スマートシティを実現するための、IoT、AI、動画解析など、大容量データをエッジにて低遅延で処理するニーズにも適しています。
最大24コアのインテル(R) Xeon(R) プロセッサー・スケーラブル・ファミリーを4基搭載、通信機器向けの規格であるNEBS(*4) Level 3に準拠する高温での動作、耐振動・耐衝撃性に加え、先進のセキュリティ・遠隔管理性を備えたHPE Edgeline EL8000 Converged Edge Systemは、5G/MECやプライベート LTE(*5)/ローカル5Gサービスを提供するプラットフォームとして開発され、海外では通信機器ベンダーとのコラボレーションも進んでいます。
5Gのインフラは、オープンスタンダードに基づくアーキテクチャに移行する必要がありますが、スタンダードなITシステムにおいて、既存RAN(*6)をvRAN(*7)に置き換えることで、迅速かつ円滑な5G展開を実現できると考えます。
すでに販売中のHPE Edgeline Converged Edge System各機種は、国内でも製造業をはじめとする幅広い業種で利用されており、今後さらに導入の加速が見込まれています。この度、HPE Edgeline EL8000 Converged Edge Systemsをラインアップに加えることで、製造プロセスから通信領域まで、幅広い用途に適応できるエッジソリューションを提供可能となりました。
〈HPE Edgeline EL8000 Converged Edge Systemの構成と主な機能〉
・8-28コアの最先端Intel(R) Xeon(R) SPプロセッサ搭載の専用Blade ユニット(現在は最大24コア)
・高温での動作(0~55℃)、耐衝撃、耐振動
・幅 22.1cm、奥行き 43.2cm、高さ21.2cmの省スペース設計(HPE ProLiant e910 Blade Serverを最大4機搭載可能)
〈価格と販売開始時期〉
・製品名: HPE Edgeline EL8000 Converged Edge System
・希望小売価格(税抜): 2,147,000 円~ (HPE ProLiant e910 1U Blade Server を1機搭載時)
・販売開始日: 2019年11月26日
※HPE Edgeline EL8000 Converged Edge Systemの情報は以下のURLを参照してください。
https://www.hpe.com/jp/ja/servers/edgeline-systems.html
*1 5G:第5世代移動通信システム
*2 MEC(Multi-access Edge Computing):モバイル通信ネットワークにエッジコンピューティングの仕組みを実装することで、ETSI(欧州電気通信標準化機)が標準化を進めています。
*3 NFV(Network Functions Virtualization):ネットワーク機器の機能を汎用サーバの仮想化基盤上でソフトウェア(仮想マシン)として実装 する方式のことです。
*4 NEBS(Network Equipment Building System):通信事業者向け通信機器の基準
*5 LTE(Long Term Evolution):国内現行の高速携帯通信規格
*6 RAN(Remote Access Network) :無線アクセスネットワーク
*7 vRAN (Virtual RAN):仮想化無線アクセスネットワーク
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをas a Service(アズアサービス)として提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細は www.hpe.com でご確認ください。
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html
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