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スペースデータ、宇宙ステーションや宇宙ロボットへのAI活用に関する研究開発を開始

PR TIMES / 2024年6月17日 13時15分

東京大学先端科学技術研究センターと共同研究契約を締結



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人類の宇宙展開を通した産業変革を目指す株式会社スペースデータ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下スペースデータ)は、スペースコロニー実現に向けた開発加速のため、東京大学 先端科学技術研究センター(所在地:東京都文京区、所長:杉山正和、以下東大先端研)の知能工学分野(教授:矢入健久)と、宇宙ステーションや宇宙ロボットへのAI(人工知能)活用に向けた共同研究および開発を開始しました。

宇宙分野でも実績豊富な東大先端研の人工知能に関する研究成果を、スペースデータが開発する宇宙ステーションのシステムやロボットに応用し実装することで、船内の異常検知や宇宙飛行士の支援など、より自律的な宇宙ステーションの開発に寄与することを目指します。

背景と概要
スペースデータはデジタル技術と宇宙技術を融合し、新しい宇宙ステーションおよび宇宙ロボットの技術開発に取り組んでいます。当然AIの活用は不可欠です。

東大先端研 知能工学分野の矢入健久教授は、20年以上に渡って宇宙分野における人工知能活用を研究しており、人工衛星における「データ駆動型のシステム健全性監視」が主要な研究テーマです。また、宇宙機や自律移動ロボットのための自己位置推定・環境地図作成の研究も実施してきました。

本研究は、この東大先端研の人工知能技術を応用し、「1.宇宙ステーションの自律化を目指すこと」、そして「2.宇宙ロボットへのAI搭載」を主題としています。

1.宇宙ステーションの自律化
「データ駆動型のシステム健全性監視」の技術を宇宙ステーションのシステムに応用し、既存の運用データを基に、AIによって宇宙ステーションのシステム健全性監視を自動化します。また、これまでは専門家の高度な知見が必要だった運用業務を自動化・自律化するアプリケーション開発を検討します。

2.宇宙ロボットへのAI搭載
宇宙ステーションや月での活動を行う宇宙ロボットにおいて、AIを活用した自己位置推定や地図作成技術を開発します。また、宇宙飛行士とのコミュニケーションや作業支援など、AIの様々な活用を検討します。


東京大学 先端科学技術研究センター 知能工学分野について
東大先端研の知能工学分野(教授:矢入健久)は、人工知能および機械学習に関する研究を行っています。特に、システムの状態に関するデータおよびラベル情報が十分でないために「教師あり学習」が適用できない場合において、システムの正常挙動を「教師なし学習」を用いて推定したり、専門家知識に基づくモデルを活用することによってデータ・ラベルの不足を補う方法の研究に取り組んでいます。また、人工衛星や生産プラントに代表される大規模で複雑な人工システムが正常に稼働しているかどうかをデータから監視する技術、すなわち、データ駆動型のシステム健全性監視技術を開発しています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80352/19/80352-19-381d94b355dc3da026792c682e0a1c07-800x449.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


矢入健久教授のプロフィール
1971年生まれ。1994年東京大学工学部航空学科卒(宇宙工学コース)。1996年同大学院工学系研究科修士課程修了。1999年同博士課程修了。博士(工)。同大学先端科学技術研究センター助手、工学系研究科講師、准教授などを経て、2019年より同大学大学院工学系研究科、兼、先端科学技術研究センター教授。専門は、機械学習・確率推論、異常検知・診断、およびそれらの航空宇宙分野などへの応用。


スペースデータについて
スペースデータは「宇宙」と「デジタル」の融合を目指した研究開発を行うスタートアップです。人工衛星・宇宙ステーション・月面探査といった宇宙分野の技術と、AI・3DCG・デジタルツインといったデジタル分野の技術の融合を目指す研究を進めています。「新しい宇宙を作る」をビジョンに掲げて、革新技術の発明・特許化・実用化を行っています。

法人概要
社名 :株式会社スペースデータ
代表 :佐藤 航陽
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-11-1 JMF渋谷ビル03 5階
資本金:15億1300万円
目的 :宇宙開発に関わる投資と研究
URL :https://spacedata.ai


本件に関するお問い合わせ
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
https://spacedata.jp/contact

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