2022(令和4)年度の活動報告と2023(令和5)年度の主な予定について
PR TIMES / 2023年5月17日 19時45分
~本願寺(西本願寺)からのお知らせ~
2022(令和4)年8月28日に本願寺執行長(しゅぎょうちょう)として、約7年にわたり築地本願寺宗務長(しゅうむちょう)を務めた安永雄玄(やすながゆうげん)が就任いたしました。「魅力あふれる本願寺、お参りしたくなる本願寺をめざして」を基本方針として諸活動を行ってまいります。
ここに2022(令和4)年度下半期の活動報告と2023(令和5)年度上半期に予定されている主な行事などをご報告いたします。
寺務の基本方針「魅力あふれる本願寺、お参りしたくなる本願寺」をめざして
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このたび、本願寺では年2回、メディアの皆さま向けにニュースレター発行し、半年間の活動報告や今後の予定をお知らせすることにいたしました。ぜひともご一読いただければ幸いです。
昨年8月に私が本願寺の執行長(事務方のトップ)に就任し、約8カ月が経過しました。この間は、まず寺務所内の体制の見直しと補強から始めました。
具体的には外部のプロフェッショナルも含めた人材補充や職員への研修などであります。新たな本願寺のための基礎作りと言えるでしょう。
とはいえ、全てがスムーズに進んでいるわけではなく、京都社会ならではのリズムのようなものに私も慣れるのに苦労しています。また浄土真宗本願寺派の本山としての立場や意味を大切にしつつ、物事をどう進めるかには慎重を期しております。
まだまだ課題は山積しておりますが、日々邁進してまいりたく存じます。
さて、本願寺における2023(令和5)年度の寺務の基本方針は、「親鸞聖人(しんらんしょうにん)の生き方に学び、お念仏のみ教えをひろめることによって、自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現」とし、スローガンとして「魅力あふれる本願寺、お参りしたくなる本願寺」を掲げております。幅広い世代のファンの創出や、積極的な情報発信など広報活動の強化、リブランディング、サービスの拡充などを目指しております。
また3月29日から5月21日までの間、5期30日にわたり、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃(きょうさん)法要を本願寺で修行しており、5月16日からは最終期の第5期を迎えます。取材も可能な限りお受けいたしますので、いつでも広報担当にご連絡ください。
これからも本願寺の活動にご理解ご支援を賜りたく、よろしくお願い申しあげます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/110086/table/19_1_af7e2b3acd7565d3f56dadff681ebfec.jpg ]
2022(令和4)年度の活動報告
第30回本願寺評議会臨時会において新執行長選出
第30回本願寺評議会臨時会【2022(令和4)年 8月5日開催】において執行長選挙が行われ、築地本願寺で宗務長として改革を行ってきた安永雄玄が選出され、8月28日付で執行長に就任しました。
また8月29日付で、副執行長として黒田正宣(くろだしょうせん)が、執行に尾井貴童(おのいきどう)が、それぞれ就任しました。
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参考URL(PRTIMES「安永執行長記者会見」)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000110086.html
2023(令和5)年 御正忌報恩講法要修行(1月9日~16日)
2023(令和5)年1月9日から16日まで、御正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)法要をお勤めしました。
浄土真宗を開かれた親鸞聖人の年忌法要(ご命日:1263年1月16日<弘長2年11月28日>)にちなんで、聖人のご遺徳をしのび、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のご本願によるお救いに報恩感謝する浄土真宗で最も大切な法要です。感染症対策に配慮しながらの法要でしたが、期間中約5,000人の方にご参拝いただき、またお斎(とき)<精進料理の接待>を3年ぶりに開催いたしました。今後はポストコロナを見据え、法要の中継体制などのさらなる充実を図り、これまで本願寺にご縁のなかった方に響くような新たな施策を計画してまいります。
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本願寺伝道院(重文)を活用したイベント・講演会等を開催
本願寺伝道院において、2022(令和4)年11月24日~27日、株式会社ネイキッド主催の『NAKED GARDEN ONE KYOTO』が開催され、リアル×メタバースで体験する「伝統と革新」をテーマに唐門でのアートイベントや次世代型オークション『NAKED AUCTION 0(ゼロ)』が実施されました。
また同年12月3日には、建築家としても著名な東京大学名誉教授 藤森照信氏を講師に迎え、講演会を開催し、講演会後、伝道院内部の特別公開を行いました。
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参考URL( PRTIMES「本願寺伝道院でアートイベント開催」)
https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=110086&release_id=7&owner=1
参考URL( PRTIMES「本願寺伝道院で講演会と特別公開を実施」)
https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=110086&release_id=6&owner=1
本願寺公式インスタグラム 開設
本願寺では、公式ツイッター<お西さん(西本願寺)ツイッター:フォロワー約1万人>、公式YouTubeチャンネル<お西さんの常例布教:登録者約3,000人・お西さんの法要行事:登録者約1,700人>と、SNSでの情報を積極的に発信しています。 2023(令和5)年2月には、新たに本願寺公式インスタグラム<お西さん(西本願寺)インスタグラム>を開設し、本願寺の四季折々の風景などをお届けしています。開設から3ヵ月が経ち、フォロワーは400名を超えました。
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本願寺書院(国宝)にて小野賢章×細谷佳正 朗読劇 THE CLASSIC ~「平家物語」「犬王の巻」の世界~ 開催
2022(令和4)年10月30日、小野賢章×細谷佳正 朗読劇 THE CLASSIC 実行委員会の主催による『小野賢章×細谷佳正 朗読劇 THE CLASSIC ~「平家物語」「犬王の巻」の世界~』が、本願寺書院 「鴻之間(国宝)」にて開催されました。
参考URL( お西さん(西本願寺)HP 「小野賢章×細谷佳正 朗読劇 THE CLASSIC ~「平家物語」「犬王の巻」の世界~のご案内」)
https://www.hongwanji.kyoto/topics/001153.html
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2023(令和5)年度の主な活動予定(上半期)
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要について
2023(令和5)年は宗祖(しゅうそ)親鸞聖人のご誕生から850年目にあたります。また、明年は浄土真宗が開かれた「立教開宗(りっきょうかいしゅう)」から800年をお迎えする年となります。本願寺では、2023(令和5)年3月29日から5月21日まで、5期30日間にわたり、その慶讃(きょうさん)法要をお勤めしています。
慶讃法要期間中の4月29日・5月6日・7日には、これまで仏教や浄土真宗にあまり親しみのなかった方や若い世代の皆さまにもお気軽にご参加いただける協賛行事を開催しました。
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参考URL(慶讃法要サイト)
https://www.hongwanji.or.jp/850800houyou/
残す期間は第5期<5月16日(火)~5月21日(日)>となります。
慶讃法要の御満座(ごまんざ・最終日)は親鸞聖人850回目の御誕生の日にあたります。
5月21日(日)は重要文化財 南能舞台で祝賀能を、20日(土)~21日(日)は国宝飛雲閣で茶席を開催します。
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参考URL(「本願寺『宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)』祝賀能及び茶席のご案内」)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000110086.html
第35回本願寺納涼盆踊り
本願寺納涼盆踊りは、1986(昭和61)年から、本願寺北境内地(駐車場)を会場に、7月下旬に開催しています。毎年様々な「夜店」が出店し、1万人以上が来場される、たいへん賑やかな行事 です。
本年は4年ぶりの開催を予定しており、開催概要については、決定次第、本願寺ホームページなどでお知らせしますのでどうぞ楽しみにお待ちください。
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大谷本廟納骨・永代経総追悼法要
大谷本廟(おおたにほんびょう:京都市東山区五条)は、親鸞聖人のご廟所(墓所)です。亡くなられてから永い年月を経た現在も、親鸞聖人の教えを仰ぎ、お念仏のよろこびに生かされる門信徒の方がたによって護持されています。大谷本廟納骨・永代経総追悼法要は、毎年6月上旬に、大谷本廟へご納骨された方、永代経のご縁を結ばれた方を対象として修行しています。お念仏を依りどころとして往生された先人のご遺徳を偲び、今を生きる私たち一人ひとりの「いのち」のあり方を見つめなおす機縁として、浄土真宗のみ教えに遇い得たことを喜ばせていただく法要です。
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本願寺の今後の予定(上半期)
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本願寺(西本願寺)について
浄土真宗本願寺派の本山。正式には龍谷山 本願寺(りゅうこくざん ほんがんじ)といい、西本願寺とも呼ばれています。
浄土真宗は親鸞聖人によって開かれました。親鸞聖人は鎌倉時代前半から中期にかけての僧侶でした。親鸞聖人の没後、末娘の覚信尼(かくしんに)が中心となり、1272年(文永9)年、京都の東山大谷に廟堂を建て、そこに聖人の遺骨と影像を安置し、やがてこの廟堂が本願寺となりました。第8代蓮如上人(れんにょしょうにん)の時代には積極的な伝道を展開したことにより教団は大きく発展しました。その後、寺地は大阪、和歌山などを転々とした後、1591(天正19)年京都六条堀川に寺基を定め現在に至ります。
阿弥陀堂(あみだどう)や御影堂(ごえいどう)を始め、唐門(からもん)、飛雲閣(ひうんかく)など数多くの国宝が建ち並ぶ寺院であり、美術工芸品では三十六人家集(国宝)などを所蔵しています。
1994(平成6)年12月「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録されました。
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