2025年雛人形市場におけるブランド知名度と選ばれる理由｜現代の雛人形選び、選考基準はサイズとデザインが決め手に

～2025年雛人形商戦がスタート 。 アンケート結果から見えてくる、現代の雛人形選びにとって重要な要素とは～



オリジナルブランドによる雛人形・五月人形の製造・販売を行う株式会社ふらここ（本社：東京都中央区　代表取締役：原 英洋）は、2025年の雛人形商戦に向け、実際の雛人形購入者300名を対象に調査を実施しました。その結果、雛人形選びの決め手として「サイズ」や「デザイン」が特に重視される傾向が明らかになりました。調査の分析結果からは、伝統的な価値観だけにとどまらない現代のライフスタイルならではの選考基準と、雛人形市場におけるニーズが浮き彫りとなっています。
ふらここ公式HP：https://www.furacoco.co.jp/
アンケート調査について

ふらここでは、3歳以下のお子さま（女の子）を持ち雛人形を購入したことのある方に向け、雛人形に関するアンケート調査を実施しました。雛人形のブランドに関するアンケートや、雛人形を購入する際のポイントなど、さまざまな観点からアンケートを実施しました。
本調査に回答していただいた300名の回答を分析することで、雛人形を購入する方のニーズを読み解きました。

【調査概要】
・調査期間：2024年10月
・調査方法：3歳以下のお子さま（女の子）を持ち雛人形を購入したことのある方
　　　　　　※調査の対象者は、調査会社により無作為抽出にて選定
・調査対象：300名
■雛人形の知名度調査
こちらの項目では、雛人形を販売しているメーカーの知名度について調査しました。特定ブランドに対する認知度や信頼度、購入の決め手となる要素の調査結果からは、老舗ブランドの強い存在感やそれに対する購入者の一定の信頼感が見て取れます。その一方で、現代の購入者の価値観は多様化しており、ブランド名だけにとどまらず幅広い視点で雛人形を選んでいる側面も見えてきました。

Q1.知っているブランドに〇をつけてください
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115009/19/115009-19-7c06eb7210d7095f93aea5bbe6c8904d-2280x1294.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
雛人形のアンケート調査：雛人形ブランドの知名度

《分析結果》
雛人形のブランドでは、「久月」と「吉徳」が特に高い認知度を持っているのがわかります。久月が最多の回答となる155名（18％）、吉徳が100名（12％）と続いており、両者が雛人形の老舗ブランドとして強い存在感を示しているといえるでしょう。一方、ほかのブランドの認知度はやや分散しており、「ふらここ 」「ひととえ」「中川政七商店 」など、伝統的な雛人形よりコンパクトかつモダンでかわいらしいデザインが特徴のブランドも一定の支持を得ています。最近は、住宅事情を反映してか、飾りやすいコンパクトな雛人形が人気を集めており、その傾向が反映された結果になっていると考えられます。

トップ5社以外の20社以上についても、「知っている」との回答が17名（2％）～31名（4％）に上り、選択肢が広く分散している点が明らかになりました。雛人形を選ぶ際、さまざまなブランドが検討対象として挙がっているのがうかがえます。

Q2.ブランドの知名度は購入意思に影響しますか？
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115009/19/115009-19-95ba59f2db7ecb1cea193f989c661cd6-1300x654.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
雛人形のアンケート調査：ブランド知名度の購入意思への影響

《分析結果》
「はい」と答えた方が55名（18％）、「どちらかといえばはい」と答えた方が110名（37％）を占め、合わせると過半数となる165名（55％）の回答者がブランドの知名度に影響力を感じています。一方で、「いいえ」と「どちらかといえばいいえ」を選んだ方は合計135名（45％）となり、知名度はそれほど重視していない方も一定数いるのがわかりました。

このことから、雛人形の購入時にブランドの知名度が重視される傾向はややあるものの、世間一般で見るとそれが決定的な要因とまではいえないことが示唆されます。特に「どちらかといえば」との中間的な回答が全体の過半数を占めている点からも、多くの方は知名度を考慮しつつ、ほかの要素（デザイン、価格、品質など）も重視していると推測されます。ブランドはあくまでも一つの判断材料であり、それだけで決めているわけではないといえるでしょう。

Q3. 有名なブランドを購入する場合、何が魅力で購入しますか？
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115009/19/115009-19-305c1d84c2115eabc5969aab2bbd5d9c-2759x1268.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
雛人形のアンケート調査：有名ブランドの魅力ポイント

《分析結果》
有名ブランドの雛人形を購入する際に重視されるポイントはさまざまですが、最も多くの回答を集めたのは「高いデザイン性」の94名（10％）と「商品ラインナップの豊富さ」の93名（10％）です。購入者は、特にデザインや選択肢の多さを重要視しているのがわかります。次に「品質に対する信頼感」の83名（9％）や「素材の良しあし」の78名（8％）が続いており、見た目の良さだけでなく、品質や素材にもこだわり持つ方が多いことがうかがえます。「コンパクトで飾りやすいデザイン」や「有名ブランドであることの安心感」もほぼ同じ割合で選ばれており、現代の住環境に適した実用性やブランドの信頼感も軽視できないと考えられているようです。

以上の結果から、有名ブランドの雛人形は単に知名度だけではなく、デザインや品質、実用性などさまざまな面から評価されているのがわかります。また、伝統を守りながらも、現代的なニーズに応えるブランドが求められていることも示唆されています。
■雛人形を選ぶときのポイント
こちらの項目では、雛人形を選ぶときのポイントがどのようなところにあるのかなどを調査しました。購入時に最も重視される点としては「サイズ」「デザイン」「価格」などが上位を占めており、特にサイズやデザインに関しては価格以上に重要視する傾向が見て取れます。また、購入する際は店舗利用だけでなくオンラインでの情報収集も積極的に行なわれている点などが明らかになり、現代の消費者が大切にする選考基準と行動傾向が見えてきました。

Q4.お人形を選ぶときに最も重視するものは何ですか？（1つだけ回答）
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115009/19/115009-19-879dd3eb1acc90b67c2bd6b0b7647f12-1300x769.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
雛人形のアンケート調査：雛人形選びの最重視ポイント

《分析結果》
雛人形を選ぶ際に特に重視される要素は、比較的偏りが見られ、上位5位までの要素を選択した方が8割以上を占めました。最も多くの回答が集まったのは「サイズ」で、回答者数は85名（28％）となっています。現代の住宅事情では、雛人形を飾るスペースが限られている家庭も多く、サイズが重要な選定基準となっているのがうかがえます。

次いで「全体のデザイン」が59名（20％）と高い割合を示しており、「価格」が42名（14％）と続きました。価格も重要ではありますが、一生ものとして選ぶ雛人形では、価格以上にサイズやデザインを優先する方のほうが多い傾向が見られます。また、「お顔」も価格と同程度の票数が集まっており、購入者のこだわりがうかがえます。

一方で、アフターサービスや接客態度といった、ブランドのサービスに関する要素を重視する回答は少数にとどまりました。口コミや友人・知人・親のすすめを重視する意見もありますが、こちらも比較的少数派となっています。

Q5.その他重視するものはなんですか？3つまで選択してください
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雛人形のアンケート調査：雛人形選びの重視ポイント（2位以下）

《分析結果》
Q4の「最も重視する要素」に引き続き、Q5の「その他の重視する要素」でも「サイズ」「価格」「全体のデザイン」「お顔」が上位に入っています。このことから、雛人形を選ぶ際に、多くの方が同じようなポイントを重視する傾向が見られます。特に「サイズ」については、Q4で85名が重視すると回答したのに加え、Q5では184名が支持しており、全体で300名中269名がサイズを重視すると答えた結果になりました。飾りやすく収納しやすいサイズ感や、自宅スペースとのバランスを考慮したサイズは、雛人形選びにおいて非常に重要な要素といえます。

同じように、Q4、Q5の回答数を合わせると「価格」は182名、「全体のデザイン」は196名となり、それぞれ過半数の回答者が重視しているのがわかります。「お顔」もQ4、Q5を合わせて140名と過半数に迫る結果となりました。一方で、それ以外の要素に対する回答は少なく、特定のこだわりを持つ一部の方が重視している印象です。

Q6.気に入ったお人形を見つけるためにどのように探しますか？
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115009/19/115009-19-a5d4cfff8d60a5a1aeaf2e03563131ac-1300x564.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
雛人形のアンケート調査：雛人形を探す方法

《分析結果》
雛人形を探す方法として、「店舗へ行く」方法が最も人気で、129名（43％）の回答数が集まりました。店舗では、デザインやサイズ、素材感などを実際に見て確認できるため、特に信頼性が高く評価されていると考えられます。

次に「インターネットで探す」が85名（28％）を占めており、オンラインで情報収集する方も比較的多い傾向です。複数のブランドや価格を比較しやすいうえ、自宅にいながら手軽に情報を得られる点が魅力といえるでしょう。

「SNSで調べる」との意見も45名（15％）で、三番目に多い回答となっています。SNSでは、ほかのユーザーのレビューや実際の写真、動画を参考にしたいなどのニーズが増えているようです。視覚的な情報も豊富で、ほかの購入者のリアルな体験が共有できるSNSは、雛人形選びにも有効なツールとなっています。一方で、友人・知人にアドバイスを求めたり、夫婦で相談したりなど、身近な方の意見を取り入れたりする層も一定数いるのがわかります。

Q7.どこで雛人形を購入しましたか？
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雛人形のアンケート調査：雛人形の購入先

《分析結果》
雛人形の購入先では「人形専門店」が95名と最も多くの方に選ばれており、全体の32％を占めています。専門店は、伝統的な人形を取り扱っている場合が多く、品質が保証されているため安心して購入できるのがメリットです。また、専門的な知識を持つスタッフからのアドバイスを受けられるのも、雛人形のような特に失敗したくない買い物での安心感を高め、支持される要因となっています。

専門店の次に多かったのは「ECモール」の50名（17％）や「ベビー用品店」の49名（16％）です。ECモールは、多様な商品を比較検討しやすく手軽に購入できる点、ベビー用品店は、両親にとって慣れ親しんだ場所である点が、それぞれ選ばれる理由です。

「スーパー・ショッピングモール」も一定の人気があり、特設の雛人形販売スペースが設けられることが多く、気軽に立ち寄って購入できるとして選ばれています。また、大量仕入れにより、専門店より手頃な価格で提供されるのも、支持される要因の一つです。
■伝統文化のとらえ方
こちらの項目では、雛人形を飾るなど伝統文化に対するとらえ方について調査しました。節句祝いの意義として、「健やかな成長を祈る行事」「子供が主役の日の重要性」といった価値が大きく評価されていますが、一方で「雛人形は必須ではない」と考える層の存在も浮き彫りとなっています。予算面では5万～10万円台を中心に幅広いニーズが確認され、伝統行事に対する価値観と実際の購買行動の多様化が明らかになりました。

Q8.ぶっちゃけ雛人形は買わなくてもいいのでは？と思ったことはありますか？
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雛人形のアンケート調査：雛人形の購入意欲

《分析結果》
「雛人形は買わなくてもいいのでは？」といった問いに対して、「どちらかといえばはい」が最も多く、120名（40％）の回答が集まりました。また、「はい」と明確に否定的な回答をした方も71名（24％）に上っており、雛人形の購入を強く必要と感じていない方が全体の半数を超えているのがわかります。これは、雛人形の必要性や価値を見直す消費者が一定数いるのを示しており、近年のライフスタイルの変化や、収納スペースや価格面での負担が影響している可能性があります。

一方で、「いいえ」の73名（24％）や「どちらかといえばいいえ」の36名（12％）を合わせた36％の方は、雛人形の購入に対して肯定的です。子供の成長を祝う伝統や家族の絆を象徴するものとして、雛人形を重要視している層も依然として存在するといえるでしょう。

全体で見ると、雛人形に対する価値観は多様化しており、伝統に対する意識や実用性、家庭ごとの優先事項により意見が分かれているのがうかがえます。

Q9.ひな祭りやこどもの日の節句祝いの何に魅力を感じますか？

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115009/19/115009-19-2abe09e190dd894dda9a6fe074e8f8aa-2662x1332.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
雛人形のアンケート調査：節句の魅力

《分析結果》
ひな祭りやこどもの日などの節句祝いについて、「子供が主役である日の重要性」と答えた方が最も多く、130名（13％）に上りました。多くの方にとって、節句祝いは誕生日などと同様に、子供が中心となる特別な日と認識されています。また「子供の健やかな成長と健康を祈る行事であること」や「子供の無事や幸せを願う特別なひと時であること」にも多くの回答が集まり、大人にとっても節句行事が意義あるものと考えられているのがわかります。

「家族のイベント」としての魅力を感じるとの意見もあり、節句祝いが単に形式的なものではなく、家族で一緒に過ごす大切な時間として意識されているのを示しているといえるでしょう。「日本文化を子供に伝える良い機会であること」と考える方も多く、節句行事をきっかけに日本の伝統文化を我が子に知ってほしいといった思いがあるのがうかがえます。

Q10.雛人形に使う予定の（もしくは使った）金額を教えてください
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雛人形のアンケート調査：雛人形の購入金額

《分析結果》
雛人形に使う予定、または実際に使った金額の分布は広範囲にわたっています。「7万円～10万円未満」が最も多い54名（18％）の回答となりましたが、「5万円～7万円未満」「10万円～15万円未満」も同程度の回答数が集まっており、5万円から15万円の範囲が全体の過半数を占めています。この結果から、雛人形に比較的高い予算を設定する傾向があるといえるでしょう。

また、「20万円以上」と回答した方も一定数あり、雛人形が高価な贈り物や家族の重要な節目を象徴するアイテムとして位置付けられているのを示しています。一方で、比較的手頃な価格帯である「1万円～3万円未満」や「1万円未満」といった回答も見られました。

全体的に見ると、多くの家族が雛人形に一定の予算を設けている一方で、購入者によってはさらに高額な人形を選ぶ傾向もあり、家族の価値観や経済状況によって金額がさまざまであるのがわかります。

【株式会社ふらここについて】
株式会社ふらここは2008年に創業し、オリジナルの雛人形・五月人形やブライダル人形の製造・小売を行っています。小さくかわいい赤ちゃん顔の雛人形や五月人形を人形業界ではじめて制作したリーディングカンパニーであり、子供が生まれたばかりのお母さんの支持を得て、創業から15年間で売上高を13倍に伸ばしてきました（2024年度実績）。またメディアからの評価も高く、過去15年間のメディア掲載実績は192回に及んでいます。

メディア掲載実績：https://www.furacoco.co.jp/news/
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【会社概要】
会社名：株式会社ふらここ
代表取締役：原 英洋
所在地（本社）：〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-9-8 furacoco house
設立：2008年4月
事業内容：オリジナルブランドによる雛人形・五月人形、ブライダル人形の企画・制作、および販売
社員数：29名（2024年11月1日現在）
売上高：5.5億円（2024年9月期）
URL：コーポレートサイト https://www.furacoco.co.jp/
雛人形サイト https://www.furacoco.co.jp/hina/
五月人形サイト https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/
ブライダル人形サイト　https://www.furacoco.co.jp/bridal/
Instagram　 https://www.instagram.com/furacoco_official/

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