フリースケールのi.MX 6を、GMが次世代OnStarシステムに採用
PR TIMES / 2012年1月18日 12時4分
ネバダ州ラスベガス(2012 INTERNATIONAL CES)-2012年1月10日-自動車業界では現在、高性能、およびスマートな接続を求めるユーザのニーズにより、車載システムは変革の時期を迎えており、自動車産業の厳しい要件を満たす車載製品を提供できる半導体プロバイダにとっては大きなチャンスが広がっています。
こうしたトレンドを裏付けるように、過去15年にわたりフリースケールの半導体製品を活用してきたGMのOnStarプラットフォームが、最新アプリケーション・プロセッサに今後も引き続き採用することを発表しました。GMの革新的な次世代OnStarテレマティクス・システムのメイン・エンジンとして、フリースケールのi.MX 6Solo(アイドット・エムエックス6 ソロ)アプリケーション・プロセッサが選ばれました。
GMの選択においては、i.MX 6Soloプロセッサの先進的なセキュリティ機能が決め手となりました。自動車のネットワーク・インテリジェンス性能が高まり、車内で送受信するデータ量が飛躍的に増大するにつれ、自動車メーカーやユーザにとって、重要なデータのセキュリティ保護機能を備えたプロセッサを搭載することがますます重大になっています。
フリースケールの副社長兼マルチメディア・アプリケーション・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるベルント・リーンハルトは、次のように述べています。「フリースケールのi.MX 6Soloプロセッサが世界クラスの先進的なGM OnStarシステムで極めて重要な役割を担うことをうれしく思います。GMに選ばれたことで、世界トップの自動車メーカーが求める厳しい要件を満たし、さらにそれを上回る処理性能を実現するフリースケールのリーダーシップが証明されました。」
市場調査会社のiSuppliによると、車載インフォテイメント・システムに搭載される半導体製品の市場は、2010年の57億ドル(USD)から2016年には84億ドルにまで拡大すると見込まれています。
フリースケールのi.MX 6シリーズ・プロセッサ・ファミリは、世界中の車載市場で優れた実績を誇り、ニーズに応じて迅速に拡充を続けています。GMのOnStarがフリースケールの半導体製品を引き続き活用することも、フリースケール製品が市場で広く普及していることをはっきりと示す例証となります。シングルコア/デュアルコア/クアッドコアを揃えたi.MX 6シリーズ・プロセッサは、エントリレベルのシステムから、新次元の車載通信を実現する極めて高度なシステムに至るまで、幅広い車載インフォテイメント/テレマティクス・プラットフォームの原動力として採用されています。
フリースケールは、拡張性に優れた製品ポートフォリオ、車載処理分野での強固なリーダーシップ、ならびに長年にわたり主要な自動車メーカーに組込みインテリジェンスを提供してきた実績を備えており、これにより、フリースケールのi.MXプロセッサは、インフォテイメント/テレマティクス市場で第一候補のプロセッサとしての地位を築いています。i.MXは、世界クラスの自動車メーカー10社以上のインフォテイメント/テレマティクス・システムに採用されています。
Twitterでツイートしよう:「@Freescale's #i.MX to power next-generation @GM @OnStar systems, now delivers infotainment to 10+ top #automotive OEMs worldwide #CES」
i.MX 6Soloについて
GMの次世代OnStarシステムのプロセッサに選ばれているフリースケールのi.MX 6Soloデバイスは、最大1GHzで動作する先進的なARM Cortex-A9コアを統合しています。このプロセッサが備える優れた処理能力により、次世代車載インフォテイメント/テレマティクス・システムをはじめとして、タブレットや電子書籍端末など、各種の魅力的な車載/民生製品において、ユーザ・エクスペリエンスが大幅に向上します。i.MX 6Soloは厳しい車載市場の要件を満たすよう設計されており、メーカー各社やサプライヤは、優れた価値を最小の時間で具現化して、時代とともに変化する市場のニーズに適合するよう順応性と拡張性を備えた包括的な製品ポートフォリオを迅速に開発できるようになります。i.MXアプリケーション・プロセッサの詳細については、www.freescale.com/imxのWebサイトをご覧ください。i.MXポートフォリオのパワー・マネジメント用コンパニオンICの詳細については、http://freescale.com/analogのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、自動車用、民生用、産業用、およびネットワーキング・マーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com(英語)、またはhttp://www.freescale.co.jp/(日本語)をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
Supermicro、インテル® Xeon® 6 プロセッサー に対応する 次期 X14 サーバー製品ファミリーの予告と、アーリーアクセスプログラムを発表
共同通信PRワイヤー / 2024年4月15日 18時34分
-
中国の新エネ乗用車販売台数は2024年に1000万台を突破へ、CINNO Research予測
マイナビニュース / 2024年4月15日 6時30分
-
バレンズセミコンダクター、ソニーセミコンダクタソリューションズと協力し相互運用可能なA-PHYチップシステムのEMC試験を完了し自動車業界初の長距離センシング接続に向けて前進
PR TIMES / 2024年4月11日 12時45分
-
ASRA、NEDOによる「先端SoCチップレットの研究開発」の委託先として採択
マイナビニュース / 2024年3月29日 23時5分
-
20nmの壁を突破したコスト競争力のある次世代マイコン向けプロセスを発表
PR TIMES / 2024年3月28日 10時15分
ランキング
-
1リッチモンド、顧客満足度1位に「なっちゃう」神髄 目指さずとも…要因は"委ねる"から生まれる主体性
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 10時30分
-
2「会社の飲み会」を避ける人は大損している…飲み会は無駄という若手が知らない"お値段以上のリターン"
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時0分
-
3いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
4常識覆す「豪華すぎるマイクロバス」が登場!座席は「ほぼ全て窓側」特別仕様
乗りものニュース / 2024年4月23日 9時42分
-
5今から家買う人は知らないとマズい「耐震」の真実 過去の大地震の被害データを分析してわかること
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください