UL、消費者製品の情報を提供するグッドガイド社を買収 ~ 消費者に健康と環境に関する製品情報を最先端モバイル技術で提供 ~
PR TIMES / 2012年8月9日 16時52分
【2012年8月2日(現地時間) - 米国ジョージア州、カリフォルニア州発】 米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)のビジネスユニットであるUL Environment(環境)は、消費者製品市場において世界最大の情報会社の1つであるグッドガイド社(GoodGuide本社:カリフォルニア州サンフランシスコ)を買収したと発表しました。グッドガイド社は、消費者製品の健康、環境、社会的影響に関するサービス「GoodGuide」(http://www.goodguide.com/)を運営しています。グッドガイド社が提供する消費者製品の情報データ・プラットフォームのインターフェースにはウェブサイトとモバイル・アプリケーションがあり、製造業者や小売業者は自社製品の情報を提供できる革新的なサービスです。この結果、消費者のニーズに応え、透明性の高い総合的な製品情報の提供を実現しています。
UL Environmentのプレジデントであるサラ・グリーンスタインは、「ULは製品のバリューチェーン全体において、より健康かつ環境に配慮した製品の調達促進に取り組んでいます。今回のグッドガイド社買収により、この取組みを実現することが可能となることでしょう」と述べています。
グッドガイド社が運営するオンライン/モバイル・プラットフォームは、5,000を越える企業と175,000を超える製品の環境・健康・社会的データを即時に提供することが可能です。同プラットフォーム上では、各利用者用にカスタマイズされた検索基準に沿って、製品を検索・選択することが可能です。グッドガイド社の最先端ソフトウェアとその使い易いインターフェースが、UL Environmentの専門技術、そして製品認証サービスに統合されることで、ULの進化と革新が推進されます。これらはすべて、顧客へのより品質の高いサービス提供へと寄与するものです。
グッドガイド社の最高経営責任者であるジョージ・コンサグラは、「UL Environmentが保持する世界クラスの専門性と豊富なサービス・ポートフォリオに、我々のチーム並びにテクノロジーが加わることを楽しみにしています。今回の買収が示すものは、世界規模でサステイナビリティ(持続可能性)、環境衛生、安全の推進を責務とする市場リーダーである2社の融合です」と述べました。
【ULがグローバルに展開する5つのビジネスユニット】
■Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。
■Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。
■Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。
■Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。
■Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Knowledge Servicesと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。
【グッドガイド社(GoodGuide)の概要】
グッドガイド社(本社:米国サンフランシスコ)は、消費者が、安全かつ健康的で社会的責任に即した製品、企業を選べるよう、iPhone、アンドロイド、並びにウェブサイトを通じて、介護/家庭用化学製品や、食品、家電、衣料品、自動車に関する詳細な製品情報を提供しています(www.GoodGuide.com/)。グッドガイド社の目標は、消費者製品の情報を透明化することで、人々がより賢い買い物をできるようにすることです。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。
【ULの概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国に約9,000名の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。
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