【PPA市場拡大に伴う、分散型低圧太陽光事業強化】太陽光発電O&M最大手のスマートエナジーが、分散型低圧太陽光管理の品質向上を目的に合弁会社設立
PR TIMES / 2024年5月9日 17時15分
全国に増え続ける低圧発電所の管理品質統一を目指し、低圧太陽光O&Mに特化した合弁会社「株式会社スマートエナジーコネクテッド」を設立。
株式会社スマートエナジー(本社:東京都港区 代表取締役:大串卓矢、以下スマートエナジー)と、株式会社YKコネクション(本社:栃木県宇都宮市 代表取締役:黒澤嘉之、以下YKコネクション)の役員2名は、2024年5月1日に合弁会社「株式会社スマートエナジーコネクテッド(以下スマートエナジーコネクテッド)」を設立しました。
スマートエナジーとYKコネクションはこれまでも協力して分散型低圧発電所の運用・保守に取り組んでまいりました。PPAモデルにより今後も増え続ける低圧発電所に対して、安定的な品質でメンテナンスを提供する体制構築が必要であるという点で両社が合意し、合弁会社設立に至りました。
[画像: https://prtimes.jp/i/6241/20/resize/d6241-20-4b7a2b7ca9f46e8506fc-0.png ]
合弁会社設立の背景・目的
■PPA市場規模拡大により、急増する低圧発電所
再生可能エネルギー市場において太陽光発電の占める割合は高く、2023年度時点で約6割と言われています。2040年に向けてさらに増える見込みで、中でも近年注目される太陽光発電のPPAモデル(第三者所有の発電設備が発電した電力を需要家が利用する契約)市場は、2040年度までに約10倍以上(※富士経済調べ)に拡大する見通しです。メガソーラー等を建設するための広大な土地の確保が難しくなるなか、PPAモデルでは低圧向けの土地、住宅やビル・工場等の屋根上に太陽光発電設備を設置するため、発電出力50kW未満の低圧発電所がメインとなります。
■低圧発電所の対応数・対応品質を高める体制づくり
低圧発電所は全国に分散設置された多数の発電所を開発し、まとめてメガワット(MW)単位の発電容量を確保する「バルクスキーム」が主流のため、保有する全ての発電所を効率的に管理するのは至難の業です。こうした事業者の課題に応えるべく、太陽光O&M最大手(※)のスマートエナジーは2022年より低圧発電所のO&M(Operation & Maintenance:運営・保守)に本格参入し、現在約5,000件の低圧発電所管理を請け負っています。現在、各地の発電所管理に対応するため全国の協力会社と連携していますが、さらなる需要の高まりに答えるべく、協力会社ネットワークの一翼を担うYKコネクションとの合弁会社設立を決めました。今後も業界の垂直統合を進めることで、弊社グループとしての品質向上と管理件数拡大を進めてまいります。
※PVeye 2022年5月号『主なO&M企業』ランキングより
合弁会社スマートエナジーコネクテッドについて
スマートエナジーコネクテッドは、スマートエナジーとYKコネクションのO&M実績・技術・知見を組み合わせ、全国に高品質なO&Mサービスを提供してまいります。また、メンテナンスが義務付けられている規模の発電所だけでなく、屋根上太陽光等の発電容量が少ない設備のメンテナンスにも積極的に取り組み、健全な太陽光発電所の管理、発電事業者の利益向上、ひいては再エネ導入量の拡大に貢献していきたいと考えています。
取り組みの第一歩としては、全国拠点での安全管理や現場での技術指導を再徹底することにより、品質の安定化を図ります。
■企業概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/6241/table/20_1_b8bf9615f7de016c604e4fcea94dc5e9.jpg ]
スマートエナジーコネクテッド代表取締役 兼 YKコネクション代表取締役 黒澤嘉之氏 コメント
メガソーラーの適地不足やPPAの追い風もあり、低圧太陽光発電所は今後さらに注目され増加していきます。私たちが強みとしている低圧太陽光発電所のメンテナンスから故障時の復旧工事、ドローン診断、草刈り、パネル洗浄といったワンストップのサービスを全国のお客様に届けるため、このたびスマートエナジーとタッグを組むことになりました。今回の合弁会社設立を機に、本来の発電性能を発揮するためのメンテナンスを全国に提供し、低圧太陽光導入量の拡大に尽力する所存です。
スマートエナジー 常務執行役員 富川健太 コメント
低圧太陽光発電所のバルクスキームにおいて、管理業務の作業品質の統一と効率化は不可欠であり、その実現にはITと現場の融合が最重要であると考え動いてまいりました。ITによるバルク案件管理は、自社開発のO&M業務一元管理システム「MISORA」という解決策をすでに生み出しており既に外部提供を開始、作業品質の統一はYKコネクションとの合弁会社設立によって大きく前進すると考えています。太陽光O&M最大手企業として、今後も業界内のさまざまなパートナーとの連携を強化しながら、再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。
株式会社YKコネクション 会社概要
代表取締役:黒澤嘉之
設立:2023年
所在地:栃木県宇都宮市西川田本町2丁目6-18
事業内容:太陽光発電システムの開発・企画・施工・販売・仲介・保守・各種メンテナンス、太陽光発電による電力の販売等
HP: https://www.ykcon-co.jp/
株式会社スマートエナジー 会社概要
代表取締役:大串 卓矢
設立:2007年
所在地:東京都港区西新橋1丁目18-17
事業内容:太陽光、水力等の再生可能エネルギー電気の販売、発電施設、設備ならびに同システムの企画、設計、施工、管理、保守ならびに販売、環境ファンドへの出資の募集、その運営と対策、排出量制度の調査・コンサルティング及び事業支援
太陽光O&M実績:4,357MW(2024年2月時点、グループ合計)
HP: https://www.smart-energy.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/chikyunomikata_smartenergy/
「美しい地球をつなぐ」をミッションに、ビジネスを通して脱炭素社会の実現を目指すプロフェッショナル集団。再生可能エネルギーにおける運用・保守(O&M)、新電力事業サポート、アセットマネジメント事業、再生可能エネルギー市民ファンド組成事業、環境コンサルティング事業などを通じ、地球環境問題解決のためのソリューションを提供しています。
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