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男性の育休取得経験者の83.9%が、育休を「もう一度取得したい」

PR TIMES / 2014年6月17日 11時16分

男性の育児休暇取得に関する意識調査

2013年4月に発表された安倍政権の成長戦略では「女性の活躍推進」を柱の一つとして掲げており、結婚・出産後の女性の復職を推進するためにも2020年までに男性の育休取得率を13%にすることを目標としています。しかし男性の育休取得率は現状1.89%(※1)に留まっており、目標と大きくかい離しております。そこで株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川泰一)はこのたび、子どもを持つ全国の男性ビジネスマン497名を対象に男性の育休取得促進を目的とした「男性の育児休暇取得に関するアンケート」を実施しました。
※1:厚生労働省「雇用均等基本調査」(平成 24 年度)より



【本リリースのトピックス】
(1)男性の育休取得経験者の83.9%が、育休を「もう一度取得したい」
(2)取得経験者・未取得者共通して「職場の理解」が未だ障壁。
(3)男性の育休取得が進むことで「企業のイメージ」「少子化対策」「女性の社会進出」に好影響。
(4)育休中の自由時間、自分磨きをするなら「資格取得に向けた勉強」

●「男性の育児休暇取得に関するアンケート」の詳細
http://www.u-can.co.jp/nr140617

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(1) 男性の育休取得経験者の83.9%が、育休を「もう一度取得したい」
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 男性の育休取得経験者の方に「また子どもが生まれたら、もう一度育休を取得したいか」と聞いたところ、83.9%が「もう一度取得したい」と好意的な回答をしました。また、取得経験者、未取得者両方に「男性が育休を取得するメリット」について聞いたところ、「家族との時間が取れる」や「子どもとの絆が深まる」など家庭に関する項目については未取得者が多く回答する一方、「効率的な時間の使い方に対する意識が上がる」という項目については取得経験者22.2%に対し、未取得者16.7%と実際に育休を取得した方が多く回答する結果となりました。
  男性が育休を取得することへの評価について、取得経験者を「過去に取得した」「現在取得中」、また未取得者を「取得意向あり」「取得意向なし」の層に分けてそれぞれ聞いたところ、育休の取得意向がない層でも「あまり良いとは思わない」と回答した人は僅か10.7%と、男性の育休取得に対する反対意向は低く、好意的な結果が見られました。

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(2) 取得経験者・未取得者共通して「職場の理解」が未だ障壁。
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 次に、「育休を取得する際の障壁」について聞いてみました。まず「会社に育休を取得しやすい制度があるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人は取得経験者(71.4%)、未取得者(31.0%)と大きな違いが見られました。会社の制度面以外の障壁としては、取得経験者・未取得者共に「職場の理解が足りない」が最も多い結果となり、職場の環境に課題を感じている人が多いことが分かりました。また、育休取得経験者に「育休の取得期間」について聞いたところ、「過去に取得した」人は「1週間未満」という回答が36.8%と最も多い結果になりました。


 育休に関わる各種社会保障制度を知っているかについて聞いたところ、未取得者は取得経験者と比較すると各制度の認知度が低い結果となりました。現在取得中の層については各種制度に対する認知度がどの層よりも高い結果になっています。


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(3) 男性の育休取得が進むことで「企業のイメージ」「少子化対策」「女性の社会進出」に好影響。
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 育休の取得経験者に取得前と取得後の意識の変化について聞いたところ、「意識が上がった」と回答した項目の上位には「子育てに積極的に関わろうとする意識」(63.2%)、「家族と過ごす時間を確保しようとする意識」(61.9%)、「家族への気配りの意識」(61.4%)と家庭に関わる項目が目立ちました。
 また男性の育休取得率の向上が社会に与える影響について聞いたところ、「企業・組織・団体のイメージが良くなる」と回答した人は、取得経験者で58.4%と最も高い項目になっています。一方、未取得者から「良い影響がある」と回答があったものとしては「少子化対策」(54.8%)が最多。「女性の社会進出」(51.8%)にも多くの票が集まりました。
 男性の育休取得が進むことで、アベノミクスが掲げている成長戦略の一助に繋がる可能性が見られました。

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(4) 育休中の自由時間、自分磨きをするなら「資格取得に向けた勉強」
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 「育休取得中に1日に自由時間がどれだけあったか?」を聞いたところ、「過去に取得した」「現在取得中」ともに「1時間~2時間未満」が最多という結果になりました(それぞれ38.6%、37.7%)。
育休中の「自由時間を、自分磨きに使うならどんなことをしたいか」について聞いたところ、すべての層で「資格取得に向けた勉強」が最多で、次いで「スポーツ・エクササイズ」「資格取得以外のスキルアップに向けた勉強」に多くの票が集まりました。育休中の時間が家族との絆を深めるだけでなく、個人の成長を促すという可能性も見られました。

●詳細は下記リンクよりご覧いただけます。
http://www.u-can.co.jp/nr140617

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調査概要
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■調査方法 :インターネットリサーチ
■実施期間 :2014年5月19日(月)~2014年5月25日(日)
■調査対象 居住地:全国
     性別:男性 年齢:20代~40代
     職業:公務員、会社員(アルバイト、パートは除く)
     子ども: あり
■調査人数:497サンプル
     【内訳】
     ・育休を過去に取得した:223サンプル
     ・育休を現在取得中:106サンプル
     ・育休を取得したことがない(取得意向あり):84サンプル
     ・育休を取得したことがない(取得意向なし):84サンプル


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◆会社概要
会社名 株式会社ユーキャン
本社 東京都新宿区高田馬場4-2-38
代表者 代表取締役社長 品川泰一
設立 1954年6月
資本金 9,000万円
事業内容 ・資格、趣味、実用の通信教育講座の開講
・DVD、CD、書籍などの通信販売
Webサイト http://www.u-can.co.jp/

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