ホワイトビールの生みの親「ピエール・セリス」のアメリカ・セリス醸造所が復活!セリス・ホワイトをはじめとして日本独占契約を締結し、卸・販売を7月10日開始!!
PR TIMES / 2018年6月28日 16時1分
国内での「デリリウムカフェ」他の店舗展開やベルギービール・アメリカビール正規輸入、卸、小売、そしてベルギー子会社RIO BREWING & CO.SPRLおよび日本での醸造事業を展開するEVER BREW株式会社(東京都港区:代表取締役社長 菅原亮平)は、ホワイトビール「ヒューガルデン・ホワイト」の生みの親、故ピエール・セリス氏が生み出した「セリス・ホワイト」がこの度、アメリカ・オースティンにて復活したセリス醸造所にて醸造再開されるにあたり、これらの商品の日本における独占輸入契約を締結いたしました。7月10日より日本での販売を卸先および弊社各店舗にて開始いたします。
【商品説明】
ベルギー・ヒューガルデン村、ヒューガルデン醸造所(当時デ・クライス醸造所)の火事により経営から離れることとなった創業者の故ピエール・セリスがクラフトビール熱高まるアメリカ・テキサスのオースティンにて1992年に立ち上げたセリス・ブルワリー。ピエール・セリスがすべてをかけて生まれた「セリス・ホワイト」がこの度、娘のクリスティーヌ・セリスと孫の醸造家デイトナによって再興されたアメリカの醸造所にて醸造開始。当時のセリス・ホワイトのレシピを引き継いで醸造されたセリス・ホワイトには小麦だけでなく当時のホワイトビールにも使われたオート麦を使用。ラベルの右から2番目が当時トムシン醸造所にて働いていたころのピエール。当時の写真をもとにして描かれている。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13434/20/resize/d13434-20-721954-4.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/13434/20/resize/d13434-20-673294-6.jpg ]
【商品概要】
[画像3: https://prtimes.jp/i/13434/20/resize/d13434-20-250835-0.jpg ]
商品名 セリス・ホワイト
アルコール度数 %
内容量 355ml, 20L Pubkeg,355ml缶
原産国 アメリカ
原材料 麦芽、小麦、オート麦、ホップ、コリアンダーシード、オレンジピール
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商品名 セリス・シトラス・グランディスIPA
アルコール度数 %
内容量 355ml, 20L Pubkeg,355ml缶
原産国 アメリカ
原材料 麦芽、小麦、オート麦、ホップ
【ヒューガルデン村から始まったピエール・セリス一家3代の物語】
ヒューガルデン・ホワイトが誕生する以前、ベルギーブラバント州のヒューガルデン村の一帯では小麦を使ったビールが作られていたものの1957年にトムシン醸造所が廃業することとなり最後のホワイトビールがこの世から途絶えてしまった。
このトムシン醸造所にて働いていたこともある牛乳屋のピエール・セリスは(セリス・ホワイトのラベルにはトムシン醸造所にて働くセリスの当時のものが描かれている)ホワイトビールを懐かしがる年配の声を聴き、ヒューガルデン醸造所を立ち上げた。そこで生まれたビール「ヒューガルデン・ホワイト」はあっという間に村を飛び越えヨーロッパ中で名声を得るようになる。
[画像6: https://prtimes.jp/i/13434/20/resize/d13434-20-249391-9.jpg ]
しかし1985年ヒューガルデン醸造所が火事となり、結果的にセリスは財政的理由から醸造所を現在のアンハイザー・ブッシュ・インベヴへと手放す事となる。そこに自分が残ることをためらったセリスは次の夢を追うことにした。
ピエール・セリスは娘のクリスティーヌ・セリスと、今度はクラフトビールの広がりを見せ始めたアメリカでホワイトビールを広げようと決心したのだ。セリスは輸出先として取引があったテキサスにまだクラフトブルワリーが存在しない事もあり、テキサス州のオースティンに1992年セリス・ブルワリーを設立。そこで生まれたビールが「セリス・ホワイト」である。
ビールの評判は最高としか言いようがなかったが、醸造所は最終的にミラー社の物流参加から結果ミラー社へ売却されてしまうこととなり、ミラーも2001年セリスブルワリーを閉鎖することとなった。
その後、セリス・ホワイトはベルギーのヴァン・スティーンベルグ醸造所にて醸造が行われたが、ピエール・セリスは2011年の4月9日この世を去った。
ピエールの意志を継ぎ、2017年に娘のクリスティーヌ・セリスが孫娘のデイトナ(醸造を担当)とともにセリス・ブルワリーをテキサス・オースティンに17年ぶりに復活させた。セリス・ホワイトを当時のレシピにて醸造を開始することになったのである。
セリス氏がベルギー、ヴァン・スティーンベルグ醸造所にて醸造を始めたセリス・ホワイトと違い、このセリス・ホワイトは当時のヒューガルデンやセリス・ホワイトに使用されていたオート麦や当時のレシピを再現して現在醸造されている。
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