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フィンランドは夏場の旅行も好調 今年も大幅な増加の見込み~夏から初秋におすすめの地方都市5選!~

PR TIMES / 2018年7月20日 17時1分

フィンランドへの旅行は、オーロラやサンタクロースなどのイメージが強いため、世界的に見ても冬場のデスティネーションのイメージが根強くありましたが、その傾向は近年変わりつつあります。昨年の夏、430万人の外国人旅行者がフィンランドを訪れ、宿泊日数は、2016年から14%の増加を記録しました。フィンランドへの夏季期間中の直行便も今夏、15%座席数が増加しました。日本からの旅行者数も昨夏は、106,000人に達し、2016年から約8%の成長となりました。Visit Finlandは、今夏もこのような堅調な成長が継続すると予測しています。成長が著しい日本、中国、ロシアでは、今年も5~10%の成長が見込まれています。



このような日本で大きな成長は、夏の白夜をPRしたホワイト・ナイト・キャンペーン、そして、「暮らすように旅する」をコンセプトにした都市滞在型の商品が功を奏したものと考えられます。Business Finland内Visit Finlandユニット 日本代表の能登重好は次のように述べています。「Visit Finlandは短期的な数字のみならず長期的な戦略に従い、プロモーションを展開しています。もともとフィンランドのベストシーズンは夏です。特にタンペレを中心とする商品開発が進む西レイクランドは非常に魅力的です。古くて新しいフィンランドのライフスタイル、サウナを体験するキャンペーンでも夏を積極的にプロモーションしていきます」

今後の課題として、Business Finland内Visit Finlandユニット 局長 パーヴォ・ヴィルックネンは、通年でのフィンランド旅行業界の成長を挙げています。「夏季の旅行は10億ユーロ規模のビジネスです。今後私たちが、テーマ性を持った旅行商品やサービスをもっと拡充できれば、より多くの旅行者がフィンランドを訪れ、また、リピーター旅行者となってくれることでしょう。どの季節にもフィンランドを訪れる理由がある、ということが重要です。フィンランドは、ラップランドやヘルシンキ以外の魅力的な地域の国際的な知名度をもっと上げる必要があります。フィンランド全体での旅行者数が増加することで、本当の意味で堅固かつ健全な基盤を作ることができるのです」

<夏から初秋におすすめのレイクランド、群島エリアの都市、島々をご紹介!>

夏場に特におすすめなのが、フィンランド中東部に広がるレイクランドエリアと呼ばれる、その名のとおり無数の湖が広がるエリア、そして南西部に広がる群島エリアです。レイクランドでは、湖、森、湖畔のサウナ、サマーコテージといったまさにフィンランドらしい美しい自然と長時間沈まない太陽を楽しむことができます。群島エリアでは、特に群島をフェリーやサイクリングで移動したり、灯台のある島に滞在することもできます。フィンランドの人が長い冬の間待ち焦がれる「フィンランドの夏」をまさに体験できるのがこれらのエリアです。今回はその中でもおすすめの都市、島々を5つご紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17830/20/resize/d17830-20-382260-0.jpg ]

●中央フィンランド/ユバスキュラ(Jyväskylä)- サウナとアアルト建築を楽しむ

[画像2: https://prtimes.jp/i/17830/20/resize/d17830-20-359398-1.jpg ]

ユバスキュラは、ヘルシンキから270km北上した中央フィンランド最大の都市です。世界的に有名な建築家であるアルヴァ・アアルトが多くの時間を過ごし、最も多くのアアルトの作品がある街として知られています。さらに、ユバスキュラからローカル線で30分ほど行ったペタヤヴェシには、ユネスコ世界遺産に登録された古い教会があります。また、FIA世界ラリー選手権(WRC)の一つである、ラリー・フィンランドの開催都市としても有名です。豊かな湖と森に囲まれた中央フィンランドは、2015年に「サウナ・リージョン・オブ・ザ・ワールド」を宣言しました。毎年、7月第1週は「サウナ・リージョン・ウィーク」として、中央フィンランド内の様々なサウナでイベントが開催されます。どれだけ早くサウナを温められるかを競う、世界サウナ温め選手権や、16~20の様々なタイプのサウナを1日中はしごしながら楽しむサウナマラソンなど一風変わったイベントも開催されます。9月28日にはワールド・サウナ・フォーラムも開催され、世界中からサウナ関係者を初めとし、ウェルビーイングやデザイン関係者も一同に会します。ヘルシンキからユバスキュラまでは電車で約3時間30分です。

Visit Jyväskylä: https://visitjyvaskyla.fi/jp
Visit Central Finland : https://saunaregion.fi/
ユバスキュラ市のアアルト建築について:https://visitjyvaskyla.fi/en/alvaraalto
ペタヤヴェシの古い教会(Petäjävesi Old Church): https://www.petajavesi.fi/kirkko/index.php?lang=en
サウナ・リージョン・ウィーク:https://saunaregion.fi/program2018/
世界サウナ温め選手権: https://saunaregion.fi/saunas/saunahwc/ 
サウナマラソン: https://saunaregion.fi/saunas/sarvenpera-sauna-marathon/
ワールド・サウナ・フォーラム:http://www.worldsaunaforum.fi/

●ラハティ(Lahti)- スポーツを楽しみ、美しいコンサートホールとマナーハウスで優雅なひとときを

[画像3: https://prtimes.jp/i/17830/20/resize/d17830-20-237538-2.jpg ]

ヘルシンキから約100km北上した場所にあるラハティは、ノルディックスキーの国際大会や有名F1ドライバーであるバルテリ・ボッタスとともにデュアスロン大会を開催するなどスポーツの街として有名ですが、実は、夏の旅行先としてもおすすめの場所です。フィンランドを代表する作曲家シベリウスの名前を冠したシベリウスホール(Sibelius Hall)は、2000年に完成しました。同ホールはラハティ港のすぐそばにあり、ホールのある建物からは、美しい眺めを楽しむことができます。フィンランドの森に着想を得たという木造のホールは、フィンランドらしいシンプルな美しさの中にも曲線が巧みに用いられ、優雅さや暖かみが感じられます。木材が有機的につながったホワイエも見どころです。また、フィンランドには、マナーハウスと呼ばれる、かつて上流階級の人々が所有していたお屋敷が点在していますが、ラハティから車・タクシーで40分ほどの場所にあるウラヤルヴィ・マナーハウス(Urajärvi Manor)もその一つです。フィンランドで最も古いマナーハウスの一つであり、2016年から博物館として公開されています。建物の上品な佇まいと洗練された美しさに思わず時を忘れてしまうことでしょう。ヘルシンキからラハティまでは電車で約1時間です。

Visit Lahti: http://visitlahti.fi/en
シベリウスホール(Sibelius Hall): https://www.visitfinland.com/ja/mystay/product/guided-house-tour-in-sibelius-hall/30446/
ウラヤルヴィ・マナーハウス(Urajärvi Manor): http://book.visitlahti.fi/en/to-do/a1143075/uraj%C3%A4rvi-manor/showdetails?filter=t%3Duraj%C3%A4rv%3Bc%3D31240%2C34589

●ハメーンリンナ(Hämeenlinna)- 沈まない太陽の下でゴルフを楽しみ、中世の世界に迷い込む

[画像4: https://prtimes.jp/i/17830/20/resize/d17830-20-207584-4.jpg ]

ヘルシンキから約100km北上したハメーンリンナは、赤レンガが印象的なハメ城を中心とし、ナショナル・ランドスケープにも選ばれたヴァナヤヴェシ渓谷(Vanajavesi Valley)がある、アウランコ自然保護区(Aulanko Nature Reserve)などフィンランドらしい風景が楽しめる場所として有名です。夏のフィンランドで少しユニークな楽しみ方としておすすめしたいのが、なかなか沈まない太陽の下でのゴルフ。ハメーンリンナには、4つのゴルフ場があり、長い時間ゴルフを楽しむことができます。また、クラシック音楽ファンにとっては作曲家シベリウスの生家がある場所としても有名です。8月15日~19日にはハメ中世フェスティバル(Häme Medieval Festival)が開かれ、中世の衣装に身を包んだ人たちに出会うことができます。期間中には、マーケットが開かれ、中世音楽のコンサートや剣と盾を持っての格闘技も開催されます。ハメーンリンナから電車で約15分ほどのところには、イッタラのガラス工場や、イッタラガラス博物館があり、イッタラのガラス製品が製作される様子を見学したり、ガラス工場の歴史について知ることができます。イッタラのアウトレットでは、掘り出し物も見つけることができるかもしれません。ヘルシンキからハメーンリンナまでは、約1時間30分です。

Visit Hämeenlinna http://www.visithameenlinna.fi/en/
アウランコ自然保護区(Aulanko Nature Reserve):https://www.visitfinland.com/ja/mystay/product/aulanko-nature-reserve/13810/
ハメーンリンナでゴルフ:http://www.visithameenlinna.fi/en/finlands-golf-valley/
シベリウスの生家:https://www.visitfinland.com/ja/mystay/product/birthplace-of-jean-sibelius/40640/
ハメ中世フェスティバル(Häme Medieval Festival):https://www.keskiaikafestivaali.fi/en/program-2018
イッタラ・グラス・キャピタル(Iittala Glass Capital / Visit Lasimäki): http://www.iittalalasimaki.fi/en/visit-lasimaki

●タンペレ(Tampere)- 最古と最新のサウナ体験

[画像5: https://prtimes.jp/i/17830/20/resize/d17830-20-578907-3.jpg ]

タンペレは、フィンランドで3番目に大きな都市ですが、この街では、実はフィンランド最古のサウナと今年できたばかりの最新のサウナでまったく違う体験を楽しむことができます。カラフルな木造住宅がかわいらしいピスパラ地区には、1906年に開業したフィンランドで現存する最古の公衆サウナであるラヤポルティサウナ(Rajaportti Sauna)があります。古き良きフィンランドのサウナ文化を感じたい方にはまさにうってつけのサウナです。その反対に、今年の6月にオープンしたばかりのサウナレストラン クーマ(Kuuma)は、ウッディでモダンなデザインが目を引く、サウナとレストランが併設されている新しいタイプのデザインサウナです。水辺の近くで風に吹かれながらテラスで過ごす時間はフィンランドの夏を感じるのにぴったりです。タンペレ市は、今年の5月には、Finnish Sauna Society 、International Sauna AssociationからSauna Capitalの称号ももらいました。市内からボートで20分ピュハ湖をわたったところにあるヴィーキンサーリ島(Viikinsaari)も夏場はおすすめです。フリスビーなどのスポーツが楽しめたり、レストランやチェペルもあり、タンペレ市民の憩いの場になっています。ヘルシンキからタンペレまで電車で約2時間弱です。

Visit Tampere https://visittampere.fi/en/
ラヤポルティサウナ(Rajaportti Sauna): http://www.rajaportinsauna.fi/index.ja.php
サウナレストラン クーマ(Kuuma): https://saunaravintolakuuma.fi/
ヴィーキンサーリ島(Viikinsaari): https://visittampere.fi/en/articles/viikinsaari-a-summer-oasis-in-the-city/

●ベンクトシャール島(Bengtskär Island)、オロ島(Örö Fortress Island)- 灯台ホテルと絶景を堪能する

[画像6: https://prtimes.jp/i/17830/20/resize/d17830-20-675910-5.jpg ]

フィンランドの南西部には、大小さまざまな島が集まった群島地域と呼ばれる地域が存在します。島々には、フェリーを始め、橋がかかっているところは、サイクリングでも移動することができます。群島を眺めながらのクルーズやサイクリングは、きっと夏の間のすてきな思い出になるはずです。その中でも特におすすめなのが、ベンクトシャール島とオロ島です。ベンクトシャール島には、1906年に建てられた石造りの荘厳な灯台があります。戦時中には戦いの場となり、今でも当時の弾痕が残っているといいます。灯台は長い間荒廃していましたが1995年に再建され、現在は6月~8月末までは一般の人にも公開され、夏の間はフィンランド内外から多くの人が訪れます。灯台の一部は、カフェ、ホテル、チャペル、博物館などになっており、観光客もフィンランドらしい夏の情景を楽しめるようになっています。晴れた日の灯台から臨む絶景には思わず息を呑んでしまうことでしょう。オロ島は、長い間要塞として軍事的に使用されていた島でした。現在では、群島自然公園として独特の地形や動植物を楽しめる場所となっています。シーケールと呼ばれるキャベツに似た野草はオロではよく見かけることができます。また、渡り鳥の飛来ルートにもあたるため、バードウォッチングをしたり、希少な蝶を見ることもできます。両島には、カスナス(Kasnäs)からバスまたはフェリーで上陸できます。カスナスまでは、ヘルシンキ、トゥルクから出ているArchipelago HopOnのバスを利用するのが便利です。

ベンクトシャール島(Bengtskär Island): http://www.bengtskar.fi/english.htm
オロ島(Örö Fortress Island): https://visitoro.fi/en/
ベンクトシャール島の灯台ホテルの予約 Rosala & Bengtskär Booking Office: https://rosala.net/en/
ヘルシンキ/トゥルクからのバス予約 Archipelago HopOn https://visitkimitoon.johku.com/en_US
各島へのバス、フェリーの時刻表:https://rosala.net/en/tidtabeller/

Visit Finlandについて
Visit Finlandは、観光に関する国家機関であり、フィンランドへの海外旅行を積極的に推進しています。Visit Finlandは、旅行業界をサポートし、海外マーケットでプロダクトやサービスを開発する事業や団体を支援しています。2016年には、輸出収益における39億ユーロと同等の収益が、外国人旅行客によりもたらされました。Visit Finlandは、Business Finlandのグループ機関です。

Business Finlandは、フィンランドのイノベーション・ファンディング、貿易、投資および旅行の推進機関であり、ヘルシンキに拠点を置いています。また、フィンランド政府から100%出資を受けており、世界中の40か所の事務所で600名の専門家を擁し、フィンランド国内にも20か所の地方事務所を有しています。Business FinlandはTeam Finlandネットワークの一機関です。 www.businessfinland.com

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Visit Finlandサイト:http://www.visitfinland.com/ja/ 
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