ドルチェ&ガッバーナがミラノのHumanitas University(ウマニタス大学)へ資金援助を表明
PR TIMES / 2020年2月19日 19時15分
コロナウィルスに対する免疫システムの究明へ
ドルチェ&ガッバーナは、Alberto Mantovani(アルベルト・マントバーニ)教授とコロナウィルスSARS-CoV-2に対する免疫システムの究明を目的とした研究を支援し、Humanitas University(ウマニタス大学)へ寄付を行ったことを表明。
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ドルチェ&ガッバーナは、Alberto Mantovani(アルベルト・マントバーニ)教授とコロナウィルスSARS-CoV-2に対する免疫システムの究明を目的とした研究を支援し、Humanitas University(ウマニタス大学)へ寄付を行った。
この共同研究は、San Raffaele Vita-Salute University(サン・ラッファエレ・ビータ・サルーテ大学)のウイルス学者Elisa Vicenzi(エリザ・ビチェンチ)氏、Massimo Clementi(マッシモ・クレメンティ)氏の協力のもとに進められ、診断と治療介入法の開発のための基盤を築き、地球規模の問題の解決に貢献することを目的としている。
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抗体機能を持つ先天性免疫細胞がSARS-CoV-2コロナウイルスを認識し、感染に対する防御的役割を果たすのか?それは、患者の病状の進行および重症化の指標となり得るのか?これらの疑問の解明により、解決するための必要な基礎を作り上げることができる。例えば症状の重症化を予測し得るバイオマーカー等だ。ドルチェ&ガッバーナが資金提供し、ウマニタス大学 の科学技術部長および名誉教授であるアルベルト・マントバーニ氏が連携して行う共同研究は一刻も早い診断ツールの開発が求められている。世界保健へ役立てるため、この研究は免疫システムの研究を行うマントバーニ教授および同大学の研究室に席を置くCecilia Garlanda(チェチリア・ガルランダ)教授に率いられ、さらには、イタリアで最初にSARSの起因病原体を分離することに成功したサン・ラッファエレ・ビータ・サルーテ大学のウイルス学者、エリザ・ビチェンチ教授およびマッシモ・クレメンティ教授と共に、すべての技術と能力を結集して行われる。
また、これに加え、ウマニタス大学とPolitecnico di Milano(ミラノ工科大学)の協力のもと、医療技術の分野における革新的な学位プログラムをつくり、奨学金の援助を行う。この新しいプログラムは医師として生物医学における技術アプローチや総合的な医療スキル向上を目指すためのものだ。
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「何かをしなければならないと感じました。」Domenico Dolce(ドメニコ・ドルチェ)とStefano Gabbana(ステファノ・ガッバーナ)は語ります。「全人類を脅かすこの脅威的なウイルスと戦うために。このような時は、正しい選択をすることが求められます。そこで、私達は奨学金制度で既に協力してきたウマニタス大学こそが、卓越した技術と人間性を兼ね備えた理想的なパートナーだと考えました。ここまで大規模な悲劇に直面すると、何をしても無意味なのではないかと思うことがあります。そんな中、マントバーニ教授はあるアフリカの話を教えてくれました。それは、森林火災の時にあらゆる動物が森から逃げだす中、ハチドリだけが火を消そうと森へと水を運んでいた、というものです。そこで私たちは、どんな時であってもとにかく行動を起こすことが重要だと考えました。たとえ小さな行動でも大きな意味を持つことがあるのです。科学技術研究を支援することは私たちの道義的義務です。私たちの貢献がこの大きな問題の解決に少しでも役立つことを願って止みません。」
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ドルチェ&ガッバーナの支援によってミラノの2つの大きな機関に加え、イタリアの卓越した中央研究所であり、常に最前線に立つ国立ローマ感染症研究所Lazzaro Spallanzani(ラザーロ・スパランツァーニ)も協力しながら、この世界的な緊急事態においてすべての人々の健康に貢献すべく、その道徳的な意義においても互いに関与しながら科学技術研究が進められている。
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