仮説。双葉こそ、未来。『F-Discover Lab』始動。
PR TIMES / 2024年11月18日 9時15分
福島で新たな学びと探究を提供するプラットフォーム『F-DiscoverLab』
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=NjmjmrRsYss ]
一般社団法人双葉郡地域観光研究協会(通称:F-ATRAs、本社:福島県双葉町、代表理事:山根辰洋)は、福島での新たな学びと探求のプラットフォーム『F-DiscoverLab』を立ち上げました。
これは、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故を経験した双葉地域における学び(経験)と探求の機会を提供することを目的に構築されたウェブサイト(https://f-discover.com/)及びデジタルマップ(https://stroly.com/viewer/1717120166)です。
このサイトやマップを通じて、福島県沿岸地域の企業・団体と接続をした様々な学習・探求機会の提供を行なっていきます。
『F-DiscoverLab』に込めた想い
『双葉町にあった人々の営みや文化を少しでも多く再生し、未来へ繋げていく。』
福島県沿岸地域で観光振興に取り組むF-ATRAsの根幹にはこの想いが強くあります。このF-DiscoverLabは、原子力災害からの社会再生を目指すために不可欠な、地域にある、見えづらいけどとても尊い営みや文化、経験を可視化し、地域に関わる全ての人と共有することを通じて、双葉、福島、そして日本の未来を探求しようという試みです。
『F-DiscoverLab』学び・探求プラットフォームの特徴
F-DiscoverLabを通じて、以下、3つの体験デザインを提供しています。
1.パッケージ型の視察・研修プログラム
2.パッケージ型をベースとしたカスタマイズプログラム
3.視察事前のオンラインや現地体験などを一から構築するフルカスタマイズプログラム
この中でも完全なフルカスタマイズでの商品提供が特徴的であり、企業の新事業開発や大学の中長期フィールドワークの設計などといった現地滞在の細かな企画にも対応しています。
地域資源を可視化するデジタルマップを提供
F-DiscoverLabのもう一つの大きな特徴は『地域資源を可視化するデジタルマップ』です。これは、原子力災害によって見えづらくなってしまっているストーリーや地域資源を可視化し、その営みから体験・発見をしてもらえるような内容となっています。ツアーガイド時に使用するほか、カスタマイズされた探求プログラムやオンラインでの事前学習などで活用ができます。
『F-DiscoverLab』サービスの展開方法
個人向けサービスについては、JTB BokunといったOTAを通じてサービス提供を行います。この度サイトリリースを記念して特別なガイド体験を提供しています。2024年11月30日にガイドツアーを開催しますので、ぜひこの機会に双葉での学び体験をしていただけたら幸いです。
F-Discover OneDay Tour:11月30日ツアー申し込みはこちら ※別サイトが立ち上がります
企業・大学等団体様向けサービスについては、F-DiscoverLabサイト内のお問い合わせよりご連絡をください。
お問い合わせフォーム:https://f-discover.com/contact/
今後の展望
F-ATRAsは2024年11月7日で創業5年を迎えました。創業当時、未だ帰還困難区域であった双葉町に法人登記し、観光・誘客を行うということはまだ多くの人には想像ができないタイミングでしたが、地域の再生が進み、ポジティブな発信が必要な時が必ずくると信じ事業を開始したことを思い出します。5年経ち、ビジョンに共感してくれた仲間も増え、これからがようやく地域再生と法人発展のスタートだと感じております。
ありがたくも、国内外の企業・大学からもお声がけをいただく機会も増え、グローバルな事業展開も見据えられるようになってきました。
そんなタイミングでローンチすることができた『F-DiscoverLab』を通じて、多くの方と地域や日本の未来を探究できたらと思っています。
代表メッセージ
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73147/20/73147-20-7288c13c329317957d288829acc85ddd-660x660.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
代表理事 山根辰洋
[一般社団法人双葉郡地域観光研究協会/代表理事 山根 辰洋]2011年3月11日。震災と原発事故は、社会の脆さと己の無知、そして都市に生まれ育った自分が地域の破壊に加担した一人だったのではないかという問いを、私に突きつけました。そんな問いを抱きながら、支援者として双葉町に来た私は、双葉町にある何千という営みや文化、人々の生き様に触れ、いつしかこの町に支えられ、成長をさせてもらい、生き方を学ばせてもらっていることに気がつきました。
そんな自分の経験から、この場所には、人を成長させ、よりよい未来へ導くパワーがあると確信しています。これまでとそしてこれからも続く双葉町での探求の旅に、多くの方に参加してもらえたらと思っています。
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